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目標という遊び!琵琶湖に潜む伝説の怪魚を釣る
1.目標という名の遊び
「目標という名の遊び」というのは先日あるnoterさんとコメントやりとりした時に教えて頂いた言葉です。年初にたくさん目標を立てて着実に達成されていました。楽しそうに目標達成しておられるので私もやってみようかと。
私にも昔から公言している目標があります。
・ひとつは、猪を獲る
・ふたつは、ハマチを釣る
・みっつは、琵琶湖オオナマズを釣る
・人生のフィナーレとして日本最南端石垣島沖でブルーマリーンを釣る!
ちなみにブルーマリーンとはカジキマグロのことです。
猪については4年前に銃で撃ち獲りクリアしました。
ハマチは現在進行形で明石海峡に友人の船で行くのですが、なぜか私だけにはかかりません。
そして、今回は7年目に入ったビワコオオナマズとの戦いのお話です。
去年の戦いはnoteを始める前で今年の1月にアップしてます。
2.琵琶湖に潜むという伝説の怪魚を釣ることになった経緯
ビワコオオナマズとは日本三大怪魚の一種です。
大きいナマズではなく固有種です。
琵琶湖とその流出河川にあたる淀川水系にのみ生息しているそうです。
ちなみに日本三大怪魚とは
1.眼がルビーのように輝くという、高知県でしか釣ることができない幻の淡水魚「アカメ」
2.20年以上生きる個体もいるという、琵琶湖淀川水系の固有種「ビワコオオナマズ」
3. 頑丈なアゴを持つと言われる!“湿原の王者”と呼ばれる絶滅危惧種「イトウ」
ビワコオオナマズは全長1.2メートル以上あり、琵琶湖水系の食物連鎖の頂点です。
外来魚のブラックバスすら食べるという琵琶湖の王です。
琵琶湖の漁師さんに聞くと20年ほど前にはいたけど、最近は見たことない。
事実上、絶滅したのだろうと聞かされていました。
絶対にいると、滋賀の住む友人が言ってます。
7年前、保育園時代からの友達4人で釣って歴史に名前を残そうと、居酒屋で酔っ払って誓いました。
「三国志の登園の誓い」のごとく。が、みんな三年で飽きてヤメした。
私は諦めない、釣りに魅入られて狂った仲間が私にいました。
今年のビワコオオナマズとの戦いは、尾張と摂津連合軍が、賤ヶ岳近くで怪魚と戦うお話です。
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3.怪魚との戦準備
まぁカッコよく言ったところで、名古屋の釣り名人と神戸の名人と一緒に行けは今年こそビワコオオナマズが釣れると思っただけです。
最近の釣りの主流はルアーとよばれる魚に似せた金属やプラスチックやゴム製の擬似餌をつかいます。生きたミミズやカエルを釣り針に刺して釣る人は少ないです。
ルアーを獲物のいそう場所に投げて、魚が泳いでいるように見せるようにルアーを引っ張ります。
当然、腕の差がでます。思った所にルアーを投げ込めるか。
そして、ルアーを本当に魚をみせるように動かすテクニック。
それと釣れる場所の見極める能力。
今回は、名人二人を応援に呼びました。チームで活動です。
一般の人には、わかりにくい例えでいいますと
スラムダンクでいう、ベストメンバーの湘北です。
ガンダムに例えるとホワイトベースのクルーです。
敵は賤ヶ岳近くの湖岸にあり!
