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コミュニケーションの技術


“コミュニケーション” というタイトルに
“結界” を示す 鳥居の写真。
(和多津美神社さんのHPより)

いったいどんな繋がりがあるんだろう?…
と 疑問や違和感を感じられた (かもしれない)
勘のいい そこのアナタ

あなたのような 感覚の鋭い方たちには特に
ぜひ 読んでいただきたい記事です。
少しお時間をくださいませんか?……


*****


この記事は 以前
外国に留学に行く人たちに向けて書いた文章を
元にしているけど、
その頃に比べ 今は日本の国内事情が
かなり変わってきている。

後述するけど
ここ最近 立て続けに不愉快な
看過かんかできない事件の情報』に接して、
これは広く周知されるべきだと思ったので
シェアしたい。

いずれもショッキングなニュースで
「こんなことが我が物顔で行われているのか…」と
絶望的な気持ちにもなるけど、
ここであきらめて
黙ってしまってはいけない、と感じる。

これは本当に とても深刻で、
私たちが意識しなければならない
大切なことだと思うから。


*****


自分の意見や 感じたことを
表現することが苦手なのが、
一般的な日本人。

〈控えめで 謙虚であること〉
が美徳とされる文化だからこその特徴で、

『謙虚さの美徳』という感性は 
世界の ほかの文化圏にもあるのだけど

国単位、民族単位で実践できているのは
ほぼ日本人だけかもしれない…
という事実。

昔と違って、今は
あらゆる境界線がボーダーレス化している。

インターネットは家に居ながらにして
世界中の国境ボーダーを越えて
情報や映像を
リアルタイムで 手に入れられる。 

サイバー空間だけでなく 
物理的な 
人やモノの行き来だって、
昔と比べたら
ボーダーレス化していると言える。

ゆえに

好むと好まざるとに関わらず
たとえ自分自身が国から出なくても

今までは 関わることなく済んでいた
外国から来た人々や、 
それに関連した事態にも
はち合わせたり、
巻き込まれたりすることが
増えて行っている。

そういう時 
ほんとうは

ここは日本なのだから
訪問者である相手側(外国人)の方が
こちらの言語日本語でコミュニケートするようにして
せめて 
挨拶や、簡単な単語くらいは 
覚えようと努力するべきなのだけれど、

上記の通り
民族単位で謙虚なのは
世界じゅうで、ほぼ日本人くらいです。
(もちろん全員がそうではないですが)

だから多くの場合
やっぱりこちらが
「そうだよね、日本語きっと難しいよね。 
じゃあ私ががんばって、あなたにエイゴで話してみるね」
ということになるんだと思うのよ、
現実的な話として。

個人的には「日本では日本語対応のみ」でも
良いと思っているんですけどね。

(イタリアでも フランスでも 
その国の言語だけで応対している場所って、
普通にあった。両方とも観光大国だけど)

でも実際問題、
たとえ言葉が通じなくても
身振り手振りでなんとかなることも多いのが 
地球人同士。

まじめに日本語を勉強している外国人だって
増えてきているし、
通訳ソフトやアプリも日進月歩しているわけだし

言葉の問題そのものは、
実は大して大きなものではないと思う。

私は コミュニケーションというのは
〈言葉〉そのものよりも
〈意思〉の疎通そつうのほうが、数倍大切だと考えている。

「嬉しい」という言葉 (外国語の単語) は知らなくても
笑顔で喜んで飛び跳ねて見せれば、
あぁこの人は嬉しいんだ って
相手に伝わる。 
コミュニケーションて そういうことだと思う。

