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そのホイップクリーム、大丈夫?食べるまえに知っておきたい!クリームをさけるべき3つの理由

今日は、ホイップクリームについて
耳障りの良くないおはなしです。

結論からお話ししますと
市販のホイップクリームはあなたの健康を害します。


なぜかというと、
理由を3つにまとめてお話しします。



①原料がほぼ油だから

市販の植物性脂肪ホイップ。

パッケージ裏の原材料を見てみましょう。

原材料がほぼ油です。

原材料名:植物油脂、乳製品、乳化剤、メタリン酸ナトリウム、香料、安定剤(増粘多糖類)カロチン色素


植物油脂と表記されていますが
「圧搾搾り」の油脂ではありません。
(メーカーに問い合わせをしました。)


圧搾搾りの油脂とは何かといいますと
圧搾法といって
植物の種や実を物理的に絞ってつくる油脂のことです。

<石臼式玉搾り法>鹿北製油さんのHPより画像をお借りいたしました。


圧搾法は
昔から行われている伝統的な油の作り方です。

圧搾法で造られる植物油脂には
ビタミン・ミネラル・フィトケミカル・抗酸化物質などの栄養が含まれます。




現在市場に出回っている植物油脂の大半は
「化学溶剤抽出法」で作った油です。


化学溶剤抽出法とは
石油系溶剤「ヘキサン」を植物にかけて
脂肪を溶かし、
200度以上で加熱。
薬剤で脱臭、脱色します。


ヘキサンには強い毒性があり、多発性神経炎、肝機能障害といった慢性疾患も指摘されています。
出来上がった植物油脂にはヘキサン、薬剤が微量に残ります。

高温で加熱をするため
非常に酸化しやすい性質があります。

酸化を防ぐために
BHAやBHTといった合成の酸化防止剤が添加されています。
BHA、BHTは発ガン性が指摘されています。
(動物実験で発がん性が報告されています。)

また、
食品の製造過程で原料に添加されていた場合
BHA、BHTには表示義務がありません。
(原材料名に表記はありません。)


化学溶剤抽出法を用いると
従来の圧搾法よりも油の量が多く採れます。

ただ、採取された油の質は
大きく異なります。

どういうことかお話ししますね。


ヘキサン抽出法の油は
トランス脂肪酸に変化します。

トランス脂肪酸は自然界には存在しない物質です。
食べるプラスチックとも呼ばれています。


万病の元とされており
WHO(世界保健機構)で摂取を控えるよう勧告されています。
(アメリカでは2018年6月以降使用規制されています。)


残念ながら日本ではトランス脂肪酸への表示義務がありません。
子供向けのお菓子にも使われています。


トランス脂肪酸は
 子宮内膜症
 排卵障害による不妊症
 心臓病
 うつ
 アルツハイマー
 アレルギーの原因と指摘されています。



②添加物が多く含まれているから


もう一度、原材料を見てみましょう。

添加物が多いですね。

一つ一つ見ていきましょう。

<乳化剤>

乳化剤とは、界面活性剤のことです。

天然添加物
合成添加物
の2種類があります。


天然添加物→(大豆など)原料が遺伝子組み換えの可能性があります。

合成添加物→発がん性、メタボリックシンドロームの危険性があります。
動物実験で肝臓の肥大や腎臓の石灰化が確認されています。

乳化剤にはたくさんの種類があります。
グリセリン脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステルプロピレングリコール脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステル、リン酸水素二アンモニウム、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、ポリリン酸ナトリウム、グルコン酸カリウムなどが乳化剤として認可されています。

乳化剤は複数使っていても「乳化剤」と一括表記ができます。
添加量(使用量)の規制もなく、あらゆる食品に添加できます。



<メタリン酸ナトリウム>


リン酸化合物のことです。

添加物の「無機リン」は大量に摂取すると
健康を害します。

リンは腸内でカルシウムと結びつき
カルシウムの吸収を妨げます。

体内のカルシウムが足りなくなると
身体は自分の骨を溶かして
血中カルシウム濃度を保とうとします。

リンの摂取が多いと、骨が溶けるのです。

骨から溶け出たカルシウムが石炭化して
血管内にこびりつきます。
動脈硬化が進み
血圧が上がり
肝機能が悪化し
心筋梗塞が起きやすくなります。

妊娠中の方は胎児にも影響するため
メタリン酸ナトリウムの大量摂取には十分注意してください。

かんすい、PH調整剤、酸味料、結着剤、乳化剤、膨張剤、栄養強化剤などの名称でリン酸化合物が添加されています。
ソーセージなどの練り物、清涼飲料水などの食品の他、ボディソープや化粧品にも添加され、肌から吸収されてしまいます。


