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【3分で解説!】ニコパチってどんな意味?

こんにちは!

LIDDELL株式会社(以下、リデル)の浅川温哉(←あさかわはるや、と読みます)と申します。
私はセールス部署のなかでも、クライアント様と継続的に向き合い、リデルのSNS・インフルエンサーサービスを通して、マーケティング課題を解決するカスタマーサクセスの担当をしています。

現在、入社して約1年となるのですが、日々SNS/インフルエンサー/マーケティングなどに関する新しい情報に触れたり、クライアント様の商品・サービスに対する熱い想いを感じたりと、ベンチャーらしいものすごい刺激に溢れた生活を送っております!(1年が3年近く感じられるとはまさにこのこと!笑)

さて自己紹介はこの辺にして、みなさん突然ですが、「ニコパチ」って言葉ご存知ですか・・・?

実は私がリデルに入社して早々、初めて聞いて「業界用語っぽいなー」と思った言葉なのですが、

正面からニコッと笑って撮影(パチッ)すること

の略語なんですね。
※企業からのPR案件であれば、商品を顔の横あたりに持ってニッコリした写真、を指します。

つまりこんなイメージです!
▼▼▼

SNSを見ていると、こういう投稿よく見かけませんか?

インフルエンサーマーケティングに携わったことがある方であれば、聞いたことがあるかもしれないこの「ニコパチ」という言葉について、本日はご紹介させていただきます!

1.ニコパチって良いの?悪いの?

結論、ニコパチ自体が悪いこと、ではないのですが、

「誰かの体験情報を広く伝えたい」目的のPR案件ではお勧めできないです。

それはなぜか・・・?

ズバリ、商品ではなくインフルエンサーそのものを訴求する投稿になってしまうから。

そもそも企業がインフルエンサーに投稿を依頼する際、

インフルエンサーというSNS上で影響力がありファンがついている人に、企業からのプッシュ感なく、インフルエンサー発信で商品をPRしてもらうことで、そのフォロワーやSNSユーザーに対して商品を訴求したい

という意向が強いと思います。

一方ニコパチ投稿は、インフルエンサーの容姿の訴求が強く、商品PRの要素が薄れてしまいかねません。

※実際、ニコパチ投稿が多いインフルエンサーは、同性よりも異性のフォロワー比率が 圧倒的に高くなっています。せっかく女性向けにコスメをPRしたいのに、実は男性フォロワーばかりに届けていた・・・!なんてことも、、、

インフルエンサーマーケティングがいまほど成熟していない時期に、こういった投稿が多かったからなのか、いまだに「インフルエンサー投稿=ニコパチ」といった知識をお持ちの方もいらっしゃると思います。

企業にとってPR案件の主役は商品そのもの、インフルエンサーではないと思います。

このことを忘れてしまうと、インフルエンサーに対して「商品を顔の横に添えて投稿してね」といった依頼をすることになってしまうので、そんな時はこの記事を思い出していただけると嬉しい限りです!・・・(懇願)

2.インフルエンサーも嫌がっている!?ニコパチ。

逆にインフルエンサーの立場から、ニコパチについてお話ししてみたいと思います。

これまでのnoteでも多くのリデルメンバーが書いていますが、

インフルエンサーはそれぞれ自分の世界観を持ち、フォロワーの気持ちを組みながら、自身のメディア運用をしている人たちです。

実際、インフルエンサーへのニコパチに関するアンケートでは、60%以上が「実施したくない/断っている」と回答しているという結果もでています。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000049039.html

上記の理由としては、「あからさまにPR案件に映るから」と答える方が多く、ただし「企業のオファーなら応えるべき」「企業の指示だから仕方がない」と答える方も多くいるようです。

インフルエンサーは「フォロワーファースト」で活動している人たちですので、私としては、こういった特性を理解しながら、クライアント様にインフルエンサーマーケティングを存分に活用いただきたいと思っています!!(切実)

3.ニコパチではなく、どんな投稿が望ましいの?

最後にニコパチではなく、どんな投稿が望ましいのか?なのですが、私としては、

◉ 実際に商品を使用しているシーンや、利用シーンを想起させる投稿

◉ インフルエンサー自身の世界観に任せた投稿

をぜひクライアント様におすすめしたいです。

私は個人が、企業と対等なパートナーになりながら、そのフォロワーやSNSユーザーに影響力を与え、消費行動やその先の共感を生み出すことができるこのマーケティング手法が本当に素晴らしいと思っています。

ですので、クライアント様にも、このインフルエンサーマーケティングをしっかりと知って、健全にご活用いただきたいという想いで、最後に声を大にして弊社のミッションをお伝えします。

個人の影響力を、人々の未来のために。

ではまた!

※本記事に関して、ニコパチをするインフルエンサーが悪い、ということではございませんのでご理解ください。またニコパチは絶対に効果がないということでもないと思います。
ただ企業視点に立った時に、上記のような視点を持っているか持っていないかで、施策の効果も変わりうるので、お伝えしたいと想い、記事にいたしました。


インフルエンサーマーケティングの
LIDDELL/リデル


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