失敗したことあるか? それ本当に必要か? 私がほんとのところを教えよう。㉚<京都のコンサル社長の徒然草㉚>
社会人35年目を迎える私のつたない経験を徒然なるままに話してみる。
最近面白いことに気づいた。
失敗は成功の糧だ。
失敗をしたことの無い人間は成功しない。
どん底を味わったから今の自分がある。
過去から多くの成功者やえらい人が失敗こそが重要だ!
的なことをおっしゃっている。
今一実感がわかない。
失敗しない方が良いに決まっている。
失敗体験よりも成功の体験の方が重要では?
とずっと思って生きてきた。
今もそう思っている。
勿論、失敗したからと言って人生が終わるわけではない。
当然どんな失敗でも必ず取り返しがつく。
この私がそうだ。
このような事をまさに徒然と考えていた時に”はた”と気づいた。
多くの偉人やえらい人が言っているのはこういう事かと。。。。。。
それは、
私の経験で語ってみる。
私は今は自分で会社を経営している。
しがないコンサルティング会社だ。
それまでどうしていたかと言うと、計4社の企業に勤めた。
22歳から55歳まで。 33年だ。
最初の企業は世界でもエクセレントカンパニーと呼ばれている超巨大企業だ。
そこで営業のNo2まで行った。
次の会社はやはり誰もが知っている米国のアパレルブランドだ。
ここでは営業の責任者だった。
その後、フランスのフレグランスブランドから声がかかり、日本法人の代表取締役を務めた。
俗に言う社長と言うやつだ。
そして初めて日本の会社から声がかかり、CEOと言う何とも響きの良い役職を与えていただいた。
そして人生で必ずやりたかった。一度は経験したかった”起業”をした。
今のコンサルティング会社だ。 東京の響きの良い港区の湾岸でのことだ。
その後息子たちも社会人になったことだし帰っといでと言う妻の命令(?)でそれまで長年一人で住んでいた東京を引き払って自宅のある京都に帰って来た。
こう書くと、なんだか特に失敗のない順調な人生の様に聞こえる。
しかし、真実は。。。別に隠すわけではないが、
全ての転職のきっかけは”クビ”になったことだ。
クビと言うとこれは法律違反なので正確には自主退職したからだ。
では、何故自主退職を?
それは”辞めてくれないか”と言われたからだ。
もし、その様に言われていなければ今でも最初の会社にいたと断言できる。
自ら転職して新たな世界に飛び込む様な勇気のある人間でないことは自分でよくわかっている。
もし、最初の企業に今でもいたら、、、、、多分
営業の責任者あたりになっていたかもわからない。
そして毎日プレッシャーとストレスに苛まれていたのだろう。
それと実際の人生を比べたらどうだろうか?
絶対に今の実際の人生の方が良い。
クビになったことで、しかも4回もクビにして頂いたおかげで
給料が上がった。
ポジションが上がった。
社長を経験できた。
CEOを経験できた。
そして夢だったが、勇気がなくて出来なかった起業できた。
そして毎日がエキサイティングで楽しかった。もちろん楽ではなかったが。
それらがあるから今コンサルティング会社をやっていられる。
100%自分で仕事を選べる。
ひと様の役に立っている時間がある。
何より自由だ。
夜中まで働くこともあるし、昼からバーで飲んでいる日もある。
天気が良い日は自転車通勤だ。
健康の為に朝ランニングしてからゆっくりとバスでオフィスに向かうのが日常だ。
最高に気持ちが良い毎日だ。
社長、CEOの経験があると言う事がクライアントからすると大きな安心材料らしい。
実際にに自分でもそう思う。
社長は別格だ。その経験を踏まえてコンサルティングができることが今の自分の大きな強みだ。
”クビ”
これって失敗と言えるのではないだろうか?
その失敗がなかったら今でも悶々と毎日を過ごしていたのだろうなと思う。
失敗をチャンスに変えろ!
よく聞くセリフだ。
でも、これは合ってる。正しい。
失敗など大した問題ではない。
リストラ、左遷、降格。。。。。そしてクビ。
会社にいると嫌なことが起こる。失敗と言って良いかもわからない。
でも覚えていて欲しい。
大した問題じゃない。
幾らでも取り返せる。
逃げなければ。諦めなければ。
チャンスだ。 ふんぎる。 割り切る。 レールを変える。
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