アボリジニ物語 パート3(アボリジニの故郷バカラティーニ星)
これ以降は時間旅行の中での出会った方々の記述です。( )内は注釈的意味で書き加えました。
1 アボリジニの故郷バカラティーニ星(豊かな天地の惑星の意味)
私は知性でありスピリット:アボリジニの祖先は別な惑星から地球に来たのではなくその前にさらに別な惑星に住んでいたことをお伝えしよう。
アボリジニ:私たちの歴史はとても長いのです。しかし私たちの惑星は今、生存の危機が切迫しています。惑星の居住環境が極端に悪くなっているのです。やがてこの惑星に人が住むことが出来なくなることは明らかなのです。
私たちの指導者と科学者は長い間、四方八方に超光速宇宙探査船を飛行させ、住める惑星を探し続けていました。そして故郷と環境が比較的似ている惑星の一つをケンタウル座の中に発見したのです。ここの恒星は他のいくつかの恒星と力学的につながりを持っていました(私たちの住む太陽などこれらの恒星系が力学的なつながりを持っていることは現代の宇宙物理学では発見されていません)。
アボリジニ:ケンタウルス座の中に発見した惑星にはすでに黄色人種が住んでいました。彼らは今から400年前に別な太陽系から、私たちの今と似た状況のため移住して来ていたのです。彼らは私たちの惑星の窮状を知って自分たちのことのように接してくれました。そして移住を快く受け入れてくれました。その好意により私たちの多くが暖かくて緑豊かなこの惑星に進んで移住しました。そして国を作りました。黄色人種とは別の地域に、赤道近くの場所に。そしてこの惑星に私たちは名前をつけました。「バカラティーニ」と。
アボリジニ:私たちがこの惑星に移住して百年が経ちました。黄色人種と住む地域が分かれていてもこの星の豊かな自然環境の中でお互いに文化を交流し、高い科学技術と洗練された官僚機構を持った政府を中心に新たな発展に向かっていきました。
しかしいまだ黄色人種との結婚はありませんでした。男性が結婚を禁止したのです。黄色人種に私たち女性を奪われたくなかったのかもしれません。私たち女性はそれに従いましたが、黄色人種を憎んでいたわけでも肌の色を嫌っていたわけでもありません。自分たちのすばらしい遺伝子が混ざってしまうことを嫌っていたわけでもありません。女性はいつでも相手を受け入れる深い心を持っているのですから。(ここでは男女の性的な問題について男女間では異なった考えをしていたことが伝えられました)
私は知性でありスピリット:地球に移住する前には彼ら種族間での結婚というものは一切なかったのです。人的、文化的な交流はあっても種族間の遺伝子的な結びつきは全くなかったのです。どのような社会問題が発生しも結婚はありえませんでした。彼ら男女が種族間で結婚するという行為が生まれたのはずっとずっと後のことです。900万年も未来の地球においてです。この黒人種こそがオーストラリア原住民「アボリジニの祖先」なのです。
アボリジニ:私たちは黄色人種との結婚は禁止されていましたが、性教育は最重要教育として行なわれていました。特に重視したのは父親と母親の子供に対する行動と接し方でした。親が最良の手本となるよう心掛けました。両親の異性の子供に対する接し方は成長するに従って徐々に緩やかにし、甘やかしすぎや子供のわがまま放題は許しませんでした。そして子供に対する暴力は大きな犯罪としてとらえていました。それは子供の性的発達と密接に関係しているからでした。両親の子供に対する教育としてこれらがうまくいかないと子供は将来、異性への興味を失ったり結婚生活が適正に続けられなかったり、暴力的になったりと精神的な問題が生じ、正常な発達が阻害される危険が出てきます。それは種族の発展にとても大きな影響を及ぼす恐れがあるのです。多分黄色人種も同じような考えだったでしょう。
私は知性でありスピリット:未開拓の種族でさえ、性の問題はとても重要と考えています。しかしあなた方地球人は性の教育を子供たちに任して放棄しています、語ることについてタブー視しているのです。「コウノトリ」に話をすり替え、子供にとっても親にとってもとても大切な時期に嘘で固めた教育をしていることが成長にどのような悪影響を及ぼしていくか真剣に向き合いなさい。