これは自戒も込めているのだけど

ありがたいとか 
嬉しいとか
ポジティブなコミュニケーションは 
別にいい。

でも逆に
腹立たしく感じて 相手に怒っているときや、
何かをやめてほしいとき

日本人同士でするときのように
むっつりと黙り込んでも、
外国人の相手に それは伝わらない。

文化的背景が違う ということは、
「自分の普段のやり方では、
伝えることが基本、不可能」
なんだってことを踏まえて、
コミュニケーションにかからないといけない。

怒ってるなら、
それを相手に分からせるために
大きな声で抗議するっていう〈演技〉も、
それがいちばん効果的であるなら、そうすべき。

「そんなことをしたくない」
「恥ずかしい」
という自分のスタイルにこだわって
意思が伝わらないんじゃ、
意味がない。

日本人は冷静で、
感情コントロールもできるからこそ
〈コミュニケーションテクニック〉を
使うべきだと思う。

たとえば小さい子供に
大人への普通の話し方で話したって 
伝わらないでしょ、
彼らに理解できる話し方で伝えないと。 

Non-Japaneseの人にしたって、同じこと。 

大人文化と 子供文化が違うように
日本文化と 諸外国の文化は
ぜんぜん違うんだから、
彼らに理解できるやり方で伝えないと、
伝わらないことは多い。

日本文化にたいして興味がなく
勉強しようとすら思っていない
外国人に対しては、特に。

怒っているなら 
何も言わないで沈黙を保つより、
怒った表情で
怒った口調と声量で、
身振り手振りも
彼らに分かる言語(やり方)を使って話したら

きっと ちゃんと伝わって、
それなりの反応をもらえるよ。

そうやって 
「私は何に怒って、何を喜ぶのか」について
明確に人に示して、

自分という人間をある程度 
分かってもらえたなら、

そのなかで 
真に親密になった人、
真に親密になりたい人だけに、
「実は自分は、こういう怒りの表し方は、本来しない人間なんだ」 

本当の自分の姿を少しずつ、知って行ってもらえば良い。 

本当の自分を知ってもらいたい人なんて
不特定多数じゃなく ほんの一握りの、
大切な人たちだけでしょう?

ちょっと例えが唐突で
若干違うかも知れないけど、
むかし 
日本代表の試合のあと
「自分達のサッカーが出来なかった」から
負けてしまった、とコメントする選手に

「相手は敵だぞ? 敵がなんで
“自分達のサッカー” をやらせてくれると思った?」 
と疑問に思ったんだけど、

同じように感じたことがある人なら
私が言いたいことは分かってもらえると思う。

あの場で貴方たちがしたかったことは何なの?
〈自分たちのサッカー〉? 
〈試合に勝つこと〉じゃなくて?
試合中ずっと
何に「こだわっていた」せいで
ああいう結果になったのか、教えてもらえる?

自分のスタイルに固執するがあまり 
本質的な意思を伝えられず
まともに対峙できない状態と、

相手に分かるように きちんと
こちらの意思を伝えた上で、
真っ向から対峙できる状況を作りだすこと 

このふたつの差は
とても大きいものだと思うんだよね……

同じように
特に外国人相手の場合は
『大人な態度』を 
こちらが一方的に保つばかりじゃなくて

もし 不快なことを言われたり 
されたりしたら

きっちりとそれに言い返したり 
報復とまでは言わないけど 
そのことに対しての きちんとした反応は
何かしら態度で示しておくことも、
重要なコミュニケーションテクニックのひとつになる。

やり返すことは 
テニスの玉を打ち返すようなもので

返されて初めて 相手はこちらを 
対等な立場の人間とみなす。
(ラリーが成立してるから)

いついかなる時も ただ大人しく 無反応で
何をしても やり返してこない人間のことは
対等ではなく 
じぶんより下にみる。

こいつは相手にならない、
この人間に構うことはない、
考慮する必要はない と判断する。

彼らは日本人とは 育ってきた文化が違うから。

他文化圏の人間に
もし不愉快なことをされたら、
出来るだけ品よく、手短に 
けれど 
少しキツめに やり返すことが出来たら、
それ以上その人物から嫌な目に遭わされることは 
なくなると思う。

