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「君との指切り」詩―炭酸刺繡 盛夏編企画応募

魂は 響きあう歌声となり
炭酸の泡のように
はじけながら 舞いあがり
深く心に 刻まれる

カゲロウの恋は
はかなくて
泡のように フッと
きえてしまう

それでも 終わりの見えない
幸せごっこの遊びに 疲れはてて
ぬるいサイダーの海に
浮かんで 水平線の
入道雲を仰ぎ見る

幸せの重さを
知りたいと 
天の 女神に問いかけるが
自分の 心の中で探せと
冷たく 撥ねつけられる

止まったままの カレンダー
枯れ始めた 恋の花
心に映る 影法師は
空から降りてきた 運命の
予兆なのか・・・・

青く輝く光りになった君と
もう一度 指切りをするために 
運命が 手渡してくれた 
ガラスの翼で 飛んでいく

藤家 秋さん企画の炭酸刺繡|盛夏編に
再度 参加させていただきました。
藤家様どうぞよろしくお願いいたします。

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