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公務員で良かったこと 3選

今年に入ってから転職やキャリアに関する記事を書いています。

中でも、僕自身の転職体験記である公務員に関する記事は、たくさんの方が読んで下さり、インスタでも公務員関連の投稿は、ありがたいことに多くの方が見て下さっています。

中でも代表的なのが上記の記事ですが、公務員を辞めて良かったという話なので、公務員の良かった点をあまり伝えられませんでした。

でも、実際のところは向き不向きがあるだけで、公務員自体もいい面はたくさんあります。

そこで今回は、仕事内容ではなく福利厚生の側面から見た時に公務員の良かった点を3つに絞って紹介します。

人材業界で数百社の求人を見た上での紹介になるので、少しはお役に立てると思います。お仕事選びの参考になれば幸いです。


ボーナスが太い

いきなりお金の話になりますが、公務員の賞与額はかなり良いです。

そもそもの部分で、民間企業と違って業績とかいう概念がないため、「今年利益無いから、みんなボーナスカットね」みたいなことがありません。

また、個人の成績で賞与額が大きく変わるとかもありません。
人事評価制度も自治体によってはきちんと整備されていると思いますが、それで大きく賞与額が変動するということもないはずです。

少なくとも私が勤めていた自治体や近隣の自治体で、それによって大きく賞与が変動したなんて話は聞いたことがありませんでした。

したがって、ちゃんと欠勤せずに働いていれば、それなりの月数分賞与がもらえます。

その月数に関しても、4~5ヶ月/年分の賞与を頂けていました。

ただし、公務員はそもそもの月給が少なく、年功序列の体系のため若手社員への支給額は少ないです。

上記の記事にもあるように、大手の企業に比べると額は少なくなります。

それでも、地方の中小企業での支給額を考慮すると、公務員の待遇は比較的良いですよね。
地方において、人気の高い職種である理由の一端が、この賞与の部分に垣間見えるなと感じます。

入庁後すぐに有給休暇が取れる

これまで人材業界で働いてきた中で、有給休暇に関しては入社後6か月で10日が付与されて使用できるようになるという条件が圧倒的に多く、これが一般的かと思います。

その理由は、法律で「入社して半年経過」かつ「全労働日の8割以上出勤」した労働者に対して、会社は10日の有給休暇を与えないといけないと決まっているためです。
↓詳細は下記の厚生労働省のページに記載があります。

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/140811-3.pdf


ただ、僕が働いていた自治体は入庁した時点から10日(だったはず)の有給休暇が与えられていました。
これは組織や自治体によって違いがあるのかもしれませんが、とてもありがたかったです。

僕は新卒での入庁でしたが、公務員試験を受けて入庁する人の中には中途採用の方もたくさんいます。

そうなったときに子どもの学校行事や家族の都合で休みことは多く、その場合には有給休暇が無いと欠勤になってしまっいます。
すると、給与がその分減ってしまいますよね。

でも、有給休暇が初日から付与されていると、その辺りを心配せずに済みます。

僕は人材業界に入って、逆に入社日に有給がもらえるのが普通ではないことを知って驚いたのを覚えています。

また、自治体によっては「子の看護休暇」など、有給休暇意外にも休みを使いやすい制度が整っていて、皆さん有効活用されていました。

ローンが通りやすい

これは組織から与えられていた福利厚生ではないのですが。。。

田舎では特に、公務員って金融機関からすると返済能力があると思われているんでしょうか?

それもあってか、入庁して半年ほどのタイミングで車を購入したときに、勤続1年未満でもすぐに金融機関のローンの審査に通りました。

金利についても優遇していただき、かなり助かったのを覚えています。

周りの同世代の人たちは、車を買うときにディーラーのローンを借りたり、残クレを利用したりしていましたが、それよりも圧倒的に低い金利でローンを借りることができてお得でした。

公務員の方でローンを借りられる方は、金利の交渉などもしてみると面白いかもしれませんね。
田舎だと車が必須ですし、マイホームを建てられる方も多いと思いますので。

まとめ

以上が公務員時代に良かったと思う部分3つです。

もちろん、自治体や組織によって差があると思いますので、鵜呑みにせず調べていただければと思いますが、公務員を目指されている方は参考にしてみてください。
あくまでも体験談なので、その程度に思っていただければと思います。

公務員経験者の方も「私はこれが良かった」と思う点があれば、是非教えて下さいね!

それでは!



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