【アフリカ自転車放浪記】№14 【意外なトリビア】アフリカには自転車がある国とない国がある
こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
エルハウスには、20代の頃、自転車でアフリカを旅してしたメンバーがいます。このメンバーが、自転車でアフリカを放浪していた頃のお話をご紹介していきます。
↑私です!槍ヶ岳で働いていたこともあります^^
前回は、首都ルサカのお話でした。
首都ルサカ以外でも、ちょっとした町ならスーパーマーケットがあるので、やっぱり大都会なんですけどね。
チブク。
1リットル入りのペットボトル、現地人御用達のとうもろこしビール、というかドブロク的なお酒。
『微炭酸系、乳酸菌飲料、少し賞味期限過ぎて発酵してます!自宅で密造して失敗した日本酒!』のような味がします。
別にまずくもないのですが、2本目を買おうという気にはなりませんでした。
ペットボトル入りでも販売しているが、田舎の商店的なところだとツボの中に入っている。泥水な色なのと、普通のツボの中に入っているので、なかなか飲む気にはなれないんですけどね。
ザンビアの田舎の宿。
朝ごはんを食べたいというと、村の真ん中の、共同調理場的な場所に連れて行ってくれて、一緒に目玉焼きを作りました。
おばちゃんは離婚しています。
離婚の原因が、旦那の父親がおばちゃんに迫ってくるとのこと。
一夫多妻制の国、特有のことなんでしょうか。
おばちゃんにも、
「アフリカで何人か奥さんもらって帰れば良いじゃない!」
って言われましたし。
世界には実にいろいろな価値観があります。
その村の様子。
ああ、アフリカ。
夕方、特に何をするでもなく、宿の中庭でスマホいじいじしていましたところ、「せっかくなんだから遊びに行ってきたら?」
ということで、村の唯一のバーに案内してもらいました。
テレビがあって、みんなでサッカーを見ていました。
昔の日本の街頭テレビでプロレスを見ている感覚なんでしょう。
バーですけど、ビールじゃなくてコーラを飲んでいる人も多いですし、何も注文してなさそうな人もいました。
宿のベッドでおやすみなさい。
自転車で走っていると、おじさんがパンクしていて大変そうでしたので、少しだけお手伝いしました。
ザンビアの特徴として、国民の足としての自転車が増えることがあります。しかも、割とまともな感じの自転車です。
タンザニア→何十年も前の先進国の自転車
マラウィ→国民は自転車持っていない
ザンビア→国内で自転車を生産しているのです!!
国民が一家に一台マイカーを持つなんて、それなりの先進国でも大変です。でも、自転車があれば、移動距離ってすごく伸びます。
お医者さんが診察に行くにしたって、徒歩だったら自分の村しかいけませんが、自転車があれば隣の隣の村くらいまでは割とすぐに行けるようになります。
国民が何かを運ぶにしたって、自転車があれば、徒歩の倍以上の量の荷物が運べます。
自転車ってすごいんです。
もしも、石油エネルギーが枯渇したって、自転車は走り続けられますからね。水素エネルギーも太陽光発電にもまさる超クリーンエネルギーで走り続ける乗り物です。
※ザンビアの自転車は日本でも買えます。
竹のロードバイクのフレームを作っています。
一昔前ですが、日本の自転車好きの間でも少し話題になりましたね。
でも、ちょっと大きい町になると、きちんとガソリンスタンドがあって、その中にハンバーガーショップまであります。
でも、その後の村の食堂で食べた昼ごはんにはヒットして、道端で盛大に吐いたりしつつ。(ちょうど雨季だったので、食品が傷んでいたのでしょう。村では基本的に冷蔵庫がないので)
炭火で調理をしていて、村に一台のテレビの村と、ガソリンスタンドの横のハンバーガーショップのギャップがすごいです。
旅する上では、ザンビアはスーパーもあるし、いろいろ手に入るものも増えて楽になりますが、このギャップ感はなんとも不思議な感覚がします。
それではまた!
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