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間違った正しさ

愚痴はやめようって決断した。
でも、やめられるならとっくにやめている。
だから、どうやったら愚痴をなくせるか考えることも大事だと思った。


まずは、自分は正しいをやめようと思った。

自分は正しいって思っているからこそ、相手が間違っている、という相手への批判に繋がる。

基本愚痴って自分は正しいという前提があってのものだと思う。
自分が正しいなんて思えなければ、愚痴なんて言えない。

私がいつだって正しい
あの人は間違っている
あの人の考え方、やり方は変

でも、よく考えてみると
自分が絶対的に正しいなんてことはないと思う。

たとえ絶対に自分が正しい、相手が間違っていると思うようなことがあっても、本当に100%自分が正しいと言い切れるのか。
もしかしたら、たった1%でも自分が間違っていて、相手が正しい可能性があるのなら自分が絶対正しいとは言い切れない。

だから自分が絶対正しいと言いたくなる状況でも、本当に100%そうだと言えるのか?と自分に言い聞かせる。
そうすれば人を批判したくなる気持ちも落ち着き、愚痴を言わなくてすむかもしれない。

自分が正しいと思えば思うほど、人の言うことに耳を貸さなくなる。
例えば悪い道を進んでいるのに、自分が正しいと思っていたらどんなに正しい道を示してくれる人がいても、その人は間違っているとその人を悪者にしてしまう。
それって、すごく怖いことだと思った。
人の声に耳を傾けないで我が道を突き進んでいくことは時に大きな間違いを起こしかねない。

それに、正解がない場合もある。
人によって考え方は違う。
誰一人として全く同じ考え方をする人はいない。
だからこそ意見が食い違うこともある。
でも、そこにどちらが正しいか正しくないかなんてない。
そもそもの考え方が違うのだから正解なんて出せるはずがない。
あるとしたらそれは、何を正解にするか決められるってこと。
相手も正しいし、自分も正しい。
その上で何を正解にするか自分が納得できる答えを出す。
大事なのは、相手の意見も受け止めること。
受け入れられなくてもいい。
ただ受け止めるだけでいい。
そうすれば、不必要な諍いはなくなる。


どんな人にも思いやりの心がある。
相手に対する思いやりの心を思い出そう。




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