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不登校と発達障害

こんばんは、足の長い人です。今日は不登校と発達障害について書いてみようと思います。

①発達障害の子どもは不適応になりやすい

ADHDやアスペルガー、LDなどのいわゆる発達障害は、現状の学校教育ではすごく怒られたりバカにされたりしやすく、不適応になりやすいです。

本当は仲良くしたいのに、嫌なことがあると反射的に手を上げてしまい、「なんでそんなことするの!」と怒られる子ども。
文字は読んで理解できるけど、聞くだけだと頭に入らない子は「話をよく聞きなさい」と注意される子ども。

悪い子じゃないのに、欠点ばかりに目を向けられ、先生や学校にとっての困った子どもになる。やがて自信を失い、不登校になるというパターンをいくつか見てきました。

②気持ちを聴いてあげる ←これがすんごく難しい

彼らは、困った子どもではなく、困っている子どもなんですよね。彼らのもつ困り感を理解してあげることがまず第一。

そして最も大切だけど難しいのは、彼らの成長したいという気持ち、本当は~~したいという気持ち、そこをしっかり理解することです。

なぜ難しいかというと、彼らは「私たちにとっての問題行動」を引き起こすからです。ADHDの子が友だちに暴力をふるってしまったとき、たいてい注意されるのは先に暴力ふるった方です。
「暴力ふるってしまったことは確かに悪いことだけど、本当は仲良くしたいし、一緒に遊びたい。友だちを傷つけるようなこともしたくないんだよ。」って先生が言ってくれたら、この先生はわかってくれる…って思うようになり、心がつながります。そうなると学級でも友だち関係が良好になってきます。欠点も含めてみんなが認めてくれるようになるから。

③クスリに頼るのはやめよう

最後にこれ、どうしても書きたかった…。クスリはできることならやめてください。本人も保護者も学校も困っているのはわかるけど、クスリは対処療法でしかなく、根本の解決にはなりません。クスリで本来のその子の個性を抑えるってどうなの?って思うわけです。
クスリを飲んでいるときなら愛せるの?飲んでいないときは愛せないの?
これについてはもっと次回の記事で書こうかな。

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