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【Z世代の消費行動】私が実際に体験した、SNSきっかけの消費行動について振り返ってみた

こんにちは。SALES SEC. の三ツ木です。今回で3回目です。
これまでの私のnote

最近、様々な商材やサービス向けの提案書を作成している中で、気づいたことがあります。

私は
色々な商材のペルソナ、ターゲットに当てはまることが多いことに・・・!

都内在住、30代、既婚、ママ・・・そんなZ世代、
消費者代表の私の趣味はSNSで情報収集をすること。

今回は、自身のSNS活用を見返しつつ、
「Z世代にどうしたら情報を届けられるのか?物を買ってもらえるのか?」を常に考えている方のヒントになる情報をお伝えできればと思います。

実際にターゲットとしている消費者が

  • 普段どのように情報収集をしていて

  • 消費行動を起こしているのか

具体的に説明するので、何かの参考になると思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

SNSの利用状況

iPhoneで先週のスクリーンタイムを見てみました。
これが多いのか少ないのかわかりませんが、この合計時間でジムとか行って身体を動かしていたら健康になれそうですよね。

一体この時間はどのように捻出しているのか自分でも疑問ですが、思い返してみようと思います。

朝起きたら

まずスマホを手に取りInstagramのストーリーズをチェック。

友人や価値観の似たインフルエンサーがどのような日常を過ごしているか

布団に入りながらチェックします。気になるものはそのまま見ますが、興味がない情報はスワイプすることも多いです。

スマホでYouTubeを見ながら化粧をします。
部屋を移動する際もスマホ片手に移動します。

最近は
てんちむ、Rちゃん、えみりん
など語ってる系の

動画をじっくりみなくても耳だけでも十分楽しめる、話が上手で面白い

女性YouTuberの動画をよく見ます。

仕事に向かう通勤時間の中で

またInstagramを開き、今度はフィードでお気に入りに追加している

アカウントのフィード投稿を2〜3スワイプして気になる投稿はじっくりキャプションまで読みます。

その後はフォロー順に直して、アカウントやキャプションが分からないぐらい

すごいスピードでスワイプして目を引く投稿があると手を止めてみたりキャプションを読んだりします。

そのせいか、Instagramを起動するたびにカルーセル投稿の2枚目が表示されることが多いです。(Instagramの見逃し防止?の機能みたいです。最初はバグかと思っていたら違いました・・・)

手に止まりやすい投稿はやはり動画や綺麗な画像です。

「動画は1〜3秒で目を引く編集を心がけよう!」みたいな

こと言われてますが、
実際はもっと短い0.3秒ぐらいで
次のシーンに変わるようなアイキャッチ的なものが必要な気がします。
ちなみに、例えフォローしていても興味の無い投稿の方が多いです。

途中で発見タブに移動します。通勤時間の9割は発見タブで自分の興味のある画像に対して

ひたすら投稿にいいね、保存、プロフィールページへ飛び

アカウントが自分の価値観に合うものであれば

日本・海外ユーザー問わずアカウントをフォローします。

フィードは広告表示が増えて見づらくなったので、広告が表示されない発見タブを見ることの方が多いです。

最近はなぜかタイのインフルエンサーのアカウントをフォローすることが増えました。

カフェめぐりや旅先など写真の構図や加工が日本とはまた感性が異なり、見ていて楽しいです。

フィードと比べて、発見タブを見るスピードはとてもゆっくりかもしれません。
Instagramのアルゴリズムが優秀なので、私の興味関心しかない投稿を沢山表示してくれるため、

割と表示されてる画像をじっくり見ます。特にトレンドっぽい投稿方法も発見タブで知ることができます。

最近だと画像を重ねてオーバーレイでアニメーションにしているものをよく目にする機会が増えました。

リールは気が向いたら見ます。使用されている音源を聞き飽きてしまい、

最近は発見タブで気になるリール以外はあまり見なくなりました。

保存する際は、あらかじめフォルダ分け(コスメ・旅行・ネイル・カフェなど)されている

カテゴリーに沿って保存します。

保存目的は主に後で見返したり、後で購入、行ってみたい場所を見返すために使用しています。

旅行計画中は

その場所のフォルダを作り、行きたい場所を保存して旅行後はフォルダを消したりします。

  • アカウントの世界観がよかったり

  • 参考になりそうな構図

  • 面白い投稿、

  • 変わったキャンペーン

などを行っているアカウントは、会社でSNS施策のディスカッションの際のアイデアになるので「仕事」フォルダに保存します。

会社に到着してからは

資料に使用する投稿イメージを探したり、インフルエンサーのイメージリストを作成する際にSNSを使用します。

自分のために使用する訳ではないので、SNSを使用しながらも意識的にはSNSと離れているような感覚です。

特に休憩時間などに見ることも少ないです。

退社後、

SNSの利用時間が爆上がりします。お布団に入ってからが本番です。
TikTokや、YouTubeなど動画メインで1〜3時間ぶっ通しでSNSタイムです。
特にTikTokは目的なくアプリを立ち上げた瞬間から時間が溶けていきます。

