子供もできる！感情を上手にコントロールするための「呼吸法」
こんにちは、
メンタルトレーナーの石津です。
人の1日の呼吸回数は、2万～2.5万回と言われています。すごいですよねー。
メンタルトレーニングでは「呼吸」を使ったプログラムが沢山あります。
緊張のコントロール
感情のコントロール
集中力のコントロール
特に、呼吸を使った感情と集中力のコントロールはやりやすいもので、子供たちにもよくレクチャーをします。
今日は小学生のバレーボールチームのメントレで「試合で使えるルーティン作り」をしたのですが、その中でも呼吸法をお伝えしました。
その中でも簡単に出来るのがこれ。
〖 すぐできる簡単な感情コントロール術 〗
① 感情が乱れたことに気づく
② ゆっくり深呼吸して肩の力を抜く
③「いらない感情」を吐き出すイメージをしながら、大きく息を吐く
④ 目線を上げて「落ち着こう」「大丈夫」「自分ならできる」など自分に言葉をかける
たったこれだけで、乱れた感情は落ち着いていきます。慣れたら15～30秒くらいでやれるようになります。
アスリートたちはこういうスキルを試合中のルーティンに組み込んで、メンタルをコントロールしています。
激しい怒り、ひどい落ち込みなどは、時間をかけながら落ち着かせる必要がありますが、小さなイライラ・不安・落ち込みであればコントロールできます。
大切なのは「感情が乱れたことに気付く」こと。
感情に飲み込まれてしまっては、コントロールするところまでいけません。
あー、イライラしてる。
めちゃめちゃ不安になってる。
気持ち落ちてるな。
緊張してるなぁ。
と、気付くこと。
最近では「メタ認知」という言葉もよく目にするようになりましたが、自分を俯瞰して見る、客観的に見ることはメンタルトレーニングをする上でもとても大切なスキルです。
日常のちょっとした感情の乱れのコントロールにぜひ使ってみてくださいね。
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