LUD Personal Works

LiNK-UP DESIGNのメンバーが自由に作った作品を投稿していきます。

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最近の記事

「暗闇の中の景色」 LUD Personal Works vol.66

デザイナーの塩川 成実(しおかわ なるみ)です。 今回の作品は特に質感にこだわりました。 渦巻いて見えるグラフィックは、暗闇の中で急に強い光が差してきた 様子を表しています。 この作品は実際に見えたものや、思い出したような景色をもとにしたわけではなく、夢の中で出てくるような空想の光景を表現しました。 実はこの光の中にライオンの目のシルエットを取り入れているのですが、 これも実際にはあり得ない様子で作っていて面白いなと思いました。 コラージュという表現手法はあり得ないを作品

    • 「蚊」 LUD Personal Works vol.65

      デザイナーの須藤和栄(スドウカズエ)です。 作成時期が夏真っ只中で時期を考えて「蚊」のワードを選んだのですが、今年は蚊よりも小蝿に悩まされた夏でした…とても蚊に刺されやすい体質なのですが今年はほとんど刺されなかったです。 縦横無尽に飛び回る蚊の軌道を表現したく、あえて数種類作成してみました。 細い線のタッチがだんだん水墨画のように見えてきて、枠をつけたり和を感じる色味でまとめました。 よーく見てみると、血を吸って赤くなっている点があるかもしれません…。 須藤和栄 /

      • 「未確認生命体Ⅲ」LUD Personal Works vol.64

        グラフィックデザイナーの梁取瑶(やなとりよう)です。 前回に引き続き、人物をモチーフとした作品を作りました。 最近はこのように限定した色使いにハマっています。色が絞られることで非現実的なイメージがより表現できる気がしています。 これは少し前に作った作品で、この頃はこの球体のような質感にはまっていてこればかり作っていました。最近は全然作っていませんでしたが、改めて見るとやっぱり悪くないなと思えました。 自分はかなりの飽き性なので同じ方向性の作品を作り続けるのはとても苦手

        • 「JOJOとシーツおばけのコラボ -その5-」LUD Personal Works vol.63

          Art Directorの鈴木知一(スズキトモカズ)です。 今回も引き続き「ジョジョの奇妙な冒険」から影響を受けまくったシリーズとなります。ジョジョの中で特に個人的に気に入ったキャラクターをデフォルメして、一方でこれまた個人的に好きな「シーツおばけ」とそれを掛け合わせて、新たなキャラクターをイラスト化しています。今回で5作目となります。 今回題材にしたのはエコーズ ACT3というスタンドです。第4部で登場する広瀬康一という高校生のスタンドで、エコーズは成長するたびに見た目

        「暗闇の中の景色」 LUD Personal Works vol.66

          「Strange Holiday」 LUD Personal Works vol.62

          デザイナーの塩川 成実(しおかわ なるみ)です。 今回のタイトルは「Strange Holiday」(奇妙な休日) これは作品のイメージに合わせた架空の物語のタイトルです。 海外の映画のポスターのような雰囲気でまとめました。 深海の中に一軒家が1つだけあって、その深海の中で生きる女性の、、 少しホラーな要素も入ったイメージで作りました。 コラージュ作品を作るとき物語までイメージすることって かなり少ないんですが、今回に関しては「家」「女性」「深海」 という少ない要素だったの

          「Strange Holiday」 LUD Personal Works vol.62

          「類は友を呼ぶ」 LUD Personal Works vol.61

          デザイナーの須藤和栄(スドウカズエ)です。 昔はあまり考えなかったことなのですが、大人になるにつれて自分と似た考えを持ったり自分と同じような行動を取ったりする、そんな人たちが周りにいるなと強く感じるようになりました。 人と人との繋がりを表すような形にしたく、繋がっていても不自然じゃなく、なおかつ文字が読めるように探っていきながら形成していきました。 左から右へ一直線に読むのでなく、時計回りに読んでいくことになるので少し可読性は落ちると思いますが… 元の言葉が広く知られてい

          「類は友を呼ぶ」 LUD Personal Works vol.61

          「未確認生命体Ⅱ」 LUD Personal Works vol.60

          グラフィックデザイナーの梁取瑶(やなとりよう)です。 今回は最近よく作っている球の集合体を用いて人間をモチーフとしたグラフィックを作りました。 人間が絡んだビジュアルはその背景にあるストーリーを想像したくなります。特に顔が隠れていたりなど匿名性のあるものはより自分の好きなままに想像できるので好きです(知っている人やキャラではその先入観で想像が膨らみにくいので)。 このビジュアルもあえて顔を隠し、謎めいた存在にしています。 この女性は異星人なのか、はたまた元々人間だったも

          「未確認生命体Ⅱ」 LUD Personal Works vol.60

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その4-」LUD Personal Works vol.59

          Art Directorの鈴木知一(スズキトモカズ)です。 更新すっかりあいてしまいました。 今回も引き続き「ジョジョの奇妙な冒険」から影響を受けまくったシリーズとなります。ジョジョの中で特に個人的に気に入ったキャラクターをデフォルメして、一方でこれまた個人的に好きな「シーツおばけ」とそれを掛け合わせて、新たなキャラクターをイラスト化しています。 以前にも題材にした「DEATH13」をシーツおばけ化していこうと思います。DEATH13は何度も言ってますがジョジョ史上ダン

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その4-」LUD Personal Works vol.59

