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「企画者の原動力」と「企画のタネ」。LINEスマート通知の企画者3人が考える、プロダクト企画の源、とは?

こんにちは。LINE NEWS/LINE Search採用PRチームです。LINE NEWS編集部、LINE校閲チームに続いて、採用チームも、LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画に携わるメンバーやプロダクトにかける思いについて、発信しています。

今回は、LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画の「原動力」と「タネ」について。
「LINEスマート通知」に携わる企画者3人、中村亮さん、佐野優太さん、高木雅子さんを迎えて、幅広いユーザーの日常に密着する「LINE」に紐づく、LINE NEWS/LINE Searchならではの企画者に求められる視点や動機を深掘りしていきたいと思います。

中村 亮(なかむら・りょう)
2016年入社。飲食店の情報検索サイトの技術職、出版社のウェブサービス企画職を経験したのち、LINE NEWSの企画職へ。NEWSとSearchにおいて、ユーザーと情報の接触点に関わる企画全般に広く携わる。LINE NEWS/LINE Searchにおけるパーソナライズ領域のPM。

佐野優太(さの・ゆうた)
2017年入社。地図の制作会社で商品・事業企画を経て、LINEへ。LINE NEWSのポータル系コンテンツ(天気、鉄道の運行情報、防災情報など)の企画を担当。現在はLINE Searchのローカル検索も担う。LINE NEWS/LINE Searchにおけるローカル領域のPM。

高木雅子(たかぎ・まさこ)
2016年入社。医療系の企業でウェブサービスの運営、育児系アプリの企画ディレクションを経験し、LINEへ。NEWSのスタンプキャンペーンや記事の機能改修、プレミアム記事、Searchのエントリーページの企画を担当し、現在はLINEスマート通知のサービス企画を担う。

― 今日は3人が携わる「LINEスマート通知」を軸に、LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画者としての発想の源、原動力について、お話を伺っていきます。

LINEスマート通知とは?
天気予報や防災速報、新型コロナの地域情報など、自分の欲しい情報を選び、受け取ることができるLINE公式アカウント。
欲しい情報を選んで受信!LINEスマート通知
ヤフーとLINEが防災で連携、1カ月で170万人超が利用する「LINEスマート通知」ができるまで

― 2021年3月にリリースされた「LINEスマート通知」で、地震情報や気象警報などの防災速報がLINEで受け取れるようになりました。LINEはもともと、“コミュニケーションアプリ”ということもあって、特に防災情報を得るツールの印象はなかったように思います。プロダクト企画者として、防災情報を扱うことに対して壁は感じませんでしたか?

佐野:壁、というよりも、むしろ防災情報は避けることができないというか、必ずやらないといけない領域だな、という気持ちでした。そもそも、LINEは東日本大震災がきっかけで誕生した経緯があります。震災発生時に、大切な人と連絡が取りづらかった経験から生まれたサービスなんです。私は入社してから一貫して、LINEを通じて日常生活を豊かにできる情報を届けたいと思っているんですが、その豊かな日常って、まず安心・安全であることが大前提。その上で、初めて便利さや豊かさが実現できるので、すごく重要な領域だと思っています。LINEというプラットフォームを活かして、必要な人に必要な情報を届ける、ということの、本当に基本的な、大切な部分というか。

高木:私はコミュニケーションツールならではのニーズと、そのニーズに合わせて情報を届ける責任もあると思っています。大きな地震が起きた時、家族や身近な人の安否確認のためにLINEを開く場面って、必ずありますし。

佐野:そうですね。安否や居場所を伝えるのに使われるLINEの中で防災情報を提供することで、「状況を知って、身近な人に伝える」をワンストップで完結できる、というのは、LINEの中にあるLINE NEWS/LINE Searchならではの、防災に対するアプローチかなと思います。

LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画に必要とされる視点とは?

