同級生

noteに登録してからもう半年も経ってしまった。

最初に書いた記事も下書きとして保存したまま公開にもせず、今日に至る。その記事は今公開した。

日々様々なことに思いを巡らすが、その思いは誰とも共有せず、過ごしてしまっている。

そんな中、つい一昨日のことであるが、昔共に学び遊び、人生について語り合った同級生のことを思い出した。

出会ったのは高校1年生。出席番号順で私の後ろだった彼女は、入学式の後1年1組のクラスルームで後ろの席に座っていた。

小柄ながらなんとなく眼光鋭く世の中を斜に構えて見ているような15歳。

同じく世の中を斜に構えて見ていた自分と馬が合い、その後もずっとつるむ事となる。

大学もその後の人生も全く違うコースを歩んだ私たち。その道程において何度か交差することはあったけれども、継続して交流することはなく、いつしか連絡先すらどこかにやってしまった。

一昔前なら一生会わなくなっていただろうが、そこは情報社会。SNSという便利なものがある。彼女の生業は知っていたので検索をかけるとすぐにヒットした。

大学卒業後、夢に向かってまっすぐ生き、精進し、今は夢だった大道芸人になっている。

「夢」

私には若い頃に「夢」がなかった。

自分と他人とを比較しないことを信条にしているが、夢を叶えた彼女、いや、「揺るがない夢を持っていた」彼女を純粋に羨ましいと思う。

その夢を懐に抱え、大胆に生き、35年間精進を重ねていたであろう彼女。

我が身を振り返らずにいられようか。フラフラ優柔不断で迷ってばかり、あれやこれやに目移りして生きてきた自分。おかげでこんな歳になってもまだ何一つ胸を張れることがない。


過去を振り返ってもしょうがない。ではこれからどうするか。どうなりたいか。

また「夢」を探し始めた57歳の春である。

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