lris

日常の中にありふれた、自分だけの "言葉を綴る"

lris

日常の中にありふれた、自分だけの "言葉を綴る"

最近の記事

  • 固定された記事

日常を言葉として残す、7年目。

2024年、あけましておめでとうございます。 去年9月から書けてなかったnote、 今年は月一で更新できたらなと考えています。 かれこれ日記を7年も書いているんですが、基本めんどくさがり屋なので好きな時に好きな事を書くと言う、ズボラ日記を6年書き続けてきましたが 去年は「マイブック 2023年の記録」という新潮文庫さんが出している、1ページごと日付しか書いていない文庫本を買って、そこに365日の日記を綴ってみました。 ただ気づけば書かずに日が経っていて、年末前には2ヶ月分

    • 日常を愛おしく思うこと。

      働くということ。 わたしは何故定休日明けの朝に 無理をしてでも時間外労働として早く行くのか。 上司と話しながら帰ってきた日のこと。 今の店舗は立ち上げからお店を作って3年目。 メニューを数えられないくらいの数考えて これはあのお客さん好きだったなって 色んな人の顔が思い浮かぶって すごい経験をしてるね、23歳。って言われた。 こないだの定休日明けの日は 訳あり一睡もできずそのまま仕事に行った。 一月のほとんどは夜な夜な飲んだくれてしまって 2時間ねたかな、、?くらいの状

      • オレンジのロードバイクでどこまでもいくチャリンコ坊やのあなたに。

        直接会って話したいと思いながら、 顔を見たら言えなくなりそうで、 だから言葉にする事にしました。 こないだ、その前からもだけど いつも思ってること言わない、言って欲しい。 そう言ってくれたね。 言われた通り、 今のわたしは思ってることを伝えられてません。 いつか時が来るから、今は言わなくていい、 言わなくていいの。 そう思ってたからです。 言い聞かせていたからです。 でも今日は伝えたいと思って、 ここに残して届ける事にします。 あなたの一番でありたい。 あなたが一番に

        • カラカラになるまで笑顔でいてね。

          久々に会った。 元職場で面倒見てた、可愛い後輩。 一年ぶりくらいに駅で待ち合わせをして、 元気?と話してから、相変わらずよく喋ってうるさくてダル絡みが止まらない。うざいけど、思わず「ふふっ」って笑っちゃう。 普段誰においても話は尽きるもの。 でも久々に会った彼は永遠に話が尽きなくて、 3軒梯子した後、コンビニで負けた方が奢りという飲み会を朝までした。 私のnoteをひっそりみてくれている親友、 これを読んだら、「あいつにこんなにも気を許してるなんて!!」と、もしかしたら

        • 固定された記事

        日常を言葉として残す、7年目。

          君の足跡が何処にも見当たらない所で。

          こないだのこと。 半年ぶりにとある場所へ。 夕方、ビアガーデンに行くって決まって 午前に本当は美容院に行こうと思ってたけど いつものお兄さんと都合が合わずで行けず、 あ、フィルムを撮りに行こう。 そう思い立って思い出の場所に。 一駅前で降りて目的地まで歩いて行くことに。 アホだよねえ、炎天下の中(笑) 「これ、僕がよく行くサウナ」 「ここ、よく行くつけ麺屋さん」 方向だけ確認したらもうマップ見なくても歩けるくらいおぼえてた。 そんなに歩いてないのに。多分たったの一回 そ

          君の足跡が何処にも見当たらない所で。

          快晴ばかりが続いていた。

          好きだった彼、ビールはサッポロが好きだった。 学生時代によく行ったと言っていた新時代の生が黒ラベルだからかなあ。 でもスーパーで買う時は大抵2番に好きな金麦を手に取るの。なんでだったのかな? わたしはサッポロを見るとあの頃が懐かしくて、愛おしくて、不思議と会ってるみたいになる。 そういえば、あなたといる時のわたし、 一度も雨女発揮したことなかったね。 きっとスペシャル晴れ男だね。 そんなにビールは普段飲まないけど 生がサッポロだと一杯目は生で!になった。 あれ、わたし、ア

          快晴ばかりが続いていた。

          ないものを探すより、そばにあるものを大切にしたい

          情けないことにGW明けからやる気が上手く起きないいわゆる五月病にかかり、なかなか抜け出せずやっとアクティブな私を取り戻した。(もう七月長すぎ) わたしはいつだって誰かの前では完璧でありたいと思っている。認めてもらえたら嬉しいし、頼ってくれたら嬉しいし、もっと頑張りたいって思うし、承認欲求が大きいのだろう。 けど、いつだって今の私の目の前にあることは、私じゃなくてもできると思っている。 自分の存在価値ってなんだろうか。そう考える事がしょっちゅうある。 完璧でありたいので陽気

          ないものを探すより、そばにあるものを大切にしたい

          同じ匂いが靡いて、同じ匂いを纏って。

          彼が使っていた柔軟剤の匂い。 その匂いがわたしはずっとずっと忘れられない。 洗濯してくれるたびに、服を貸してくれるたびに 彼の匂いがするのが好きだった。 「同じ匂いになるのっていいよね、幸せ」 同じシャンプーで頭を洗う度に、 2人が同じ匂いを纏う度に彼は言う。 別れてから彼と同じ匂いのする人を 街中で見つける事が多々あった。 一緒にいた頃はなかったのに、別れてから すれ違う人、お店のお客さん、歯医者さん、 鮮明に覚えているほどに。 その度にふっと思い出して好きだったなと

