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「類は友を呼ぶ」 LUD Personal Works vol.61


デザイナーの須藤和栄(スドウカズエ)です。

昔はあまり考えなかったことなのですが、大人になるにつれて自分と似た考えを持ったり自分と同じような行動を取ったりする、そんな人たちが周りにいるなと強く感じるようになりました。

ラフ

人と人との繋がりを表すような形にしたく、繋がっていても不自然じゃなく、なおかつ文字が読めるように探っていきながら形成していきました。
左から右へ一直線に読むのでなく、時計回りに読んでいくことになるので少し可読性は落ちると思いますが…
元の言葉が広く知られている言葉なので多少可動性が落ちても読めるのではないかと思います。
これは割と作字する際に助かるポイントで、逆に作る言葉が特殊なワードだったり専門用語だったり一般的には知られていないワードの場合可読性を高めないと読むことができないと考えます。

出会いの季節いえば春、ということで全体の色味は春をイメージした柔らかなものにしています。

最近、良い文字を作るのはもちろんですが最後の仕上げとして周りにどんな装飾を施すかというところも意識しています。

須藤和栄 / Kazue Sudo
Designer
1997年生まれ。神奈川県出身。2020年桜美林大学芸術文化学群造形デザイン専修を卒業。 大学在学中の2018年よりアシスタントデザイナーとして様々なアーティストのCDジャケット・グッズ・ロゴ等のデザインに携わる。タイポグラフィを得意とし、自身のSNSでも発信中。

Instagram
https://www.instagram.com/_____.ze/

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