ご飯食べに行こう

私の作るカレーはそこそこおいしいです。

ですが娘たちに言わせれば、学校給食のカレーはその何倍もおいしいのだそう。お母さん普通に負けてるからね、だって。

そうですか。嬉しいことです。

カレーではなかったですが、一度給食を試食させてもらったことがありますが確かにどれもおいしかった。
私が小学生時代、学校の給食をおいしいと思った記憶は一ミリもないし
さらにおいしく給食をいただけているのは健康な体があってこそだし
何よりも一緒に食べる同級生たちとの時間が楽しいんだということに違いありません。
親として、本当にありがたいという言葉に尽きます。

よくいわれているフレーズではありますが
何を食べるかも大切だけれど、それよりもっと大事なのは誰と食べるか。
本当は、大好きな食べ物ほど家族に隠れて
ひっそりひとりで食べる方が好きだっだりしますが(極悪)

「ご飯食べに行こう」は私にとって最上の誘い文句です。

文字どおり、食事に行くわけなのですが
そのご飯を食べに行くことにまつわる全て
たとえば待ち合わせまでの時間や
お店を選んだりメニュー見ながらああだこうだ言ったりだとか
店員が誰に似てるとか似てないとか
懐かしいあの子はどうしてるとか

そんな時間を一緒に過ごしてください。
という気持ちで大好きなひとをご飯にお誘いします。

なので私の「ご飯行こう」は
舌で感じる”極上”という味覚も欲しいけれど
好きな人と一緒に過ごすその数時間のあたたかな記憶
後からでも思い出し笑いをしてしまうような
仕事やだけど明日からまたぼちぼち頑張るか、と思えるような
五感以外の心で掴む感情や想い出が欲しくて。

週末はあの子にラインしてみようかな。

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