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LINEイラストチームってどんなとこ?上長にインタビューしてみた

こんにちは!イラストチームでディレクターをしているIです。前回、「イラストディレクターだけど、コピーのお話してみる」という記事を書かせていただきました:)

LINEスタンプや社内の広報物などイラストに関する全般を担う【イラストチーム】。2015年の立ち上げから今年で9年目になりました。長く働く人が多いのもチームの特徴です。私も入ってきて1年半ですがまだまだ知りたいことがたくさん!

今回はそんなイラストチームについて制作パートの上長・浦屋さんにインタビューしてみました。


上長ってどんな人?チームはどんな雰囲気?

ーさっそく自己紹介をお願いします!

浦屋 ) LINE Fukuokaに入社して今年で9年目の浦屋です。私は前職からLINEの制作部署にはおりまして、最初はLINE プレイのかわいい服やアイテムなど制作していました。ある日、イラストチームの立ち上げ&LINEスタンプの制作をしてほしいと言われて異動。そこからずっとLINEスタンプの制作に関わっています。なので前職から考えると10年ちょっとは関わっている感じになりますね。

ーイラストチームの立ち上げメンバーでもあるのですね。
 チームの雰囲気はどうでしたか?

浦屋 ) LINEスタンプ制作の即戦力になればとLINE Fukuokaに入社したのですが、その当時はまだチームが立ち上がったばかりで、メンバーも数人しかおらず、こちらは制作を担い、東京側のディレクターと一緒に仕事をしていました。

チームのミッションとしては、まず仲間探しからでした。イラストと言っても、LINEスタンプだけで様々なテイストがありますし、他にも着せかえやLINE Cameraのフレームなど本当に多岐にわたる案件に関わるので、いろんなサービスのテイストにマッチする方を求めて採用募集してました。
結果、WEB・印刷・ゲーム・TVアニメなど各ジャンルの経験、実力のある方々に入社いただき、それぞれメンバーの持っている特性と相性の良い案件にアサイン出来ている感じです。それぞれ違う畑から来ているので、技術的にも刺激し合い、互いに学び合って成長している感じもありますね。

そんなこんなで気づけば20人もの仲間が増えていました。

ーチームにいるのはどんな人たちですか?

浦屋 ) みんな素敵なスキルを持ったメンバーたちですが、業務に入れば職人的なところもありますし、穏やかでもありますし、謙虚な感じですね。サラッと素敵なイラストを描いて「そんな凄いことなんて1つもやってないですよ。普通です」みたいな雰囲気は出していますが、どうやって作っているのかよくよく聞いてみると、「へぇ~~!」「はぁ~~!」「なるほどぉ~~!」の連続です。

小さい頃から絵を描くことが好きだったみんなが大人になってもそれを続けている。"好き"の延長というか…でもそれが誰かに感動を与えたり、誰かのためになるのでLINE Fukuokaのイラストレーターとしての仕事っていいなぁと思いますね。

そうそうMr.Children 【彩り】という曲の特に好きな歌詞を載せておきます。

『僕のした単純作業がこの世界を回り回って
 まだ出会ってもない人の笑い声を作ってゆく
 そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑』

Mr.Children 【彩り】

ーまさに今の仕事を表していますね(しみじみ)

浦屋 ) チームの雰囲気でいくと、体調を崩したメンバーがいれば「おだいじに」のスタンプを送りあったり困っているメンバーがいたら、そっと声をかけたり互いを想いやる良いチームなので、そこも素敵です。制作物を讃えあうのも良い点ですね。

あとチーム立ち上げの時はいなかったですが、今イラストチームにはディレクターもいます。東京側から業務の移管をきっかけにLINEのイラストチームにディレクターを迎え入れたのは2019年ぐらいのこと。意図としてはイラストレーターとディレクターが同じチームになることでより密に連携できるということでした。


柔軟な働き方にも注目

ーコロナがきっかけで働き方も大きく変化しましたよね。どんな感じになったか教えて欲しいです!

浦屋 ) 基本的にリモートワークで仕事しています。必要あればたまに出社する感じです。私たちのチームは家の方が仕事にも集中できるという声が多いですね。今となってはZOOMを使って先方や東京側ともお話しできますし。ZOOMで共有した制作画面を複数人で一緒に見て、意見を出し合いながら作業も出来ますし。あと人の目を気にせずに、アニメーションの動きも自分自身で演じてテストできます。笑


LINEスタンプのトレンド変化について

ー私たちイラストチームが携わる1つ【LINEスタンプ】。どのように変化してきたなぁと感じますか?

浦屋 ) 世の中にあるトレンドと同じように、スタンプもいろんな流れがありました。テイストでしたら、水彩・パステル・シティポップ・手描きのゆるい感じなどさまざま。

絵的なものだけでなく、スタンプはコミュニケーションで使うものであるので言葉もネット上や若い女子、アイドルファンの方々などの間で流行りだしたモノがどんどん入ってきました。

以前は「www」や「ぴえん」、「尊い」などはなかったので。コミュニケーションで必要な挨拶など言葉の種類は昔も今も変わらないですが言い方の変化はいろいろあるように思います。面白いです。

スタンプの構成内容も、需要などを分析するなどしてたくさん変化してきましたね。サービス初期は「OK」があれば「NO」も絶対必要というのもありましたが、拒否などネガティブなものをユーザーは日頃あまり使わないのでは?という流れもあったりで「NO」はラインナップに入れることをマストにまではしなくなったりしましたね。そして、ネガティブはそんなに使わないと言われていたと思えば面白く表現したネガティブは需要もあるという流れも。そんなLINEスタンプが面白いなと感じます!

時代の流れにそってLINEスタンプもイラストチームも、変化を続けていかねばですね。


さいごに、どんなチームにしていきたいですか?

浦屋 ) 量産をして満足するのではなく、イラストレーター、ディレクターが一致団結して"代表作"といえるようなモノつくっていきたいです。もちろんユーザーニーズがあるのか考えることや、定性的・定量的な思考も大切。

とはいえ"愉しみながら"あれこれ挑戦していきたいです。

版権モノを取り扱っているので新しいテイストや可愛らしくアレンジするなどそういったことにもどんどん挑戦できる環境ですし、無限大の可能性があると考えています!

また、チームの一員として個人的に大切にしていることは相手の意見・能力を尊重すること。そうではないと連携は成立しないのでそんな雰囲気を守っていきたいですね。

この最高のチームで最高なモノをたくさん世の中に送り出していきたいです!

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