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一人一人の世界の見え方は違う
自分が辛いときは世界中皆が辛いように見えます。
自分が幸福なときは世界中皆が幸福に包まれているように見えます。
日本人は表情を読み取るときに目の方に意識が行きます。
でも、白人は口に目が行きます。
同じ絵を見せても人によっては、人に意識を向ける人もいます。
周りの背景に目を向ける人もいます。
人でも背景でもなく絵の縁をに意識を向ける人もいます。
同じ人が泣いている絵でもなぜ泣いているのかと聞いたら、怖い、悲しい、寂しい、痛い、嬉し泣き、嘘泣き。
人によって絵で推測する感情は違います。
同じホラー映画を観た後でも
●Aさんは幽霊が怖かったと言い、
●Bさんは幽霊も怖かったけど、ホラー映画の中に出てきた動物に意識を向けてて可愛かったと言い、
●Cさんはホラー映画なのに映画の中に出てきたご飯のほうにばかりに意識を向けていたとします。
この3人は映画を観終わった後全く違う感想を言い合う為、同じ映画を観たとは思えないと思います。
Aさんはホラー映画は幽霊だけを楽しむものだと思っているのでCさんに対して観る場所はそこじゃないと怒るかもしれません。
でも実は、この映画の作者は美味しそうに見えるご飯の撮り方にも力を入れていたとしたら、ご飯の方に意識を向けてくれた視聴者に対して「ホラー映画なのにそこにも気付いてくれて有難う!」と、逆に喜ばれるということもあるかもしれません。
皆同じ世界を見ているつもりでも、意識を向けているところは皆違くて、皆違う世界を見ています。
だからこそ皆価値観が違くて、色々な人がいます。
色々な人がいるからこそ色々な人の出会いの中で自分にはなかった新しい価値観を吸収していき、成長していけるのだと思います。
そう考えると、人間は面白いなぁと思います。
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