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ホウキボシの記憶

…この世も自分もすべてが幻想だと言う…

あなたを抱きしめた

なんという幸福感

なんという奇跡の瞬間

なんという… ありえない
満足感…

だいすき。

ずーっと憧れて

欲しかった、手に入れてみたかったモノ この目の前の ヒト

それはもう何年も前のこと

とても綺麗な川のそばで

わたしはあなたを抱きしめましたね

あなたをずーっとアイシテル

あなたの顔は はっきり思い出せないけど

あなたを
あなたを

あなたのヒカリを

アイシテル

そのヒカリは、

わたしの大切な宝物なの

宝石なの💎

あなたは まばゆいヒカリとなって膨らみ、
大きなヒカリに溶け込み

あなたは、わたしの憧れの、まぼろしの…
つまり、神様なの

つまり それは、
わたしがつくってる
ものなのよね💫

わたしの世界の 神様✠

わたしの理想の ヒカリが
わたしの神様

わたしが わたしを
アイシテル
それだけなの

それでも この地球では

わたしを愛し助けてくれる人が 存在が たくさんいる

信じられない この奇跡

だから人は
素晴らしく かけがえがない

人は人を 他の存在を愛したくて 仕方ない

しかもそれは、
人だけでなく、この地球上の全ての命に相当する

全ての存在が
他の存在を愛そうとする

なんという おどろき

なんという 構造

なんという 愛のチカラ

映画“Ai”のラストシーンを
覚えてる?

わたしの大好きな
いつも涙が流れるシーン

くまの縫いぐるみのテディが、ポッケから針を取り出すシーン🧸

針は、あの日の記憶
ずっとポッケに持っていたんだ

そこへ宇宙人が現れる

主人公のAI型アンドロイドは、無条件に助けられ、愛されていることが分かる

わたしは そのクマと一緒だ

この地球で手に入れた、
大切な思い出の宝たちを
ポッケに入れて
大事に宝石箱に入れておくの💍

そうして、いつかわたしが魂のヒカリとなって
宇宙に還るときも
きっとそれは、
わたしの一部となって美しく輝く
わたしの記憶がなくなっても

ホウキボシの
シッポのように☄

美しく火花を散らしながら
輝く星星と一体化する