相手任せじゃだめ、
自分の力でちゃんと 自分の意思を持って
向き合うこと。

たとえそれをしたからといって 
あなたの品位が落ちるわけでも
あなたが あなた以外の別の人間にならなければいけないわけでもない。

単に〈コミュニケーションの技術〉のひとつ。

必要に応じて、
便利に使えばいいだけだよ。


*****


…以上、もともとは 
これから外国暮らしに臨む人たちに
「留学先で頑張ってね」というつもりで書いた
この記事(の改訂版)を、
今回挙げようと思った動機について。


先日来 ネット上で、このような事件の数々を見て
かなり衝撃を受けたから。↓


① 京都 八坂神社で

② 東京 靖國神社で

③ 長崎 対馬の 和多津美神社で



(これらの事件、TVや紙媒体でもちゃんと
報道されてるのかな?
万一知らない人達のために、包括的な概要がわかる様に
なるべく実際の映像・画像・その後や周辺の情報付きで
まとめてあるサイトを探して貼りました。
でも、どうかご自分自身でも 
これらの出来事の詳細を調べてみてください。
今後の続報も。
どの事件もまだ、解決してはいないので…)


これらの証拠動画付きの 神聖な場所での行為はどれも
明らかな犯罪だけど

多くの 一般的な訪日外国人の
ふるまいや態度の中には、
悪気無く、間違えてやってしまう過失もある。

日本人が外国へ行っても やはり
不慣れだったり、勉強不足だったりで
悪意が無くても
そういう失敗をすることがあるように。

でも それなら尚更
そういう間違いに気づいた時には、
こちらがきちんと
「それは違うよ」という反応をして、
教えてあげなければいけない時もあるのでは?
と思う。

少なくとも日本国内で 
正しい日本文化について教えられるのは、
私たち日本人しかいない。

外国人ガイドが
間違った知識を教えている事もあるだろうし…

彼らの、
気になる行動の全てに
いちいち反応する必要はないけど、

「それはちょっと見過ごすことが出来ない」
というものについては

相手が外人だろうと 
日本人(子供含む) だろうと、
声を出して注意して行かないと
どんどん無法地帯が広がって行き
次々に〈大切なもの〉が
壊されていく気がする。

ご近所コミュニティや社会全体への警戒もそうだけど
特に神社やお寺など 
歴史的に大切な、神聖な場所は 
本気で守らないと…

実際の彼らの行動の様子が
その場にいなかった人にもわかりやすく伝わる
という点において

その非常識な人に注意するときは
やはり証拠となる映像を記録しておくことは
重要で、

SNS等による情報拡散も、
自分のセキュリティの為にも
防犯上 やった方がいいと思う。
(“人目がある” 方が安全だから)

