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ダメンズQueen三冠王の編集者が恋愛カウンセラーになった理由

こんにちは♡
メンタルケア心理士・カウンセラーの櫻麻 莉子さくま りこです。

※今回は、amebloでの自己紹介のお引っ越し記事です。

女まみれの女性誌編集部で学んだこと

メンタルヘルスのお仕事に関わる前は、ずいぶん長いこと、編集者として過ごしていました。(というか、今もありがたいことにレギュラーでいただいているお仕事は本名の方でゆるりと続けています^ ^)

軽く経歴を♡
90年代のギャルカルチャーの喧騒さめやらぬ中、2001年新卒で出版社に入社。
このあたりのお話は、note初投稿の自己紹介記事でも書かせていただきました。
よろしければこちら↓をご覧ください♡

以来、所属した編集部は「ギャル雑誌」「赤文字系雑誌」「ママ雑誌」「ストリート誌」「カルチャーガーリー雑誌」などなど。

2010年代には、「赤文字(モテ系)」と「青文字(ストリート)」の間の「紫文字系雑誌」があったら売れるのでは!?というコンセプトを思い立ち、新たな雑誌を立ち上げさせてもらったりもしました。(アレやコレやな理由で数巻で撃沈)

女性誌編集部に所属し、さまざまな種族をターゲットにした女性誌を企画・編集してきました。

30代後半以降〜現在至っては、婚活やコーチングなどの自己啓発書籍や医療系メディア、漢方メディアなどに加え、男性週刊誌などのお仕事を中心にさせていただいていますが、20代〜30代前半は、まさに毎日が「女」「女」「女」のネタにまみれて(笑)、暮らす日々。

その反動からかストレスなのか、20代のすべてをどうみてもダメすぎる恋愛を繰り返すことに費やし幾星霜……。
(20代どころか10代から繰り返してましたけど💧)

ついに、同期プレゼンツによって毎年年末に行われる審議会『今年のダメンズqueenアワード』に入社から3年間、連続で選出。
ついに"殿堂入り"する、という快挙をぶち上げてしまいました^ ^


ダメンズ万歳な日々と女子会トーク♡

ちなみに、編集の仕事といえば、ドラマなどの影響もあり、忙しいけど華やか〜音譜みたいなイメージがありますが、まったくもって! ! ですよ!(お察し…)

月の半分はギリギリの睡眠時間とギリギリの締め切りまでの時間と格闘。
校了前には、それこそ重箱の隅をつつくような作業に追われ、束の間の余暇も酒・酒・酒の濁流に呑まれる始末(そこは早よ帰れってハナシ)。

で、展示会やら発表会など華やかなお席にだけ、編集部で徒党を組んで出張っていきます。
そして、「私たち華やかですのよ〜(オホホホ)」みたいな感じで練り歩くのです。(帰社後はもれなく深夜まで残業。)

まさに、誰も彼もが『ブラック企業認定待ったなし!』といった勤務状況……。


だから幸せな恋ができるわけなかったんですよ。

※嘘です。完全なる言い逃れです。幸せな恋愛、結婚をなさっていた先輩方はたくさんいました…

たぶん今の年齢だったら1年くらいで干物になっていたかもしれません。
今では出版社も、こんな働き方を推奨するはずがありません。
まさかしないでしょう。
きっとしていないと信じます!

ただ、当時(15〜20年前)は、世の中に「コンプライアンス」なる言葉が頻出するようになった昨今ではありえないような働き方を、ほとんどの編集仲間がこなしていました。
(どうしよう…今の若い子にはすごく蔑まれそうな社畜っぷり💦)


と、そんな”過労MAX✖️ダメンズ万歳♡”な日々でも、私にはとっても楽しい時間がありました。

それは、キャッチ・取材&リサーチ、撮影という名の”女子会トーク”

もちろん、このトークに参加しているのはモデルや読者さんだけではありません。
(シーンによっては、男性カメラマンも、ゲイのヘアメイクさんも、普通にノンケの男性スタッフも、とっくに女子であることを忘れた我らが編集者やスタイリストも含まれます。)

