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お子さんに「障害」「苦手さ」を伝えるのは段階やタイミング、関わる大人の考え方などが大切な話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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親御さんや支援者の中で、定期的に議論になる

「お子さんに障害のことをいつ伝えるか」

という話があります

多くの方が疑問に思うことで、頭を抱えることです

これはとても難しい問題なのです。なぜなら、正解がない問題だからです

しかし、なんの知識も技術も経験もない大人が「あなたは~障害があるから」なんて聞きかじった知識でお子さんに伝え、今までの支援を台無しにしてしまうという話も私の耳に入ってきます

私の経験上、伝えるにしろ、伝えないにしろ、必要な段階やタイミング、関わる大人が持っていないといけない考え方はあると思っています

今回はそれを記述していきたいと思います


〇「障害」=「苦手さ」という考え 違いはあるけどそれは同じ土俵の上にあるということ


私は以前児童発達支援センターに勤め、保育園のお子さんと交流をしていました

その際、センターのお子さんに対して、保育園のお子さんが疑問を持つことがとても多かったのです

なんで絵本時間に走っているのか

なんでいつも跳ねているのか

なんで突然笑いだすのか

なんで突然泣き出すのか

なんで野菜が食べられないのか

疑問は様々です。本当に正直な疑問だと思います

この疑問に誠実に、取り繕わずに説明する必要がありました

なので私は他のお子さんに「この子」のことを説明するときには、どんなに時間がなくても、丁寧にわかりやすく伝えることを心がけていました

例えば、突然笑いだしてしまうお子さんの「特性」や「障害」を説明するとき(Aくんとする)

・A君面白いことがあったことをふと思い出して笑っているのかもしれないね。B君もそういう時ある?

・面白い気持ちになった時にAくんは我慢するのが「苦手」みたい

・ちょっとA君に「なんで笑ってるのか」聞いてみようか

等、そういった形でA君のことを知ってもらえるように言葉をかけていました

お子さんには「障害」という言葉ではなく「苦手さ」という言葉で伝えていました

なぜなら、それが「この子」の行動と「あの子」の行動をつなげる「共通の言葉」だからです

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