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ナマズは夜行性なので昼間は釣れにくいです。
明るい昼間に、琵琶湖北岸のめぼしい湖岸をあちこち試します。
夜は足場が悪いと事故に繋がります。
足場を確認したり、ルアーが湖底に引っかからないか。
車を止めてもよい場所か。
周辺住民の方に迷惑はかからないか。
まあ、過去の場所を転々と試しながら「ゆうまずめ」を待ちます。
「ゆうまずめ」とは、日の入り前のことで、魚が活発に動き出す時間帯でよく釣れる時間です。ちなみに「あさまずめ」というのは日の出前によく釣れる時間帯です。
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私は今回秘密兵器を用意しました。
生きた魚「うぐい」です。
元々ネットで見つけたのが電動ルアー。充電式で魚と同じ動きをする。
名古屋の名人に相談したら、そこそこ高額の電動ルアーが湖底に引っかかって無くなったら泣くだろう。ロボットより本物の魚、例えばうぐいなら200円で売ってる。そのほうが安いし確実だ。
今回はうぐいを使ったウキ釣りもします。
ウキとよばれる浮くプラスチックがあります。ウキの先にはハリのついたうぐいがいます。獲物が掛かればウキが沈みます。ウキを眺めて待つ釣りです。
よって、私は生きたエサと、ルアーの二刀流で挑みます。
名人たちはルアーのみです。
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4.ゆうまずめアタック
日暮れまでの時間「ゆうまずめ」はあっという間に終わります。
全く魚が掛かる気配はないです。
ここは足場が悪くて、磯のようです。
琵琶湖は風も強く、波もあります。
今日はライフジャケットもなく、靴はクロックスサンダルです。
ここでの夜釣りは断念。
他の安全な場所。昼間に下見した場所に戻ります。
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5.転進
釣れないとなれば、ここに居ても仕方ない。
獲物のいる所に移動です。
釣りはフットワークの軽さがものをいいます。
琵琶湖の西岸に向かって移動。
琵琶湖は広いです。見た目は海そのものです。
対岸なんて見えません。
ちょっとした移動でも、車で何十分も掛かります。
6.名人二人は速攻で釣り上げます
昼間に調査した場所で一番獲物が居そうな場所に戻りました。
防波堤があって足場がしっかりして足元も見えて夜釣りに適しています。
なんと数分でビッグ貫禄の一匹目。
魚が大きいと、岸まで近づけて網ですくいます。
リバー君がこのナマズは普通のナマズではないと調べ始めます。困ったら検索。イワトコナマズです。岐阜県では刺身で出すお店があるという、高級ナマズです。去年はマナマズという庶民のナマズでした。皮が固く美味くはなかったです。この場所は初めてのリバー。アウェイでもあっさりと釣り上げました。
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7.雲もやっと待望のヒット!当たりです。
竿が引っ張られる感覚が、最高に気持ちいい。
「きたきた!」
夜中23:00に大喜びです。
力のある魚が暴れるところを、リールを巻くので戦ってる感があります。
この釣り上げたときの満足感!
少年時代に戻れる瞬間です。
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ビッグ君は、いつも下手な私が釣り上げた時、ビッグ君自身が釣れたときよりも喜んでくれます。ビッグ君と一緒に釣りしてきて良かったとつくづく思います。
これで全員一匹は釣れたと、大喜びしてくれました。得難い友人です。
リバー君も気配りができる友人で、初対面のビッグ君と仲良くして、やさしくて親切です。
大事な釣り友達です。
ちなみに、リバー君はこの記事で真夏にライギョ釣りに行きました。
8.あさまずめアタック
まあ、ええ大人が夜通し釣りて遊ぶてねぇ。
この記事が将来黒歴史にならんこと祈ります
さすが名人たち、3度の飯より釣りが好きというのはハッタリではありません。
名人たちの独壇場。
連続で釣りまくるので、もう全ての撮影してません。
私はもう限界。「だろい、しんどい、はよ帰りたい」です
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9.怪魚は姿現さず
結局は、タイムアップで日が昇りました。
ビワコオオナマズは釣れませんでした。
まあ、まだ、今シーズンは始まったばかりです。
7月上旬までは産卵の時期なので現れる可能性高いです。
安全対策をして再度挑戦します。
それにしても、高級ナマズのイワトコナマズもこれだけいるとありがたみなし。ていうか、ナマズを狙って、ナマズだけを釣るて只者ではありません。
ここは釣り堀ではありません。
ナマズ大王の称号は伊達じゃない。
琵琶湖は外来種が増えて、日本固有種が減ってます。
外来種は駆除してほしいと捕獲ようの網が置いてます。
今回のナマズは日本固有種で、食べないナマズは帰ってもらいます。
また、勝負しようぜ!
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ええ大人が釣れて喜んでる動画です
一分のショート動画で私が釣れてはしゃいでます
こちらは8分で記事では伝わらない動画バージョンです
とうわけで長文を読んで頂きありがとうございました!
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