で。
なんでそんな仕事中に”女子会トーク”をしているのか。

答え:それが仕事だからです。

結構な範囲でターゲットを絞った雑誌であればあるほど、そのコアに属する女性たちのことをくまなく理解し、そのニーズを把握できていなければ、雑誌の企画が立てられません。

ですから、20代なら20代、ママ世代ならママ世代。
そのターゲット世代のファッションから美容、悩みや恋愛沙汰まで、ありとあらゆる手段を使って聴き倒します。

会議室に1日60人の読者モデルを集めて取材することがノルマのリサーチ会。
またあるときは渋谷・原宿などに編集部全員がキャッチ隊として出動。
”その雑誌っぽい”可愛い子を見つけては話をする……
(そのへんのお水のキャッチには負けない動体視力には自信があります笑!)。

『最近何が流行ってるの〜?』
『休日は何してる?』
『遊びに行く街は?』
『最近ハマってることは?』
『好きな有名人・インフルエンサーは?』
『ところで今、恋してる?』
『彼氏と最近どうよ?』
『最近悩みとかある?』……etc.

怒涛の”どーでもいい質問”を繰り返し、コミュニケーションをとっているうちに、突如、取材対象者が『あ、心開いてくれた♡』ってなる瞬間があるんです。

特に、10代後半から40代前半まで、どの年代向けの雑誌でも「実は〜…」と話し始めてくれるのは、恋バナ。恋愛トークです。(ママ雑誌含む)

まさに、スタンド使いがスタンド使いを引き寄せるように、ダメンズ編集者(私)の周りにはダメンズ女子が押し寄せてきました……

で、彼女たちは、たいがい悩んでます。
たまに本気でとんでもないことになっていたりもします。


え、今ここで?
 
というような話を赤裸々にしてくれたりもします。

取材・リサーチとカウンセリングの共通項

どんな話かはもちろんここでは書けませんが……。
でも今思えば、あの頃私がまさに連日繰り返していたことは、カウンセリング用語でいう「傾聴」に限りなく近いことでした。

どんなことを話されても、聴く。
愛情と関心を持って、聴く。
とにかく、いったん、受け入れる。
どんな気持ちも否定しない。

どんなエグい話、ヤバい想いでも、否定しない。
だってそれが、今まさにその人に起きている事実なのですから。

※「傾聴」とは
ものすごく興味・関心・受容の心を持ちながらめっっちゃ話聴く。
とことん聴く(聞くではなく聴く、と書きます)


取材を通じ、この「聴く」→「整理する」→「何らかの具現化する」という流れの中で、感じたこと。

「今悩んでいる苦しい気持ちを支えてあげたい」
「この人の夢を叶える助けになりたい」
「もっとこの人を幸せな想いにしてあげたい」

この3つの想いが、ずーっと心のどこかにありました。

「人の話を聴くのが好き」
「そもそも人が好き」
「落語的おせっかい」

(※最後のは、しょうがないねえ、って言いながらなんとかしたいヤツの意)


結局のところ、そんな私の性癖が、心理学・カウンセリングをしっかり学びたい、ライフワークにしたい、という意識につながった気がしています。

その後も編集者人生の中で現在のパートナーに出逢うまでは、公私ともにジェットコースター並みに色々なことが起こりまくるのですが……。

そんな需要のなさげなネタ話は、またの機会にしますね。
(結局また話すのかよ…って思いました💦?)。

と、だいぶ冗漫な駄文になりつつあるので、今日はこのへんで。

次からは、ちゃんと恋の底ヂカラを高める「レジリエンス恋愛」について書いていこうと思います。

本当に。
レジリエンス恋愛ってなんだよ!ですよね。

こんな無駄に長い自己紹介を読んでくれた奇特な方がいたなら、本当に感謝♡
あなたにいいことが起きますように…


ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡
よろしければ、スキ❤︎&フォローしていただけたら嬉しいです♪
櫻麻 莉子(Rico Sakuma)

ちなみに、ほんとうの3日坊主で幻と化したアメブロページがこちら。
儚い命でしたが、今後別立てで何か書きたくなった時のために、アカウントの存在はしばらく残しておこうと思います✨




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