中村:公共性・公益性の担保だけでなく、「コミュニケーションのインフラとして、多くの人が使う前提がある」というのは、企画を考える上でも大切なポイントですよね。

佐野:それ、LINEスマート通知の防災情報でもこだわりのポイントでした。誰が見ても、わかりやすく表現する、というところで、色にすごくこだわったんです。警報や注意報の情報で使われる色は、国・気象庁から「この情報は、この色」という指針があります。その指針に全て従えば、万人にとってわかりやすいものになるか、というと、必ずしもそうではないと思っていて。正確性とユーザーにとってのわかりやすさのバランスをデザイナーさんと相談して、趣旨が変わらない範囲で独自に定義をしたんですよ。

中村:そういうところ、ユーザーファーストを貫けてるな〜って思いますね。私、LINE NEWS/LINE Searchの人たちはみんな、ユーザーファーストを非常に重要視しているところが一番面白いなと思っていて。役職も年齢も経験も関係なく、ユーザーファーストを熱中して考えることこそが醍醐味、という雰囲気がこのチームにはありますよね。

― ユーザーファーストがプロダクトの隅々まで行き渡るということは、プロダクト自体が生まれるのも、ユーザーがきっかけなのでしょうか。でも、LINE NEWS/LINE Searchのユーザーって、“万人”ですよね…。全ての人に刺さる企画のタネって、どこにあるのでしょう?

高木:“万人”、つまり、私自身もユーザーの一人なので、自分の日常の中の気づきから、ヒントを得ることが多いかなと思います。「こんな風になったらいいのに」とか、「どうしてこんな面倒なことをしてるんだろう」とか、一歩引いて自分を観察して、その時に感じた気持ちを言語化した時に課題が見えてくる。それが企画のタネになると思っています。

佐野:私も高木さんと同じような考えです。プロダクト企画をする時って、そのプロダクトを利用してくれる人をイメージして、その人の課題はどこにあるんだろうと想定することがすごく大事だと思っているので、そのプロセス自体は変わらないと思っています。ただ、LINE NEWS/LINE Searchの場合は、幅広い人に使ってもらっているので、だからこそ逆に、まず自分自身が欲しいかどうか、必要だと思うかどうか、というところを大事にしています。

高木:企画者同士でブレストする時も、日常の気づきをみんなで発散して、課題をあらためて認識するということが多い気が…。あと、家族にも聞きます。「ちょっと待って、今、どうしてこういう動きをしたの?」って(笑)。

佐野:聞きますね。実家に帰った時とか、両親にめっちゃ聞きますね(笑)。

中村:私も、二人が実践していることに似てるんですけど、つまりは何か、顕在化していないユーザー課題をどうやって先回りして形にするか、というのが、企画の肝なのかなと。それって、LINEの価値基準である「WOW」の「ユーザーを感動させる初めての体験」「思わず友だちに教えたくなるような驚き」につながっていると思っています。

「豊かな毎日につながる、新しい価値」への探求心が、企画者を動かす。

中村:それでいうと、企画者として私の原動力も「WOW」と近いんですよね。「これがあったら面白いじゃん!」とか、「こんな世界が実現したらすごいスマートじゃん!」と思って、それで、そういうのを自分たちで作って提供したい、みたいな。そういう純粋なワクワク感が、企画者としての私のエンジンだなと。二人はどうですか?

高木:私も根本的には同じで、「課題を解決したい」という気持ちが大きいです。「もうちょっとこうだったら、世の中、便利なのにな」という課題を解決するサービスを提供して、ユーザーの反応が返ってくるという経験は何物にも代え難いので、それをもう一度、もう一度、と重ねていきたいという思いが、企画者としての私を動かしている気がしています。

佐野:自分はやっぱり、LINEというプラットフォームを活かして、必要な人に必要な情報を届けて、より安心・安全で、より便利で豊か、という状態に世の中が近づいたらいいなと思っていて。新しい機能がリリースされて、実際にみんなに使ってもらって、そういう世の中に一歩でも近づいたかなって感じる瞬間に、すごくやりがいを感じるんですよね。それを感じたくて、頑張ってます。

中村:LINEスマート通知はまさに…。

佐野:そうですね、登録してくださる方が順調に増えていて、手応えを感じてますね。登録しておいてよかったという声をSNSで見かけるたびに、やりきってよかった、また頑張ろう!と力をもらっています。

photo / Keiko Ichihara

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