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日常を愛おしく思うこと。

働くということ。
わたしは何故定休日明けの朝に
無理をしてでも時間外労働として早く行くのか。

上司と話しながら帰ってきた日のこと。

今の店舗は立ち上げからお店を作って3年目。
メニューを数えられないくらいの数考えて
これはあのお客さん好きだったなって
色んな人の顔が思い浮かぶって
すごい経験をしてるね、23歳。って言われた。

こないだの定休日明けの日は
訳あり一睡もできずそのまま仕事に行った。
一月のほとんどは夜な夜な飲んだくれてしまって
2時間ねたかな、、?くらいの状態で
眠い目擦って4時50分には家を出る。
真っ暗な中電気をつけてマフィンを焼き始める。

正直体力的にも辛いし眠いし、早く行ったからといって帰りが早くなるわけではない。
早くなるどころかいつも通り2.3時間の
残業はよくあること、日常茶飯事。
みんなの母親でもないのに、
人数分のお昼をつくって自分は食べずに
座りもせず働き続ける。

最初はなんでわたしが無理をしなければ
ならないんだろうって思ってた時もあった。

でも今は無理をしてる感覚はなくて、
行かなきゃって感覚もなくて、
多分自分の意思で早く起きて早く仕事に行ってる
何作ろっかなってお昼を作ってる

その中でも、仕事に行かなきゃいけないから
自分のお休みを削ってプライベートを、
潰してってするのが今は勿体なさすぎるできない

だから自己責任で全部わがままにやる。
それがしんどくても二日酔いでも
最悪の気分でも、
這ってでも多分今のわたしは仕事に行く。
これからもっともっと最悪な事態が起きても
多分這って仕事にいくと思う。

「無理にこなくていいよ」
「オープンに間に合わなくてもいいよ。」

そう言われ続けて3年目。
なんだか絶対オープンまでに全ての商品を
間に合わせたいと思い続けていたのは、
オープンしてすぐにきてくれるお客さんの顔が
思い浮かぶから。
とはいえ、お客さんと対して話すわけではなく、
おはようございますしか言わないとしても、
いつもと同じカウンターにしたい。
今日何にしよう?今週なんだろう?って
ワクワクしてる人に届けたい。

気づけば友人、家族、知り合いが沢山きてくれて
一部友人に関しては、私がいるからではなく
カフェ行こう、でふらっときてくれている。
ふらっと出ると常連さんから、
こないだの〇〇が超美味しかったんだけど!
なんて言ってもらえたり。

デイリーに使ってもらえること、
日常の一部になれること、
たまに贅沢したくて足を伸ばしてくれること、
知人の中に自分がいて、思い浮かんで
数あるカフェの中から選んできてくれること、
それが一番嬉しくて一番頑張れる。

話しててすごくこの気持ちが強いなって気づき
忘れたくないと思って早急にメモしていて
そんな思いを改めて言葉にしてみました。

いつまでここにいるかわかんないけど、
わたしがいなくても大丈夫ってくらい作れるまでいてもいいのかなって思ってます。
同じように生きたいと、働きたいと、
そう憧れを持ってくれる人が現れるまでは。

それがいつ来るかはわかんないけど、
今を大事にして、わがままにいきれたら^^

3度目の春、桜の季節がやってきます。

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