見出し画像

ぐーるぐる♪

コペンハーゲンにあるラウンドタワー。その名の通り、円筒の塔。

立派な門をくぐると

チケット売り場があって、中はすぐにぐーるぐる螺旋状に上へ続く通路になる。

この、かまくらみたいな白い壁と、緻密に敷き詰められたレンガ、そこに差し込む柔らかい陽の光。その組み合わせが、なんだかすごく落ち着いて、静かにわくわくするような空間だった。

ここにはヨーロッパ最古の実用されている天文観測台があるらしい。私が行ったときには閉館時間がせまっていたこともあって、あまりじっくり探したり聞いたりできなかったのが残念。

この螺旋状の通路をぐるぐるぐるぐる登っていくと、上は展望台。360度、コペンハーゲンの街を見渡せる。

スカイラインがそろっている街は、上からの景色が本当に美しい。
東京って、日本って、どうしてビルの高さがこんなにもバラバラなのだろうか。最初から景観を大事にしている街と、経済が第一の街の違いなのかな。バラバラなのは日本だけではないし、国土や地質や人口など色々な影響もあるのだろうけれど。

しばらくこの展望台でのんびり外の空気を吸って、下りもやっぱりぐーるぐる♪

円筒の中心部分は吹き抜けになっていて、この小さな入り口みたいなところにちょこっと入ってみて出たときに、思いっきり頭をゴッチン!とぶつけたよ。
通りかかったカップルに笑われたー。涙
蔑まれるより笑ってくれたほうがマシか。笑

受付の兄ちゃんに、ありがと!って言ってこのタワーをあとにして、しばらく気の向くままに散歩。

お、ここは大学。コペンハーゲン大学。

図書室っぽい部屋?と思ってのぞいてみた。

おーーー!はしごのある本棚!こういう感じ好き好き!いいな〜この雰囲気。

北欧の図書館って本当に、行きたい、そこで静かに本を読みたい、と思えるような空間になっているところばかり。そこで本を読むことにすごくわくわくするような場所。北欧の人たちがよく本を読んでいるのって、自然と本を読みたくなるような環境が多くあることが理由のひとつなのかもしれない。

8月下旬には既に、秋の気配。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?