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zephyr
2021年3月12日 14:49
眼に映る視界は 朝露空の底は 菫色薔薇は 貴方の愛しい頬流れる曲線を描けば 風小鳥の囀りは 朝の調べ木々のざわめきは 貴方を呼ぶ 声
2021年3月13日 22:47
褐色の アールグレイの 湯気はやさしく 私の頬に 触れたあと肌へと 消えるテーブルの木目には 淡い影がうっすらと 浮かんでいる遠くから聴こえた 雨音窓の方へ 目を移す一瞬だけ顔を覗かせた 午後二時の光がぼんやりと 部屋を照らしていた私とこの世界を 曖昧にする 優しい雨が 好き今日の雨は そんな優しさに 溢れていた情緒的な景色が 記憶を呼び起こす曖昧っ
2021年3月23日 11:00
春風をまえに少しの秘密虜 それはとけるような髪瞳 それは檸檬の光の粒それからそれからね曖昧な淡紅色 それは私と貴方瞼にのせた花弁 それは空想の窓春風には少しの秘密を仄かに香る魅惑には心からの愛をこれは私だけの秘密私の想いをのせて運ぶ それは 曖昧な春風それは 微笑む春の女神
2021年5月8日 20:14
瑞々しい初夏の風の香りがしました春の暮れを惜しんでいる間にその切ない気持ちを消し去るようにして新しい季節を知らせてくれたのでしょうか青々とした植物達がうれしそうに枝を広げた あの時から夏ははじまっていたのでしょうかあの日も同じ様私に触れるものはすべて初夏のものでした足元には乙女の頬のように真っ赤なバレエシューズ曇りのない 透き
2020年12月9日 18:30
言葉を自分の為に綴るのはいつぶりだろうか文章を書きたい言葉を頭の中から解放させたい自分の心の内に秘めておくべきこと秘めておきたいと思うことも以前よりも増えたからなのかアウトプットする感覚がいつのまにか薄れてしまっていたのだろうかこのまま何となく流れる様にして2020年を終えていくのだろう漠然と考えていたしかしある経験をして私は言葉を頭の中