見出し画像

実習の先生が教えてくれたこと

おはようございます。
今日は警報級の大雨とのことです。
大雨が降っている地域の皆さん、気をつけましょう。

今日は、私が過去の実習中に体験したお話しをします。

私は、言語聴覚士(ST)の養成校に通っていました。
1年生の頃は、1日見学実習があり、一人で1ヶ所の実習先(病院や施設)に出向いていきました。
私が見学をさせてもらったところは、小児の病院でした。
私は生まれつき難聴なので、未就学児頃から言語訓練、聞こえの訓練で様々な病院や施設に通っていました。そのうちの一つが見学実習をした病院でした。

見学実習の対応をしてくださった先生が、その病院の過去のカルテの中から私が通っていた頃の分を出してくださいました。先生がまだ新人だった頃に私を担当してくださったそうです。お互い覚えていませんでした(笑)

見学実習は、マジックミラー越しにお子さんと訓練をしている様子を見せてもらう内容でした。

最後に、話し方について指導を受けました。
「るなさん、『私(わたし)』って言う時に『たし』って言ってるから、気をつけて言いましょう」と指摘をいただきました。
なぜなら、
「STとして正しい発音を教える立場であることはもちろん、「あたし」って言う発音は相手に幼い印象を与えるので、指導者になるのであれば、相手に不快感を与えないような話し方にしましょう」とのことでした。

この出来事以来、自分の発音に気をつけて話すようになりました。
そして、自分が指導者になっても、話す時の発音や話し方の大切さを実習生に伝えるようにしています。そして、プラスαとして、わたしが大切にしていることを伝えています。それは、患者さんや子供たちに対して耳を傾ける「聴くこと」です。

コミュニケーションって、「うまく話せるかなぁ」など「話す」ことに重きを置きがちですが、言語聴覚士は患者さんや子供たちの話に「耳を傾ける」ことの方がとても大切だと私は思うのです。

患者さんや子供たちとうまく話せないなぁ、何を話そうかなぁと悩んでいる人は、「聴き手」になることに力を入れてみてください!

聴き手になるためのポイントは・・
また次回お話ししますね!

↓今の私(ST:言語聴覚士)の簡単なプロフィールです!
良かったら読んでください^^


興味深い!と思った方はぜひサポートをお願いします^^いただいたサポートはnote活動費として使わせていただきます٩( 'ω' )و