最近の記事

8年目・・・・

「先見の明を持つこと。」 自分の職業は会議通訳なのだが、会議通訳には大まかに分けて一般の会社に所属する通訳者(正社員、契約社員、派遣社員など)と、フリーランスで仕事を受ける通訳者がいる。その他に通訳派遣会社の社員になっている通訳者もいるが、それはここでは触れないでおく。 通訳になりたい人達はだいたい「フリーランス」になりたがる。 フリーランスだと、受けた仕事のためだけに現場(会場)へ行くだけなので、毎日通勤する必要がない。それでいて、レベルにもよるが、半日で2万~10万円

    • 新学期

      いつものウォーキングコースには小学校がある。今朝はその小学校で始業式があった。校長先生が「卒業式で6年生を送り出した5年生が、今日から6年生です」とスピーチをしておられた。 そうか。。。子供のころは1年生、2年生、・・・と学年が上がっていくことが当たり前で、進級するとレベルが上がったようで嬉しかったことを思い出した。 学業を終えて大人になると、勝手に学年が上がることはない。会社人間になると昇格やら昇進はあるが、それはみんな一斉に自動的に上がるものではないし、それによって責

      • 実は夢をあきらめていた

        ことを思い出した。 子供のころから音楽が好きで、12歳でフォークギターを持った。その後は主に弦楽器を弾き、高校時代には学業そっちのけで音楽活動に勤しんでいた。 だが。。。。 思い返せば中学生の時、家で弾き語りの練習をしていたら親に音痴だと馬鹿にされた。自分は歌が下手なのだと思い、それ以降私は人前で楽器は演奏するがうたを歌わなくなった。 高校に入ると音楽活動は過熱、コンサートにも沢山出た。漠然と将来はこのままミュージシャンになれたらなあ、と思っていた。だが、そのころ一緒

        • 日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ

          先週で終わりかと思っていたNHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」。 金曜日の放送を見て、ええええっ!これで終わり?とのけぞったが、もう1週あると分かってほっとした。最後は大団円で締めくくりのハッピーエンドだと信じて疑わないので、心底安心した。 さて、日英の通訳業を生業にしている私であるが、この通訳業というのが大変厄介な職業なのである。なにせ「毎日鍛錬しないといけない」。まさに「カムカム」の登場人物である伴虚無蔵のセリフ「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」

        8年目・・・・

          本屋

          私はスマホやタブレットで電子書籍が読めない。読みづらくて仕方ない。 そんな私のパワースポットは「本屋」である。ネットで本が買える時代になっても、やっぱり本屋には通ってしまう。本屋に入ると何か変なスイッチが入り、何時間でもウロウロできる。しかし、1回行くと5,000円から1万円は使ってしまうので、年金生活予備軍の今は月に1度を限度としている。 コロナ前のオフィス勤務時代、オフィスのあるビルの2階に本屋があった。毎日のように休み時間にはその本屋へ行き、買わないまでも棚の隅から

          カムカム英語

          NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」が今週で最終回を迎える。 毎朝出勤していたコロナ前は8時には家を出なくてはならなかったので朝ドラは観ていなかったが、コロナによるテレワークとなり、朝ドラを観るのが日課となってしまった。 今期はご存じ「カムカムエブリバディ」と言う、NHKラジオ英会話講座を軸にしたストーリーとなっている。しかも、最後のヒロインの「ひなた」ちゃんの年齢が私の一つ下。舞台は私の出身地でもある京都。時代の移り変わりも流行りの物も色々懐かしく楽しく観ている。

          カムカム英語

          ランドセル

          テレワークによる運動不足解消のため、早朝ジョギングの他に毎朝8時から45分間ウォーキングをしている。 ちょうど小学校の登校時間と重なり、ランドセルを背負った小学生たちとすれ違う。 この時期、孫が小学1年生になるじいじやばあばはランドセル購入費用の相場を巡って気を揉まれていることであろう。 何を隠そうばばちゃんの孫も今年小学校へ上がるのだが、ありがたいことに孫が通うことになる小学校はランドセルではなく学校指定のサックがあるそうな。ゆえにランドセルの値段で悩むことなく、お祝

          ランドセル

          根性

          毎朝2キロのジョギングをしているばばちゃん57歳。 今朝は気温1度の中、朝6時過ぎからジョギングしてきた。久々の気温1度は寒くて寒くて、目覚まし時計が5時45分に鳴ってもベッドからなかなか出られず、「寒いな・・・ジョギングさぼろうかな・・・」と葛藤すること15分。 しかし!6時になったその時、スイッチが入った! ガバっと起きて上着着てトイレを済ませ、脱衣所で衣服を脱ぎ日課の真っ裸体重測定。ジョギング用の服を着て靴下を2重に履き、水を500㏄ぐぐぐっと一気に飲む。 洗濯

