ヤフーとLINEが防災で連携、1カ月で170万人超が利用する「LINEスマート通知」ができるまで
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

ヤフーとLINEが防災で連携、1カ月で170万人超が利用する「LINEスマート通知」ができるまで

LINE NEWS

LINE NEWSの企画者は、日々、7,500万人(2020年4月時点)のユーザーが欲しい情報は何か、どうやったら最適な形・最適なタイミングで届けられるのかを考える仕事をしています。私はその中のひとりで、ニュース事業部の高田浩子と申します。今回は、ヤフーとLINEが防災分野で初めて連携した「防災速報」の企画からローンチに至るまでについて、書きたいと思います。

LINEスマート通知で受け取る防災速報
「Yahoo!防災速報」による災害情報をLINEのトークにプッシュ配信する機能。ユーザーは「LINEスマート通知」のLINE公式アカウントを友だち追加し、地域を登録することで地震や津波など最大9つの防災速報をLINEで受け取れます。

図1

コロナ禍で顕在化した課題

昨年からのコロナ禍においては、新型コロナウイルス関連の情報や感染対策などを整理したまとめページの設置、「LINE新型コロナ情報」のLINE公式アカウントからの情報配信など、さまざまな取り組みを行ってきました。

一方で、緊急事態宣言下での外出自粛もあり、より「地域や生活に密着した情報」への関心度が高まったり、家族構成や職業など「個人の状況によっても必要な情報は異なる」という課題が顕在化したりしました。

そこで、LINE公式アカウントを使った情報配信において、ユーザーが欲しい情報を自ら選択し、必要なタイミングで受け取ることができる機能を作りたいと思い、「LINEスマート通知」の企画を進めることとなりました。

図2

地域別配信に対応

新型コロナ関連情報や災害情報は地域特性が強く、プッシュ配信で速報やニュースを受け取るのは自分の住まいや職場、家族の暮らす地域の情報だけでいい、という人が多いと思います。

LINE NEWSのLINE公式アカウントからは、全国のユーザーに一律で同じ情報を届けるブロードキャスト配信を行っていますが、「LINEスマート通知」では、まず地域別の配信に対応したいと考えました。ブロードキャスト配信では重大ニュースを中心に扱いますが、地域に特化したスマート通知では、より細やかな情報も対象にできるという利点があります。

ヤフーとLINEが防災分野で初めて連携

LINEは東日本大震災をきっかけに生まれたサービスです。これまで防災・減災に取り組んできた両社が、それから10年の節目でもある2021年3月に経営統合。幅広い内容を扱うYahoo!防災速報の情報を、LINEのトークを使ってより多くのユーザーに届ける本機能は、まさに両社統合によってこそ作り得た価値だと思っています。

苦労した点

LINE NEWSの企画者は、ニュースタブや記事配信、AI関連、管理画面…など大まかに担当分野を持っています。とはいえ領域は狭めすぎず、さまざまな案件を担当します。

私はLINEスマート通知の企画を担当しており、そこから今回初めて防災関連の機能に携わることとなりました。各省庁などから発令される情報やデータには元々詳しくなかったため、苦労もありましたが、仕様検討を進める中で理解を深めました。また、知見のあるメンバーやYahoo!天気・災害チームの皆さんとの取り組みにより、勉強になることも多かったです。

「LINEスマート通知」では地震情報、気象警報、大雨危険度情報…など9つの防災速報を扱っていますが、それぞれの配信メッセージに含む項目を変えています。例えば、地震情報は起こったことが中心、一方、大雨危険度情報は今取るべき行動についても併せて伝える、などです。各災害、どんな項目をメッセージに載せるのかをひとつひとつ検討し、共通のフォーマットに落とし込むのには試行錯誤がありましたが、ユーザー目線で、トーク上で必要な情報がわかること、詳細はリンク先で確認できることにこだわり設計しました。

スクリーンショット 2021-04-01 12.44.40

スクリーンショット 2021-04-01 12.45.02

実際にLINEスマート通知で配信されたメッセージ。左上のラベルは気象庁の警戒レベルなどをもとに色分けされています。

ユーザー数は1カ月で170万人以上に!

3月2日のリリースから1カ月で170万人以上の方が受信設定してくださっています。国内3地点まで地域設定できるので、自分が住む場所だけではなく、離れて住む家族の地域情報も設定することができます。

災害はいつ起こるかわかりません。もしもの時に備えて準備し、発生時に何が起きたのかを正しく知り、次の行動を取るための一助となって欲しいと思っています。

今後の展望

防災速報のブラッシュアップはもちろんのこと、LINEスマート通知は、ユーザーの皆さまが必要な情報を必要なタイミングで、"スマートに"受け取ることができるツールとして、機能アップしていきたいと思っています。ぜひご期待ください!


LINEスマート通知で受け取る防災速報は、こちらから受信設定が可能です。

LINE NEWSでは企画・ディレクター職の新メンバーを募集中です!ご興味のある方はぜひ、採用情報ページをご覧ください。


👇「LINE NEWS」LINE公式アカウントを友だちに追加https://lin.ee/chNt6wW/lnnw

LINEで更新通知を受け取りたい方はこちら。(※スマホ閲覧時のみ有効)

TwitterFacebookのフォローもよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

社員紹介

LINE NEWS
主要ニュースからエンタメまで!今ホットな話題がLINEで読める「LINE NEWS」公式のnoteアカウントです。編集に限らず、校閲・企画・データ・デザインなどニュースと検索に関連する幅広い話題をお届けします。 https://note.com/linenews