そうやって
独りで抱え込むのではなく
多くの人と情報を共有して、
アドバイスやサポートなどの協力を得やすくすれば、
心強さも感じられる。

なんで迷惑をかけられているこちらが
こんな面倒と
リスクを負わなければいけないのか、

全くもって理不尽なのは確かだけど、
そう言って これまで放置してきた結果が
今のコレだし、
そこは害獣駆除と同じというか…

日本は日本人のための国。
一万年以上前から少しずつ
文化を築き 磨き上げて この国をかたち造ってきた。

その私たちの文化を 尊重せずに壊そうとする
不良外国人や
似非日本人は、排斥されても仕方がない。

そんなのは至極しごく当たり前のこと。

自分が我儘わがままに振る舞えない事に腹を立てて
「差別だ!」「日本人に差別された!」と
門違かどちがいに騒いでも無駄。

郷に入れば郷に従うべきなのは、
世界共通の〈知性ある人間の常識〉。

私も外国に住んでいた時は、そうしていた。
その国の文化、人々、社会を尊重し、
彼らのやり方に従っていた。

きっと だからこそ
彼らにも受け入れてもらえていた。

彼らの間に入って
さまざまな 日本とは違った価値観を知り、
その異文化体験は
私という人間の幅を広げてくれた。

日本文化、日本社会の変化は
日本人自らがそう望んだり、
そうした方がいい と判断した時に
日本人の手によって
しかるべきかたちでなされる。

外国人が 自分達の利便性を理由に
強制するべきものじゃない。

参考としての願望や、
日本全体にとって
有益なアドバイスとしての提案なら、
聞く価値はあるけどね。

たぶんいま 真剣に
正念場の時期に来てると思う。
日本人のみなさん、
今までと同じことしてると状況はもっと悪くなる。
逃げてる場合じゃないよ。

ちゃんとしっかり守らないと
ここも
移民に荒らされまくっている
今のヨーロッパみたいになる。

大きな観光地だけでなく
ご近所のお寺や神社などでも、
行った時には 周りをよく見るようにして
変なことをしている人がいないか
注意していきましょう。

参拝客に混じって 神社の建物に油のような液体を撒いたり
ほかの人の絵馬に日本への悪口を落書きしたり
お地蔵さまを壊したり
田舎の小さなお社が 焼失したりしている事実など
過去にあったことや、いま起きていることも
ご自分の手で ちゃんと調べて、認識しておいて。

行政や警察、担当省庁に
声を届けたり、
政治家達に“仕事”をさせたり、
逆に
有害な人は選挙で落としたりも含めて。

(和多津美神社は 助けを求めて
長崎県に相談しても、放置されているらしい。
「宗教法人は行政の支援が難しいから」
だそうだけど、
だからといって外国人に好き勝手させるのは
おかしいよ😡)

そして、これ大事。↓

もし外国人に注意した時に
「差別だ!」とか「差別するな!」などと
わけのわからない文句を言われたら

とりあえず同じように
「そっちこそ日本人を差別するな!」
と〈怒って見せて〉、言い返そ♪

もちろん日本語で言えばいい。
日本で 日本人が 日本語で話すことの
どこに問題があるでしょう。

非常識な相手が言う言葉になんか
ひるんじゃだめ。

日本は、日本人が住みやすい国であることが
絶対的に正しいことだもの。
誰に何を言われようが 恐れる必要なんてない。

『日本では 日本文化が
最優先で尊重され、守られるべきもの』

この国に滞在する外国人は
旅行でも 留学でも 
仕事でも 生活(結婚等)でも、

そして 一部の変な日本人達にも同様に

それを共通認識として
持っておいていただきたいところです。

でしょ?


*****


ということで今回は
日本人と日本の文化 応援記事でした🇯🇵

負けるもんか✨
ちゃんと守るぞ✨
という意識をどうか、
周りの方達にも広めていただきたい と願います。


ご紹介した事件の、それぞれの被害者神社さんのHP。
応援したいと思われる方々へ。


↓2019年に書かれた記事。問題が以前から続いていることが解る。


三つの場所のうち、日本本土から極端にアクセスしづらい
対馬の神社群の被害が、ことに懸念されます…
神さまも みなさまも どうかご無事でありますように🙏



🌟
ついでに、思い出したので書いておきますね。

東京のどこかのお店 (たしか飲食店) で
『Japanese only』
とだけ書いた紙を表示していて、
それを見た外国人観光客に
「差別的」と非難されていた話を聞いた時、
正直 これは言われても仕方ないのでは…
と思った。

お店のスタッフが日本語しか話せない
ということだったらしいのだけど、
それなら 文の最初
『We speak』とか
『Please speak』などの言葉を
たったひとこと、
つけ加えておけばいいのにね…


🌟
それと、もし①の事件のイギリス人みたいに
自分達がやらかした事から
逃げたり、責任をごまかす為に
「Do you speak English?」などと言ってきた時には、
動じずに 落ち着いた態度で 
「Where are you now?」って聞いてあげて。
わざと嫌味ったらしく、一語一語ゆっくりと言うのもイイかも。
そしてその後すぐに 日本語
「ここ日本ですよね? 日本語で話しなさいよ。
日本語ワカリマスカ?」って、
正面から目を見て 堂々と言ってあげて。

こういう手合いには
もし英語がわかっていても、英語で話しちゃだめ。
わからないフリして、日本語だけで押し通すのが正解。

こちらが外国語(英語含む) がわからないと思ったら
あちらは その場で 
母国語などで本音を言ったりするから、
それ全部、知らん顔して記録(録画)しておきましょ😉


🌟
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書いたものに対するみなさまからの評価として、謹んで拝受致します。 わりと真面目に日々の食事とワイン代・・・ 美味しいワイン、どうもありがとうございます♡