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ココだけは押さえたい!書類選考に通りやすい経歴書の書き方~エンジニア編~


正解が分からない職務経歴書

中途の転職では、どのような方でも必ず通るのが書類選考
キャリアが上がるほど 年齢が上がるほど
職務経歴書があなたの分身そのものとして扱われます

関心を寄せて転職を考え転職サイトに登録されるわけですが
キャリアを要約するのが最初の難関ですよね

昔の経験を思い出すのも大変 
何をどこまでどう書けば…?と不安に感じながら登録する方が大半です。

とっても頑張ってきたつもりなのに
文字にするとインパクトが薄い・・・なんてこともありますよね

若手の方は、まだ経験そのものが少なく書けることがあまりない問題
シニアになるほど、経験がありすぎて何をどこまで書けばよいか問題

そこで今回は 製造業界で活躍するエンジニアの皆様向けに

≪ 職務経歴書の書き方のコツ~エンジニア編~ ≫

というものをまとめてみました

書類選考で通過できる可能性を上げるために
あなたをよく知らない誰かに あなたの事が正しく伝わるように
職務経歴書に魂をこめて提出しましょう

誰が見ても理解しやすい内容を意識

書類を確認する人事担当者は その道の専門家とは限りません
特にエンジニアという専門性の高い職種が多いため 
同じ技術者というバックボーンであっても
製品や開発内容が畑違いでは分からないものです
 

全体的な構成で意識したい事は一つ
あなたの仕事内容を知らない友人に説明するとしたら
どんな言葉で、どんな表現で伝えますか?

エンジニアの経歴書の書き方 5つのポイント

その1
「どこで、なにを、誰に、どのように」ルールをつくる

どこで・・・在籍企業の事業内容、資本金や社員数の規模など、どのような  事業をしている企業ですか?
なにを・・・担当した製品、サービスは?その開発が搭載される最終製品は?
誰に・・・製品やサービスを提供していた先はどのような企業orユーザーですか?
どのように・・・担当していたプロジェクトの役割、開発内容、それに必要なツール、開発言語、プロジェクト規模(人数、売上金額、単価)

Step1. あなたが在籍する業界
Step2. 扱った製品が使用される業界 
Step3. どのような開発技術を身に着け 
Step4. どのような開発環境で 
Step5. 何を創っていましたか?

これがすべて【経験】とされるものになります


その2
「実績」は実際に関わったことを具体的に!

実績で気を付けたい事は
社内表彰や上司からの個人的な誉め言葉をアピールするより
その開発をする前と後で どのような経験・スキルが身につき
どう自己分析し どのような目標や課題に対してどう解決・達成したか

納期遵守、コストダウンなど業務上のパフォーマンスも
自己研鑽で身に着け実務レベルになったテクニカルも
プロセスと結果の両方を書きましょう


その3
自己PRは 攻め or 守り の自己分析を

エンジニアに求められるのは開発技術面の経験が一番!
その次に、志向性や性格を印象付けることで
業務や社風とのカルチャーフィットへのアピールとなります

例えば・・・
◆限られたテーマや予算の中で
最適解を探し当てる自分との闘いにフィットする方は
⇒コツコツと実直に誠実に丁寧に 納期遵守や周囲との連携
そして協調性を重んじる方

◆世の中のニーズを探索しながら製品企画と要素設計をする環境にフィットする方は
⇒好奇心旺盛で無縁そうなものの関連性を見つけ
根拠を探しながら自己主張できる方

この2ポジションは 開発エンジニアを求めていても
全く志向性の違う人物像になります。

自己PRには
あなたのキャリアビジョンが伝わることや
あなたの自己PRに並ぶ言葉に社風や理念がフィットしていれば
印象が上がり=会ってみたい!と心が動く結果につながりやすいですよね

※自己分析の深堀がイマイチ納得いかない
もう一声!というときは エージェント面談でコンサルタントに聞いてみるのが最速です♪


その4
職務要約は最後に考える

職務経歴書のトップに来る【職務要約】
この部分が一番の難関です
さらに重要なのは
この部分で その先に読み進めるかどうかを左右されがちということ
興味を持ってもらえるまさに「わたしとは」の真骨頂なセクション

ですので 最後に書きましょう!

これまでの経験・実績・自己PRを書き終えた頃には
自己分析ノックがある程度済み
あなた自身がこれまでどのような製品や開発に携わってきて
どんな実績を持ち どう成長してきたか
職務要約で伝えたい言葉たちが並んでいるのです

すでに書き終えたこれまでの経験に並ぶ言葉
それらをキーワードにすることで、つなぎ合わせやすくなっているはずです

モノづくりのエンジニアの書類選考は
「どのような経験を持っているか」が最大の争点になりますので
自分は何ができるかというのを
わかりやすくシンプルに表現しましょう

自己分析が済み 頭がクリアになっている状態
その素敵な記載内容を頭に持ってくる手法をオススメします!


その5
開発ツール、開発言語、計測機器の経験年数、保有資格、論文

開発環境によっては
プロジェクトマネジメントがメイン
設計実務がメイン
など様々です

*CAD/CAE/BI/Exce/品質保証で使用した計測機器
*ITパスポートや危険物資格
*筆頭でなくても執筆に参加した論文
*開発言語/フレームワーク/OS/DB/cloud

しっかり記載を忘れずに!

さらに 個人的な関心が高まって業務外のスキルがとても高くなった!
という強者も増加中です
そのような経験・実績も必要な情報です


転職に不安がある方は人材エージェントにキャリア相談を!

転職が初めての方は キャリアや年齢に関係なく
職務経歴書の客観的な書き方に慣れていらっしゃらない方が多いため
ご希望があれば 添削させていただいております!

キャリア面談の中では 事前にお預かりした経歴書にない部分をご質問しながら
不足情報のヒントにしていただくアドバイスを差し上げます

特に自己PRについては
ぼんやりして言葉にできないモヤモヤ
あなたにとって当たり前に感じている事も
素敵な価値観が隠れていたりするのを言語化するお手伝いをいたします

あなたのキャリアとこれまでの人生観を率直にお話しいただく事で
具体的なレジュメ添削のアドバイスをさせていただけるようになります

転職で新しいチャンスやきっかけを漏らさず掴みとっていただきたいので
まずは分身となる職務経歴書に
何よりも時間を使い 何度も熟考
これまでを振り返りながら 未来の自分に期待ができる
そんなキャリア面談となるよう、お話をお伺いしています!

気になる方はぜひ、お気軽にご相談ください!
お問い合わせはこちらからお願いいたします↓↓↓

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この記事を書いた人
深澤 三季江(ふかざわ みきえ) LinkedIn
LHH JAPAN EMC紹介部 Senior Consultant

新卒でB2C営業、印刷会社の生産管理を経て人財業界へ。
機械、電気電子、半導体、化学、光学、AI/DX等の専門性の高い領域を担当し12年目。
日々初めて知る情報に触れる事を楽しみに、候補者のやクライアントから学ばせていただいております。

家族:夫
趣味:ギター、一人旅、銭湯
座右の銘:誰よりも泥臭く 美しく


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