          「光彩」 LUD Personal Works vol.58

          デザイナーの塩川 成実(しおかわ なるみ)です。 今回はキラキラとした明るい作品を作ってみました。 主に素材にしているのは花と植物、あとポイントにネガフィルムを使っています。 横から流れる線のようなものは、自然光が降り注いでいる感じを全体に表現しています。 私はネガフィルムやチェキのようなものに昔から凄く魅力を感じていて、現像した写真にワクワクした幼少期を覚えています。デジタルでは表現できない独特なレトロ感、を今回の作品で取り入れました。 もう一つこの作品には生き物が隠れて

          「光彩」 LUD Personal Works vol.58

          「瞼 目蓋」 LUD Personal Works vol.57

          デザイナーの須藤和栄(スドウカズエ)です。 なぜか年々睡眠時間が増えて活動時間が短くなってしまっているので 短い睡眠時間でもバリバリ動ける人(=ショートスリーパー)に憧れを抱きながら作成しました。 本ッ当に眠い時のまぶたの重みって異常ですよね。 今回はそれが表現できるよう、上から何かがのしかかっているようなフォルムにしました。 最初は「瞼」という漢字を2つ並べて両目を表現しようと思ったのですが 「まぶた」という言葉、「瞼」と「目蓋」どちらの漢字でも表現されるなあと思い せ

          「瞼 目蓋」 LUD Personal Works vol.57

          「未確認生命体」 LUD Personal Works vol.56

          グラフィックデザイナーの梁取瑶(やなとりよう)です。 今回は前回に引き続き、歪ませてできる球体を使って未知の生命体をイメージしたグラフィックを作りました。不思議な質感に仕上がったと思います。 イメージしたのは映画「メッセージ」の宇宙船のような異質な飛行物体です。想像力を引き立てるような不思議な存在感にとても魅力を感じます。そんな世界観を表現してみたいと思って制作しました。 球体の集合体はブドウのようであるし、細胞の塊のようでもあってとても気に入っています。これを機に同じ

          「未確認生命体」 LUD Personal Works vol.56

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その3-」LUD Personal Works vol.55

          Art Directorの鈴木知一(スズキトモカズ)です。 今回も引き続き「ジョジョの奇妙な冒険」から影響を受けまくったシリーズとなります。ジョジョの中で特に個人的に気に入ったキャラクターをデフォルメして、一方でこれまた個人的に好きな「シーツおばけ」とそれを掛け合わせて、新たなキャラクターをイラスト化しています。 今回は、ジョルノ・ジョバァーナを題材としています。ジョヴァーナは第5部の主人公でなんと父親はジョースター家の永遠のライバルであるあのディオ・ブランドーなんです。

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その3-」LUD Personal Works vol.55

          「朧月夜」 LUD Personal Works vol.54

          デザイナーの塩川 成実(しおかわ なるみ)です。 今回は動物を主役にした作品です。 まるでたくさんの人に崇められているかのような、、フクロウを神様のように見立てて世界観を仕上げました。 「朧月夜」は月がほのかに霞んでいる情景を表す言葉で、 暗闇の中、霞んで見えるこの風景にぴったりのタイトルだと思い名付けました。この作品に宗教的な意味はないのですが、1つの世界観として面白いなと思い、挑戦してみました。 はっきりとは見えないけど、ぼやけて微かに見えるという風な見え方がとても好

          「朧月夜」 LUD Personal Works vol.54

          「窮屈」 LUD Personal Works vol.53

          デザイナーの須藤和栄(スドウカズエ)です。 今回は、作字のネタが思い浮かばずワードを提供(?)してもらったものになります。 急いで文字を書いた時って、このラフのように本来離れてるはずの線が繋がっていたり、2画の部分が1画になったりすると思います。私はこれを作字に活かすことがよくあります。 何回も走り書きをして文字が読めるギリギリのラインを探しました。特に今回「窮」はかなり省略されてるんじゃないかと思います。 実際に紙に書いたかのような線の質感を意識しました。よーく見る

          「窮屈」 LUD Personal Works vol.53

          「未来都市」 LUD Personal Works vol.52

          グラフィックデザイナーの梁取瑶(やなとりよう)です。 今回は未来都市をイメージしながら1枚の写真を切り貼りしたり歪ませたりしながらビジュアルを制作してみました。 最近はこの歪ませてできる球体のような質感にはまっていて、よく同じような手法で制作をしています。透明なのか、金属なのか、硬いのか、柔らかいのか、この不思議な質感がたまりません。 写真を壊していくことで現実の風景が異質なものへと変わっていくのがとても好きです。現実とSF世界を行き来しているような感覚になります。この

          「未来都市」 LUD Personal Works vol.52

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その2-」LUD Personal Works vol.51

          Art Directorの鈴木知一(スズキトモカズ)です。 前回から引き続きの「ジョジョの奇妙な冒険」から影響を受けまくったシリーズです。ジョジョの中で特に個人的に気に入ったキャラクターをデフォルメして、一方でこれまた個人的に好きな「シーツおばけ」とそれを掛け合わせて、新たなキャラクターをイラスト化しています。 今回は恐縮ながら全シリーズ史上おそらくナンバーワンであろうあの「空条承太郎」です。全JOJOの中でも、ルックス・能力・カリスマ性などなど、とにかく全てにおいてどセ

          「JOJOとシーツおばけのコラボ -その2-」LUD Personal Works vol.51