見出し画像

【青春18きっぷ】から魅惑のキャッチコピーを学んでみた!

みなさんこんにちは!

LIDDELL株式会社(以下、リデル)で、ソリューションセールスの担当をしております、浅川温哉(←あさかわはるや、と読みます)です。

これまで、ニコパチについて紹介してみたり、トレンドや流行語について記事を書いてきましたが、今回は自分の好きなこと領域で、ぜひみなさんにも知っていただきたいなーと思った魅惑のキャッチコピーをシェアさせていただきます!

◉過去記事はこちら

突然ですが、みなさん「青春18きっぷ」はご存知でしょうか?
なんとなく聞いたことあるなー、学生の頃つかったなーなど、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

※ちなみに「青春18きっぷ」とは・・・
旅客鉄道会社全線の普通列車、快速列車が12,050円で1日乗り放題を5回利用可能となる、販売および使用期間限定の特別企画乗車券である。
(Wikipediaより)

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A518%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%B7

実はわたし、ローカル鉄道に乗ったり、SNSなどで写真を見たりするのが好きでして(乗り鉄を自称するのには烏滸がましいレベルです。ガチファンの方、誤った情報などあれば、ぜひぜひお教えください…)、東京から離れて地方に安く移動するための手段として青春18きっぷが便利だったりするんですね。

そんな青春18きっぷは、販売期間が限定されているので、その時期ごとにポスターなどを作って告知しているのですが、それがなんとも魅力的な表現の宝庫なんです。

例えばこちら!

〜自分の部屋で、人生なんて考えられるか?〜
【2002年 夏/山陰本線:折居~三保三隅駅】

学生の頃だったり、働いていて悩んでいるときにこんな表現みたら、ついつい旅にでたくなっちゃいますよね!!!

ちなみに余談ですが、SNS・WEB広告などでテキストの文末に「?」をつけると、クリック率が上がりやすいという話をよく聞きます。
このキャッチコピーも青春18きっぷで旅に出ようぜ!というアクションを促す表現なんですね・・・

ということで、今日はLIDDELL Shareという場をお借りして、趣味全開で、魅力的な青春18きっぷのキャッチコピーをご紹介したいと思います!笑

◉魅惑のキャッチコピー:対比編

まずはキャッチコピーの王道、対比表現から。

〜18時16分 小さな改札をくぐった。大きな夕日が迎えてくれた。〜
【2014年 冬/大村線:千綿駅】

〜僕らが降りた終着駅は、誰かの旅の始発駅でもある。〜
【2013年 冬/城端線:城端駅】

〜はじめての一人旅を、人は一生、忘れない。〜
【2013年 夏/久留里線:平山駅】

それぞれ「小さな(改札)/大きな(夕日)」「僕らが/誰かの、終着駅/始発駅」「はじめての/一生」の対比ですよね。この表現は人の注目を集めやすい王道表現だと思います。

◉魅惑のキャッチコピー:先入観を覆す訴求編

青春18きっぷと聞くと、どうしても若いユーザーを想像しがちではないでしょうか?このきっぷ、特に学生限定といったことはないのですが、名称の先入観で自分が買うものじゃないかもと思われがち。そんな先入観をうまく覆した表現のご紹介です。

〜出会いに、年齢制限はありません。〜
【2008年 春/瀬戸大橋線:児島~宇多津駅】

〜冒険に、年齢制限はありません。〜
【2007年 冬/氷見線:越中国分~雨晴駅】

〜初めてに、年齢制限はありません。〜
【青春18きっぷ 2007年 夏/北上線:ゆだ錦秋湖~ほっとゆだ駅】

最終的には年齢制限がないことを伝えたいのですが、伝え方が巧みなんですよねー。
直接的に表現するのではなく、情緒的・比喩的に伝えているところが、本当に心をくすぐられます。(笑)

◉魅惑のキャッチコピー:数字で目を惹きつける編

人は具体的な数字に目を惹きつけられると言われています。
例えば分析レポートを作っていても、必ず数値を記載しますし、数値という事実がユーザーに与える影響は大きいですよね。

そんなことを狙ったか狙っていないかわからずですが、こちらも3つご紹介いたします!

〜√a=18 旅路(ルート)のなかでは、人はいつも18(age)である。〜
【2004年 春/呉線:須波駅】

〜I=t人^2 旅の印象(Impression)は、時間(time)と出会った人々に比例する。〜
【2003年 冬/紀勢本線:相賀~尾鷲駅】

〜E=(km)^2 旅の楽しさ(Enjoy)は、距離(km)の2乗に比例する。〜
【2003年 夏/北上線:ゆだ錦秋湖~ほっとゆだ駅】

数学や物理に疎い私には、ちょっとピンとこないものもあるのですが、なんとなくその数値に注目してしまうというか、その後の表現も気になって見ちゃいますよね。

この時の時代背景などはわからないですが、数学・物理など理系っぽい人をターゲットにしたキャッチコピーだったのでしょうか・・・?
ぜひ当時の担当者さんにお聞きしたいところです。

さてさて、駆け足で語ってみましたが、いかがでしょうか?
今回は青春18きっぷを特集しましたが、身の回りにはたくさんのキャッチコピーがありふれているんだなーと改めて感じました。

目に留まる表現ってなんなのだろう・・・私も全く答えを持っていませんが、これからも貪欲に探していきたいなーと、この記事を書いていて感じました!

LIDDELLはSNS・インフルエンサーマーケティング会社ですので、数値をロジカルに追いかけていく面もありますし、キャッチコピーやクリエイティブにもものすごくこだわる、エモーショナルな会社でもあります。

SNS領域でロジカルにもエモーショナルにも、ご支援させていただけると思いますので、この記事に興味を持ってくださった方が一人でもいらっしゃれば、嬉しい限りです!

ではまた!


インフルエンサーマーケティングの
LIDDELL/リデル


サービスの詳細は…


様々な職種で一緒に働く仲間を募集しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?