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今西えま
2024年2月15日 22:16
大切なものが増えて臆病になった手の届くところにいないと憂いはなんて果てしなくその先には一番見たくないシナリオ失うことを恐れる心がなにかを必死で守ろうとするだって私は弱いから愛する人を守れなかったらいつまでもいつまでも後悔するでしょうひとたび哀しみの津波に飲み込まれたらきっともう浮上できない私の時計は完全に止まってしまう雪が解けて 春が訪れてもずっと水の底止まっ
2024年1月7日 23:41
わたしのこころはどうして砂糖菓子のようにもろく 甘く 繊細なのだろうほんのすこし 風に吹かれただけでほろほろと崩れてしまう一滴にうたれれば穴があき 音もなく溶けて消えていってしまう神さまはどうしてわたしをこんなふうにおつくりになったのだろうわたしはどこを向いていればいいのだろう愛がこわい愛する者を手放す恐怖に夜もねむれず おびえている不確かな未来に悪し