          夢とヒゲダン

          Official髭男dism の埼玉追加公演のチケットを取った。そのことを伝えると夫は、「いいなあ。。。」 (あら?一緒に行きたかったの?) 「そんな大きな場所で演奏できて・・・」 そっちかい! 夫の夢はプロの演奏家だった。実際、18歳からエージェントと契約を交わし、ヨーロッパやアメリカへ演奏ツアーに行っていた。 なんの理由か本人は話したがらないが、契約終了とともに仕事がなくなり20代半ばで夢破れて帰国。その後は趣味で演奏はするが、仕事はサラリーマンとなった。 夢

          夢とヒゲダン

          トレーニングジム

          ウェイトトレーニングを始めて、かれこれ20年になる。 コロナ禍でも自分の通うジムは閉鎖をすることなく助かった。それはひとえに、感染対策を徹底的に行ってくれた会社とスタッフの皆さんの努力、そしてジムを続けたい会員のみなさんの協力の賜物だと思う。 ところで、私が通うトレーニングジムでの感染対策にはアルコール消毒スプレーやアルコールシートが使われている。コロナが流行する前は、マシンやダンベル、バーベルについた自分の汗を自分のタオルで拭くか、備え付けのクロスで拭いていた。しかし中

          トレーニングジム

          ゴキブリレベル

          「夢は探せど見つからず。早くお迎え来ないかな。」 毎朝2キロのジョギングを日課としている。2018年9月から人生最後の減量と称して6ヶ月で17キロの減量を達成。その時の名残である。減量の話はまた機会があれば。 今朝も走ってきたのだが、面白い光景に出くわした。さして珍しくもない光景だが、せっかくなのでネタにさせてもらう。 早朝の誰もいない住宅街の赤信号。横断歩道を渡らずに赤が青に変わるのを犬と一緒に待っている中年女性。 人も車もいない静まり返った住宅街だ。なぜ信号に従う

          ゴキブリレベル

          夢、あったわ。

          というわけで、57年間夢がないまま生きている。 夢を成し遂げた同級生。夢がないまま生きてきた自分。 ここ最近、いや、数年、折に触れて考えているのである。自分の夢は?どうなりたかった?どうなりたい? 強いて言えばあった。高校生のころ、宇宙飛行士になりたかった。 今でこそ100億円持ってれば素人でも宇宙へ行ける時代である(こんな時代が来るなんて40年前に誰が予想しただろう・・・)。だが40年前に宇宙に行くためには、理系の学部を出てアメリカの大学に留学してNASAに就職して

          夢、あったわ。

          趣味

          子供の頃からこれと言った夢がなかった私だが、とにかく好奇心旺盛で何にでも首を突っ込んだ。 高校生になって多少の自由が手に入ると、高校入学直後からアルバイトを始め、障害者グループでのボランティア活動、部落差別開放運動、動物愛護団体での活動など、片っ端から参加した。友人からは「いっちょかみの〇〇」と呼ばれたものだった。ちなみに「いっちょかみ(一丁噛み)」とは、何にでも首を突っ込む人、あるいは突っ込みたがる人のこと。私にとっては褒め言葉だった。 それに加え、中学校から楽器も演奏

          同級生

          noteに登録してからもう半年も経ってしまった。 最初に書いた記事も下書きとして保存したまま公開にもせず、今日に至る。その記事は今公開した。 日々様々なことに思いを巡らすが、その思いは誰とも共有せず、過ごしてしまっている。 そんな中、つい一昨日のことであるが、昔共に学び遊び、人生について語り合った同級生のことを思い出した。 出会ったのは高校1年生。出席番号順で私の後ろだった彼女は、入学式の後1年1組のクラスルームで後ろの席に座っていた。 小柄ながらなんとなく眼光鋭く

          同級生

          ばばちゃんの人生日記、始めます

          note初心者です。 東京都在住の57才。 SNSはmixiから始まり、Facebook、ameblo、Twitter、Instagram、と色々なところでアカウントを持っていて、それなりに投稿もしています。 が、 もうすぐ還暦を迎える私。リモートワークや自粛生活の中、自分や自分の人生を振り返ることも多くなりました。 半世紀以上生きてると、誰でも何かしらのヒストリーはあるもんで、それを大っぴらに知人に話したところでどうなるわけでもなく、ましてや負の部分は家族なんかに

          ばばちゃんの人生日記、始めます