私がお話している「性」とは肉体的なセックスだけを捉えているのではありません。精神的、感情的、肉体的発達障害や行動障害にまで言及しているのです。今こそこの問題を真剣に考える時期に来ています。いや、遅いといってもいいでしょう。一つだけ子供のいる母親父親に知恵を授けましょう。子供さんが学校で性の問題に遭遇した場合にそれを親に話せる勇気を持たせてあげてください。性の力が押し寄せてくる思春期の子供に恐怖を与える行為こそ避けなければならないのです。「それが女の子の印・男の子の印」とやさしく教えてあげてください。そうすることによって子供さんは心身ともにとても豊かに成長することでしょう。
アボリジニ:私たちはとても素晴らしい社会のなかで生きています。1週間は6日、1週間の労働時間は平均12 時間でしたが必ず時間を守るということでもありません。強制された時間でもありません。一人一人の強制のない義務みたいなものです。ほとんどが人工知能やロボットが人間の代わりに仕事をしていて、人間の行う仕事はその管理や新たな技術の発展に費やされています。仕事以外の多くの時間は自分を高めたり、旅行をしたりする時間に充てられています。貧富の差は言葉上の意味でしかありません(この貧富の差は遠い未来に地球で起こります。それを作り出したのは宗教指導者達でした)。このような自由のある社会なのになぜか男性の多くが権力を欲しがっていたのです。むろん女性の中にもいましたが、男性とは感覚的に異なっていました。女性の感覚としては政治のトップに上り詰めて人々を指揮・指導することや軍隊というものへの関心は薄かったといってもいいでしょう。それより女性としてどうして男性を支えて行けばいいのかという問題の方が関心が深かったといっても言い過ぎではありませんでした。
特に男性優位の世界では官僚制度が洗練されすぎてピラミッドのようになっていたために男性はいろいろな組織のトップを目指していました。それ以外にもいろいろありました。そして、物欲(物をため込む欲ではない。豊かな暮らしの先のものとでも表現するほかありません。)も強かったのです。この性質が長く続いたために精神面の発達スピードは権力欲、物欲に抑えられる結果となっていました。
アボリジニ:私たちは男性にとても愛されています。私たち女性の肌は黒く光輝くようにきらめいています。唇は厚くとても情熱的なのです。髪は自然にカール(縮れた髪の毛)が出来て魅力的なのです。身長も2メートルほどあり、女性の体はとてもふくよかでしなやかなのです。
アボリジニ:私たちの社会では官僚制度を除けば女性と男性はどちらかが優位ということはありません。共に、お互いが相手を理解し助け合いながら女性は女性、男性は男性の務めを守りながら生きてきました。ですから私たち女性は料理をして家庭を温かくしていきます。男性を支え、男性は女性の信頼を得て女性の生き方を無条件で支援してくれています。そのため自由な恋愛が出来、おかげで人口は移住後とても増えていきました。それは自然の豊かさと政治的な支えもあったからなのです。(旧約聖書の多くの部分で、男性と女性は共働して世界を作りあげてきたことがうかがえます。しかしそののちキリスト教は男女共働の精神をそぎ落とし、やがて父、子、精霊の「聖三位一体」のなんとも不思議な考えが出現し、そこにはもはや女性の入るべき場所がなくなってしまったのである。この考え方を持ち出し地球人に植えこんで行った主導者ははまさしくアヌンナキのエンリルであった。私たちの世界で「アボリジニ」の祖先のような男女同権を勝ち取るまでにはまだ少し時間が必要なのだろう。ホピ族は「バランスを失った世界が文明を崩壊に導く」というような考えを持っている。男女が共に力を合わせて進むことが出来ない世界こそ「バランスを失った世界」なのではないだろうか。)
アボリジニ:私たちはほとんどいつも小さな通信機器を身に着けています。ペンダントのようなものもあれば小さい箱型のものもあります。衣服に組み込まれたものもあります。どこに行ってもこれで仕事や連絡が出来るのです。この機器を通じて得られた情報は全て中央のコンピューターに記憶され、人々の生活に役立てられます。それは逆に管理される機器でもあるのですがそのことについては気にしていません。指導者は、嘘や作為を込めた政治をする心は持ち合わせておらず、私たちの幸せに全力を尽くしていたのでたので信頼していましたから。