          同じ匂いが靡いて、同じ匂いを纏って。

          「いいよね」と周りから羨ましがられる。仕事は順調で休みの日は誰かと会っていつだって楽しそう、ニコニコしててキラキラしてて。でも目の前で「おいで」と誰かに手を広げられた暁には、塞いでる何かが溢れそう。なんだかずっと切なくて寂しい。

          「いいよね」と周りから羨ましがられる。仕事は順調で休みの日は誰かと会っていつだって楽しそう、ニコニコしててキラキラしてて。でも目の前で「おいで」と誰かに手を広げられた暁には、塞いでる何かが溢れそう。なんだかずっと切なくて寂しい。

          元恋人が使ってた柔軟剤センサーが付いてしまったようで。至る所で同じ匂いの人に気づけるようになり、確かこれだったと2択だった柔軟剤、勢いで賭けて片方を買った。でもあの好きな匂いじゃなかった。そういうことだと思った。余計忘れられなくなった。

          元恋人が使ってた柔軟剤センサーが付いてしまったようで。至る所で同じ匂いの人に気づけるようになり、確かこれだったと2択だった柔軟剤、勢いで賭けて片方を買った。でもあの好きな匂いじゃなかった。そういうことだと思った。余計忘れられなくなった。

          思い出話はその時にしよう

          恋人と行くはずだったライブ。 彼とは訳あり直前で元恋人となり、当時私は彼の隣で同じ思い出を刻む事を選ばなかった。   ただ、どうにもこうにも楽しみにしていたので 別公演のチケットを入手し、一人で彼らに会いに行くことに。 人生初の1人ライブ。 大好きな彼らがより大好きになった日。 その時の思いをここに綴ります。 あの日、彼は有給を取ってくれていた。 私は勝手に昼くらいに集まってライブに行くのを想像してワクワクしていた。  一緒に行かない?と誘ってくれた彼、 私達を繋げ

          思い出話はその時にしよう

          忘れたい事の大半は忘れない方がいいな。

          かつて好きだった人に会った時、 「あぁ、好きだったなあ」 そう思う時、ないですか? ほぼ毎日会って休みが被る度に、美味しいランチ食べに行って、カフェ行って。仕事終わりに隣のオリジン弁当で好きなの買って2人で食べたり。 かつて思いを寄せていた人と今年、1年ぶりに再会して、前みたいに一日一緒に出かけてきたんです。 お昼から予約してくれていたお店でシャンパンと共にコース料理を食べて、私の好きなカフェに連れて行って、公園をぶらぶら歩きながら人間観察をして、前に一緒に行ったカフェ

          忘れたい事の大半は忘れない方がいいな。

          お店のお客さん、すれ違った人。同じ匂いだ、彼と同じ柔軟剤って思うことが増えた。洗濯嫌いなわたしからするとその柔軟剤ちょっと高いの。でもあの好きな匂いにまた会えるなら買いたいと思うけど、鼻が慣れてしまうのは一番嫌。嗅ぐたびに思い出したい。

          お店のお客さん、すれ違った人。同じ匂いだ、彼と同じ柔軟剤って思うことが増えた。洗濯嫌いなわたしからするとその柔軟剤ちょっと高いの。でもあの好きな匂いにまた会えるなら買いたいと思うけど、鼻が慣れてしまうのは一番嫌。嗅ぐたびに思い出したい。

          言えなかった「バイバイ」に今は「またね」を付け足す

          「いま駅ですれ違った?」 携帯を二度見した。 なんなら三度見。 かれこれ一年以上連絡のつかなかった 以前、noteに書き留めていた好きだった人、 彼から連絡が来た。 もう一度会いたいと送ってから 既読だけついたままのLINEが あっという間に一年前になっていた。 とはいえ、わたしはその時駅にはいなかった。 気づかなかったかも。と返すと 人違いか、ごめん。久しぶり。と言われた。 ずるすぎる。 あんなにこうやって連絡がくる日を待って、ずっと待って、彼がもう帰ってくるこ

          言えなかった「バイバイ」に今は「またね」を付け足す

          魔法にかけられて、夢から覚めて。

          恋人と別れた。 当てどころがないこの感情を文にします。 彼と初めてご飯に行った時、初めてとは思えないくらい楽しくて楽しくて仕方なかった。 2件目に行った立ち飲み屋、マカロニえんぴつのヤングアダルトに出てくる「晩杯屋」。 「これってマカえんのでしょ?行きたかったんだよね〜」 憂いの晩杯や、写真機の記憶〜 そう2人で歌いながら入って小エビの唐揚げをつっついた。 その日、彼は私の事をかなり好き、でも今日初めて会ったのに付き合って、は無責任だと思うからまだ言えない。そう言われ

          魔法にかけられて、夢から覚めて。

          憂いの晩杯や、立ち飲みをした夜

          普通の恋愛というものをしてこなかった。 好きな人ができて、好きですって伝える。 休日に予定を合わせて、一番可愛い自分で待ち合わせをしてデートをする。 手繋いでハグして、キスして身体を重ねる。 喧嘩をして仲直りして、抱きしめあって。 そんな恋愛、なかった。 自分が好きだった人に、 「あいつ、いい奴だから付き合ってあげてよ」 そう言われたから、その友人と付き合った。 「好き」と言われたから付き合った。 今思えば妥協した恋愛しか知らなかった。 好きな人と結ばれることなんて奇

          憂いの晩杯や、立ち飲みをした夜