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著者が語る:『理性の限界』が「必読の科学書100冊」に選ばれました!

発売されたばかりの『Newton』9月号の特集は、「一生ものの教養が身につく――科学名著図鑑」というタイトルで、「必読の科学書100冊」が読み解かれている。その中でも、とくに私の愛読してきた作品を紹介しよう。

「PART1:読めば宇宙が好きになる名著」では、セーガン『コスモス』・ワインバーグ『宇宙創成はじめの3分間』・ウエッブ『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由』。

「PART2:自然法則の真理にせまる名著」では、ファラデー『ロウソクの科学』・ハイゼンベルク『部分と全体』・ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』。

「PART3:生命の不思議を伝える名著」では、シュレーディンガー『生命とは何か』・ドーキンス『利己的な遺伝子』・アッシュクロフト『人間はどこまで耐えられるのか』。

「PART4:数学の魅力がつまった名著」では、ベル『数学をつくった人びと』・モリソン『パワーズ・オブ・テン』・ウィルソン『四色問題』。

厳密に数えたわけではないが、おそらく100冊のうち50冊以上は、これまで私の上梓してきた40冊の書籍の参考文献のどこかに掲載されているはずである。常々私は、執筆に関連する分野で徹底して厳選した文献を参考にしているつもりなので、この特集の選択はバランスよく良識的だと言って過言ではないと思う。

いずれにしても、科学のあらゆる分野から100冊を選択すること自体、大変な編集作業だったと思うが、多くの読者に科学書への関心を拓くという意味で、すばらしい特集だと思う。ぜひ多くの読者、とくに文系の読者にオススメしたい!

さらにすばらしいのは、実は、その100冊の中に『理性の限界』が選ばれている点である(笑)! 著者としては大変な栄誉であり、ここに感謝を込めて、その記事を紹介しよう!

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