<香料>

純生クリームの風味に近づけるため
生乳感や、脂肪感、スイート香を着香しています。

植物油脂の酸化臭をごまかすために
油脂の劣化臭を覆い隠す香料も使われています。

香料は、乳化剤と同じく一括表記が認められています。

香料には化学物質を組み合わせて作られているものもあります。
石油系の原料で化学合成された合成香料は
安価に大量生産できるため一般的に使用されています。

サリチル酸メチルなど、毒性があるものもあります。



<安定剤>

食品の風味や色を安定させ
消費期限を延ばし
酸化を防ぐ目的で添加されています。

用途名で記載ができます。
2種類以上の多糖類を使用した場合、すべての物質名を書かずに一括表記が認められています。

原料としては、
ペクチン、グアーガム(グアガム)、カラギナン(カラギーナン)、キサンタンガム、タマリンド、カルボキシメチルセルロースナトリウム、プロピレングリコール、アルギン酸などがあります。

キサンタンガムの原料は遺伝子組み換えのトウモロコシだといわれています。
動物実験では安定剤投与により
前胃に乳頭腫、胃がん、眼や上顎に異常、結腸腺腫、消化器系のがんが報告されています。

<カロチン色素>

生乳から作られる「生クリーム」は
牛の食べている牧草の色(ベータカロテン)が乳脂肪に溶けています。
そのため、生クリームは薄い黄色に見えます。

植物油脂から作られる植物性脂肪ホイップは
透明な油脂を乳化させているため
純生クリームのような色はありません。
カロチン色素で着色をしています。

豆乳ホイップ


植物性脂肪ホイップには
乳脂肪を含まない「豆乳ホイップ」もありますが
添加物は植物性脂肪ホイップと同様に含まれます。

③がんの原因となるから


今までは
植物性脂肪ホイップのお話をしてきました。

では、乳製品の純生クリームなら健康に良いのでしょうか。


残念ながら
現代の製法でつくられる乳製品は
大量の女性ホルモンが含まれています。

子牛を産んだばかりの雌牛を妊娠させて搾乳しています。
そのため女性ホルモンが多く含まれます。

乳製品に含まれる女性ホルモンは
加熱をしても消毒をしても分解されません。


女性ホルモンって
美容や肌にいいのでは?と思われるかもしれません。


ですが、ヒトの体内でつくられる女性ホルモンは
一生でティースプーン1杯ほど。

過剰な女性ホルモンは
不妊症
乳がん
子宮がん
卵巣がん
前立腺がんの原因となります。



乳製品に含まれるカゼインも
強力な発がん性物質です。

動物実験でがんを発生させるときに
カゼインを投与します。

さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。


では、何を食べたらよいの?

添加物について調べていくと
「安全なものを食べたいなら手作りするのがいちばんです。」
と書かれています。

加工食品ではなく、安全な素材で手作りしてみてはいかがでしょうか。

わたしはお豆腐やカシューナッツでクリームを作ります。

お豆腐やカシューナッツで滑らかなクリームを作るにはブレンダーが必要です。

レッスンの受講生には
ブレンダーやフードプロセッサー等をお持ちでない方がいらっしゃるので
マシンなしでつくる実験をしました。

簡単にお作りいただけるクリームができました。

材料にココナッツミルクを使っています。

ココナッツミルクにはトランス脂肪酸や女性ホルモンは含まれません。

ココナッツミルクに含まれる油脂は酸化しにくい油脂です。
動物性脂肪より脂肪の消化スピードが早いので
すばやくエネルギーになり
身体に蓄積されにくいです。



まとめ

植物性脂肪ホイップは
トランス脂肪酸たっぷりの植物性油脂を主原料に
乳化剤で水と油を混ぜ
添加物を入れて白く濁らせ着色し
ミルクの香りの人工香料を入れ
油脂の酸化臭を香料でごまかし
安定剤という名の防腐剤を混ぜて作られています。

乳製品の純生クリームは発がん性(特に乳がん)が懸念されます。


クリームを食べたいときは
少量にとどめるか
安全なものを手作りするのがおすすめです。


今日は、ホイップクリームをさけるべき理由をおはなししました。
ご自身やご家族の健康について
考えるきっかけになれば嬉しいです。

画像クリックで詳細をご覧いただけます。



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