アボリジニ:社会の情報処理は(量子コンピューターを発展させたような、でも今のコンピューターとは概念が全く違う生物コンピューターとでも表現するほかない)コンピューターシステムを利用しています。大量の情報を処理するためには記憶装置も大量の情報の蓄積が必要なのです。きわめて細い数本のレーザー光線で極めて低い温度で管理された原子の中に波動で記憶させています(このような方式は今の地球上では全く研究されていていない)。それは干渉模様を伴った図形のパターのようなものです。遺伝子がクリプトン原子の中に膨大な情報を蓄積する原理や中性水素が無限とも思われるほどの情報をコード化するのに似ています。一種のホログラフィと思って下さい。
アボリジニ:私たちは新鮮な野菜が大好きです。そのため野菜の多くは管理農場で大量に栽培しています。人体に危険な農薬は一切使われません。植物と人体と農薬の関係をよく理解しているからです。
私たちの食べ物は小麦やトウモロコシを加工したものが主食です。小麦と言っても実はとても大きい(コーヒ-豆位)ので膨大な食糧生産を可能にしています。また、動物性のタンパク質は植物性のタンパク質と違い私たちの体には必要なのがわかっていますのでヤギなどを飼育して食べていますが、植物に動物の遺伝子を組み込んで動物性のタンパク質の生産も行っています。その方が動物を殺さなくてもすむでしょう(地球になぜ小麦あり、ヤギがいるのかは後でお話します)。特に、ミツバチの飼育は盛んでそこからは良質なはちみつを大量に生産しています。ミツバチはとても自然を豊かにする力を持っているのです。私たちはその力を借りて自然保護を進めています。調理は電磁波を利用した調理器などを使っています。
アボリジニ:私たちは一つの大きな都市に集まって住むことは好みません。そのため町や村といった小さな集合体をつないだりして大きな集合体を形成しています。毎朝出勤して仕事をするような社会ではないのです。建物は1000メートルを超えるものもありますが、多くが森や野原の中に居住場所を見出しています。人々は自然の中で暮らすことを強く望んでいるのです。
アボリジニ:乗り物も小型のものはカヌーのような水素モーター或いはバッテリーで駆動する浮揚式が頻繁に使われています。このエネルギーの原料となる水や空気はどこででも得られたからでした。飛行中もこれらからエネルギーをチャージしていました。
アボリジニ:都市の動力源は原子と波動の特性を利用したもので膨大なエネルギーを取り出すシステムを使っています。(それはウランではないものを使っていたようです)また、自然のなかからフリーエネルギーを取り出すシステムもとても多く活用しています。エネルギーの輸送(送電)システムは「高周波の場の共鳴」を利用しているのでどこでも受信装置があれば得ることが出来ます。だから各家庭には小さな箱型の受信装置が置かれています。
アボリジニ:大型の宇宙船は近隣の太陽系の惑星の人々との交流や貿易に使われています。そのほとんどに長期間飛行に耐えられるように食料生産設備やリサイクル設備が設けられています。さらに、物資輸送や観光のための宇宙船でさえ全てに自衛の武器が備え付けられています。それほどまでに宇宙は安全ではないのです。宇宙船相互間及び宇宙船と地上との交信システムは2通りの回線を使用しています。電波と超空間通信(霊的通信)システムですがどちらも利点もあれば欠点もあります。
アボリジニ:軍人はプロ集団です。核兵器もありますが武器のほとんどはレーザーなど波動を集中する兵器を使用するものと瞬間的に高い周波数の超音波を強力に発生して何もかも粉々に粉砕する兵器です。超音波の武器は岩石を粉砕するため土木工事用としても大いに活躍しています。これ等の武器は、黄色人種に対するものではありません。宇宙の侵略者からの防護兵器です。(大規模核戦争後は、科学技術が発達しても核兵器は一切生産も開発もされませんでした。)