見始めると1時間は余裕で経ってしまいますが、昨日どのようなコンテンツを見ていたのか、あまり思い出せないです。

目的はなくTikTokを見ています。スワイプするのに疲れ、YouTubeへ。
YouTubeを見ながら寝落ちすることが多いです。

友人からInstagramのDMで連絡が来ることが多く、通知が来るたびにInstagramをちらっと見ます。

他のSNSを見ながらInstagramに出戻り、また他のSNSを見ることが多いです。

たまにYouTubeをバッググラウンド再生しながらTwitterのおすすめやトレンドを見て
バズってる投稿や炎上している投稿を見ます。

Twitterは見る専門で投稿はあまりしません。

スクリーンタイムを見ると、SNSによって使用時間の差はそこまでないものの情報量が極端に違います。
各SNSの使用目的も全く異なります。
ですが、
商品認知〜購入・来店するために、様々な媒体を回遊していきます。

その様子は次の項目へ。

そんな感じで、起きてから寝るまでSNSを使い倒して1日が終わります。
もっと有意義な日々にしたいと書きながら感じました・・・。

SNSをきっかけにした消費行動

友人の投稿、インフルエンサーの投稿、発見タブで見つけた

誰か分からないけど価値観が同じ人の投稿、SNS広告など

分け隔てなく見て気になった物は買います。

特にInstagramやTikTokでは偶然の出会いが多く

投稿と接触してからそのまますぐにECに遷移して

購入する事が増えました。金額もピンキリです。

直近でSNSをきっかけに15万円使った出来事がありました。
発見タブでよく目にする

眉毛アートサロン

がありました。

ものすごく何度も情報と接触(発見タブ、インフルエンサーのタイアップ、広告)し、
興味喚起されそのサロンInstagramアカウントからHPに遷移し金額や詳細など確認して、
またInstagramに戻りタグづけされている投稿を見てYouTubeでそのサロンで体験している人がいないか探し、
あらゆる媒体を回遊してそのサロンに行きました。

あとは、顔のシミが気になっていた時に

美容皮膚科

を探す際はYouTubeで探しました。
肌の悩みや改善をInstagramで投稿している人が少なく、

そういった情報はYouTubeの方が詳しく知ることができます。関連動画をひたすら見ます。

YouTubeを見る際の速度は1.75に設定しています。
登録者数500人ぐらいの美容系YouTuberが体験していた所がすごく良さそうで、行きました。
シミ取りとそのあと何回か行ったので10万円以上は使っていると思います。

好きな洋服などのブランドの広告

に当たることも多いです。

その場合は広告接触からすぐECに遷移して商品を物色します。

特に、SALEの広告に当たった際は大変です。
買わない事がほとんどないぐらい、何かしら買ってしまいます。
最近は3万円が1万円になっていたので、トップスを買いました。

あとは

旅行先のホテル

観光地も漏れなくSNSで情報収集して

SNSで知ったホテルに泊まることも多いです。

単価の低い、身近な店舗で買える商品

TikTokやTwitterでみて買うことが多いです。

ドラックストアやコンビニスイーツ、食べ物系など。
チーズがビヨーンと伸びている動画を見た日には、チーズが食べたくなったので買いに行こう・・

ぐらいの感覚です。
TikTokで見た商品をドラッグストアで見かけて、失敗してもいいやと思える商品(ヘアオイル、シャンプーなど)を購入することもたまにあります。

企業がやるべきSNS施策

情報過多すぎるこの時代に

「大量の情報を即座に精査・判断する」という
Z世代ならではの能力

が身についている人が結構多いのではないのでしょうか?
1つのコンテンツに費やす時間が短い、というより「見ているけど見ていない」
その中で

良し悪しの判断も速い傾向にあり、
興味のないものはすぐにスワイプし、
次のコンテンツに移り気になるコンテンツは保存して情報をストック、
様々なプラットフォームを行き来しながら比較検討をし、
“誰かの体験”を元にしたり、
直観的に良いと思ったものは抵抗なくシェア、購入するなど

消費行動も、
これまでのマーケティングファネルには当てはまらない

なんて事も多く聞かれるようになりましたが、実際にはそれがスタンダードになっています。

消費者代表の私からのアドバイスとして、Instagramの「発見タブ」を攻略することが実は商品やサービス認知への近道だったり・・・?!

「発見タブ」に投稿を表示させるには
「アルゴリズムを理解する」

ことが大切です。

とはいえ、手始めに何をしたら良いか分からない・・・なんて方は、
まずこれらをやってみることをお勧めします。

①情報接触の機会を増やす
・企業SNSアカウントからの発信
・インフルエンサータイアップ
・SNS広告

② “誰かの体験(UGC)”をSNS上に蓄積する

・企業公式アカウントでキャンペーンを実施する
・オーガニック投稿を促す

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