＃きょうのコピー157日目

#今日のコピーでも何回かご紹介した宝島社が、また新聞広告で新たな広告を公開しました！これまでご紹介したコピーはコチラ。

今回は見開き１ページで、コロナに関連したインパクト大なコピーです。

ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。

政治を批判した意見広告的なコピーですね。ボディーコピーもなかなか力強いです。

私たちは騙されている。この一年は、いったい何だったのか。いつまで自粛すればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。

ごちゃごちゃ言い訳するな。無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

かなり批判的というか、風刺の効いたコピーとボディーコピーですよね。
これまでの宝島社の広告も、かなりインパクトが強かったですが今回は群を抜いていると思います。

グラフィックも、戦時中の竹槍での戦いに乗じてコロナが大きく使用されています。

見方によっては、日の丸に見えなくもありません。ここも風刺が効いていると思います。

政治家の方々も敏感に反応されていますね。それだけ話題性が大きかったということかと思います。

いま政府がやるべきことは、「ワクチン迅速接種」、「大規模検査」、「十分な補償」の３本柱でコロナ封じ込めをはかりつつ、命を救うための医療機関への支援、そしてコロナ対策の障害になっている五輪パラ中止を決断することです。https://t.co/99icE3hzoM

— 志位和夫 (@shiikazuo) May 11, 2021

「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される」「この一年は、いったい何だったのか」「無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか」「今こそ、怒りの声をあげるべきだ」 https://t.co/7uBPyAIXyv

— 小沢一郎（事務所） (@ozawa_jimusho) May 11, 2021

SNSでは解釈をめぐり、批判的な意見もありますが、そこも折り込み済で設計されている広告だと思います。

おしまい
書いた人：和田裕史