私は知性でありスピリット:バカラティーニ星の生活を素晴らしくあなたは思うでしょう。しかしここに「政治家=指導者」が介在するとなると話はややこしくなってきます。「政治家=指導者」とうい政治体制がそこに住む人々を真に幸せにするかとの問題は多くの惑星等でも提起されています。そのため政治家という考え方すら過去の遺物として捨て去っている種族もこの宇宙には多く存在しています。政治家はいても政党を作らない種族もいます。複数の同じ力を持つ指導者が協力して導いていくという形態もあります。また、今のあなたの世界の皇室のような形態も多くの星々で見られます。
私は知性でありスピリット:彼らの指導者たちは移住した初めのころは素晴らしい指導をして人々を導いていきましたが、数十万年もするとそこに邪悪な考え方が芽を出してきたのです。彼らの政治や思想の一部は害悪であるため今まで交流してきた近隣惑星の人々にとっては不要でした。そのため彼等の社会からの悪影響を避けるために彼等と交流することは次第に緩慢になっていきました。そして交流を避け見守ることとしたのです。そのために彼らが遠い未来において核戦争の危機が高まった際も直接的な介入はされず、核戦争の危険な道を突き進むことになるのでした。
次回はパート4 彼等の惑星を廃墟とさせてしまった核戦争についてお話します。
・アボリジニ物語 パート1(序章、スピリットからの語り掛け)
https://note.com/lucky_noto321/n/necb6228d66a8
・アボリジニ物語 パート2(アボリジニ民族:近年~現在)
https://note.com/lucky_noto321/n/ne715006cdfdd
・アボリジニ物語 パート3(アボリジニの故郷バカラティーニ星)
https://note.com/lucky_noto321/n/n0bcf6a765d78
・アボリジニ物語 パート4(全てが消滅危機の大規模核戦争)
https://note.com/lucky_noto321/n/n6d331d4c6aa1
・アボリジニ物語 パート5(壊滅的な核戦争からの復活)
https://note.com/lucky_noto321/n/naf90101b923b
・アボリジニ物語 パート6(移住出来る星を求めて~地球へ~)
https://note.com/lucky_noto321/n/n256afbea9211
・アボリジニ物語 パート7(生きるための食料の確保)
https://note.com/lucky_noto321/n/n240decb4af2f
・アボリジニ物語 パート8(とても単純だったが素晴らしい政治形態)
https://note.com/lucky_noto321/n/n44708843c2af
・アボリジニ物語 パート9(邪悪な宗教の発生・排除と異種族間の結婚)
https://note.com/lucky_noto321/n/n037901434b36
・アボリジニ物語 パート10(小惑星の衝突とアボリジニ文明の崩壊)
https://note.com/lucky_noto321/n/n6b1392450432
・アボリジニ物語 パート11(大災害後、生き残りをかけて)
https://note.com/lucky_noto321/n/n3637ba483fcf
参考
月の真実と地球人類の歴史https://note.com/lucky_noto321/n/na2cd28e8460d
宇宙船(UFO)の飛行原理、搭乗体験記 パート1(UFOの基本原理等)https://note.com/lucky_noto321/n/n7b714db106bf
「アルクトゥルス女性からのメッセージ https://note.com/lucky_noto321/n/n9da508e39240」
日本人のルーツ パート1~6 https://note.com/lucky_noto321/n/nd852f09fa2e2
日本人のルーツ外伝パート1~3
「アルクトゥルスの風」パート1~10
https://note.com/lucky_noto321/n/n4fae2ab6d9fd
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