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プロが作る怪魚料理!本当に美味しいのか?

珍獣ハンターの雲です(笑)
この記事で釣ったイワトコナマズですが、本来は怪魚ビワコオオナマズで究極の料理を作るはずでした。

ビワコオオナマズが釣れなくてイワトコナマズが釣れました。高級ナマズはどう料理したら美味しい研究する企画になりました。

1.今回の食材

まずイワトコナマズとは何ぞや?
簡単にいうと、ほとんど琵琶湖にしかいない日本固有種のナマズです。
しかも、通常ナマズの3倍の値段で売れるほど美味いそうです。
証拠は。以下のとおりです。

岩礁地帯に住むイワトコナマズは泥臭さが少なく、日本産ナマズ類の中では最も美味とされる[1]。産卵期には定置網で、冬期には延縄で漁獲され、ほとんどは琵琶湖周辺地域で消費される。宮地によると、ナマズがキロあたり40円の頃、オオナマズは20円でも売れないが、本種は120円でも飛ぶように売れたとのこと

wikiペディア

好奇心の塊と呼ばれる私として、とりあえずやってみるをモットーに、やってみます。
釣った魚を水道水を入れタンクにエアポンプを稼働させます。そのまま自宅へ移送します。

釣った魚を水道水の入ったタンクにいれます

そして4日間、ナマズの泥抜きをします。内容としましては、水をこまめに入れ替えます。その間、エサは与えません。
実は去年、タンクの蓋を開けたままにしてましたら、明け方にタンクの口から抜け出て脱走。洗面所で大暴れされ、私が目が覚めた時は床がヌルヌルですべりまくりで捕獲に苦労しました。私も学習してナマズが通れない方の蓋からエアポンプを入れました。今回は、脱走されずに済みました。

2.プロが生きた魚を華麗に絞める

こんな素晴らしい魚とはいえ現在の日本で何人がワザワザ、天然のナマズを手間暇かけて食べるのしょうか?
下手してお腹を下しても怖いので、ゲテモノでも調理できるプロの料理人の存在が不可欠です。
この方が居酒屋を経営者兼料理人のHitomiさんです

兵庫県明石市の江井ヶ島近くにあるお店です
この人がHitomiさんです。

一緒に呑みに行く毎回わけのわからん着ぐるみで現れます。
芸人ではありません。
「こんなカッコしてるからと言って私を食べないでー」


撮影すると言ってるにも関わらず、今年もスッピンのHITOMIさんです


去年はHitomiさんにとっても初めてナマズを捌いた経験だそうです。

撮影すると言ってるのに2年連続スッピンなのでモザイクにしろと
これが先日琵琶湖で釣ったイワトコナマズです

ハンマーでナマズをどつくという荒技を使います
魚はタオルなどで目隠しをすると動かなくなります。

魚は目隠しをすれば動かなくなります

その状態で頭をハンマーでどついて気絶させて絞めます。

目隠しのタオルをとってから、トドメを刺すそうです

Hitomiさんがマイハンマーで滅多打ちにします(詳しくは動画で!!)、
ホンマ、お嫁にいけなくなりますよ!
一緒に行ったコバ君が、「どつかれたい」とお願いしたところ、うちではそういうサービスはしておりませんと言われました 笑

兵庫県の明石の居酒屋です。お店でHITOMIさんと会ったら、ナマズ動画見ましたと言ってみてください。おもろい話を聞かせてくれます。
参考までに去年の捌いた記事です。当時の私の記事の書き方が悪いのもありほとんど誰も見てません。

3.淡水魚の下処理

手順としては、
・表面のぬめりをとります。
・腹ぬきをします
・三枚におろします。
・熱湯をかけます。
・淡水魚独特のくさみを消すために牛乳につけます

超スピードで三枚に下ろして湯引きをします
湯引きしたら冷水で締めます
淡水魚は牛乳で生臭さをとるそうです
テキパキと蒸し器や油を温めや、米を炊いたり。
去年のマナマズと高級イワトコナマズの差は歴然。プロが捌くと綺麗。不気味さが消えました。

4.高級イワトコナマズはどう料理すれば一番美味しいか試食します

刺身(正確には湯引きですが素人は真似してはだめです)

くれぐれも生で食べてはいけません。
プロのHitomiさんが下処理や湯引きなどして安全対策をとってますから食べられます。
ついでにいうとHitomiさん、コバくん、雲の胃袋は鋼鉄をも溶かしますし、何かあっても泣く人もいません!(ホンマか?)
とりあえず、完食後に全員お腹大丈夫でした。
味は白身の魚の刺身ですね。
Hitomiさん、コバくんは美味いと言ってます。
ぶっちゃけ私は嫌々食べた怖さから味すらが分からず😭

Hitomiさんは薄味の白身魚の刺身ぽい味で美味しいと言ってます

天ぷら

コバ君絶賛、私もHitomiさんも全員一致で美味しい!
塩を付けて食べるのが一番合います。

天ぷらが柔らかくて塩に合います。薄味で塩で食べるのが最高です。

蒲焼

コバ君がいうには、穴子の蒲焼に近い味だと。
私的には、天ぷらのほうが美味しかったという感想です。

イワトコナマズは皮が柔らかいので蒸さなくていいかも
ウナギの蒲焼というより、柔らかい穴子に近いです

煮付け

醤油ベースです。手間かけて煮てくれます。
生姜とお酒でもはやナマズだとは誰も気づきません。

生姜と少しお酒を入れるのがポイントです
煮付けもまあまあです。

天丼

Hitomiさんが土鍋で炊いた特製のご飯で天丼です。
まず、おにぎり屋も併設してるだけあり、まずご飯が普通とレベルが違います。
これは本当に美味しいです。2合炊いた特製のごはん、お茶碗3杯相当をコバくん完食
ご飯に天ぷらをのせてつゆをかけます。私はご飯が好きなので、天丼がダントツで好きですね!

ごはんは土鍋で炊いて特製米です
ご飯が元々美味しいので天ぷらに加わってます

5.結論

私の独断と偏見で順番つけました。
一位 天丼
二位 天ぷら
三位 蒲焼
四位 煮つけ
五位 刺身

今年も兵庫県の明石の江井ヶ島の笑い屋のHitomiさんには感謝です。
去年のマナマズのYouTube動画の再生数が、たった7回。しかも5回は私が再生した状態です。去年はCM効果抜群とハッタリをHitomiさんをかまして撮影したのですが、全く効果なかったです。
今年こそ再生数10回はしないと出禁になりかねません!
今回は、マジでおもろい動画です。私も大概ですが、Hitomiさんの強烈なキャラを楽しんでください。大笑いしながら編集しました。
YouTubeは「チャンネル登録」も「いいね」もアカウント情報は配信者にはわかりませんので安心して押してください。
盛り上げて、私が変な魚を釣ってきて捌ける貴重なお店です。

ショート動画1分

本編6分の動画です。

今回はプロが下処理した半身を濱崎さんにお裾分けしました!
先日、濱崎さんの所にお伺いしたときに、猪肉のスライスと一緒にお裾分けしました!
今後試食の感想記事が楽しみです。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。



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