スプモーニ

地方在住アラサー男性の備忘録。感情を書き殴っています。エモーショナルな感情を言語化した…

スプモーニ

地方在住アラサー男性の備忘録。感情を書き殴っています。エモーショナルな感情を言語化したい。

マガジン

  • 頭の中の独り言

    どこにも行けなかった考え事です。 ツイッターにもインスタにも行けなかった、行き場のない独り言です。ほぼ意味はないです。

最近の記事

これがいい、これでいい。

叶えられなかった夢のこと 「大きくなったら何になりたい?」 幼稚園や保育園では定番の質問である。 パン屋さん、お花屋さん、警察官、最近ではYouTuberなど。 初志貫徹、夢を叶える子供もいるのだろうけど、大概は成長するにつれ、現実を知り、視野が広がり、未就学児だった頃の夢の職業とは異なる職業で生計を立てているのだろう。自分もそのうちのひとり。今回はそんな、夢の職業のことについて。 書店にて なんでもない休日、ショッピングモールの書店で日本史の資料集を読み漁っていたら、

    • 大嫌いな街、東京。

      東京が嫌い。 東京が嫌い、と言えば語弊はあるが、屈折した自分の思いを一言で伝えると大概間違っていないと思う。東京が嫌い。 初めて自分の意思で東京へ行ったのは大学受験の時。香川県は坂出駅から電車で本州へ渡り、岡山駅から新幹線で東京へ行った。大勢の地方出身者がそうであったように、地元の山奥には無い、人、物、情報量で頭の中は埋め尽くされた。新宿駅の地上を歩いていたらいつの間にか地下を歩いているし、画面の中だけで見ていた忠犬ハチ公は本当に渋谷にいて待ち合わせの人の真ん中で佇んでい

      • 感謝の言葉と、抗癌剤。

        生か死か、それが問題だ、というのはシェイクスピアのハムレットの一節だけど、仕事をしていたら人の根幹、生死に関わる場面もちょくちょくあるわけで、その度に考えさせられることが多い。 ある女性のお話 今の職場に配属されて担当している人がいる。癌の転移を繰り返している女性。こちらからの電話には一切出ない癖に、手続きのために連絡なしにひょっこり現れて、他愛もない話をする。足取りは重く、体型も痩せこけていて実年齢より老けて見えるが、頭脳は明晰で心に芯のある、弱々しくも強い女性という印象

        • 雑感、文月。

          玄関を開けた途端に体にまとわりつく不愉快な湿気は、梅雨でもあり、夏でもある宙ぶらりんな季節であることを否応にも感じさせる。扉を開けて、一瞬の憂鬱な感情と押し問答をすることから毎日が始まるけれど、どうにか穏やかな心情で日常を消化することができている今日この頃。抽象的すぎる感情がふわりふわりと浮かんでくる。 星野源の「The Shower」という曲がある。星野源の曲の中で3本の指に入るくらい大好きな曲。シングル「ドラえもん」のカップリング曲で、しずかちゃんのシャワーシーンを連想

        これがいい、これでいい。

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        • 頭の中の独り言
          1本

        記事

          気ままにフェリー 第1弾  南海フェリー

          はじめに 突然だが、自分はフェリーが好き。もともと旅好きで、山育ちの自分は海にほんのり憧れがあった。しかし、なんとまあ便利な世の中、本州四国連絡橋は3つもあり、四国と本州を繋いだ。高速道路網も張り巡らされ、移動にかかる時間は短くなる一方である。そんな現代だからこそ。自分は声を大にして言いたい。フェリーはいいぞ。旅×船は非日常のオンパレード。潮の匂いに誘われてデッキに足を運び、無駄に高いカップヌードルの自販機で買ったラーメンを啜れば旅情が溢れて自然と口角が上がる。今まで乗った

          気ままにフェリー 第1弾  南海フェリー

          春、弥生、多忙にて。

          仕事のことで思うこと 令和4年4月に地元に戻り、福祉関係の職場に就いてから早1年。怒涛の1年だったと言えばそれでも軽く感じてしまうような、心の移り変わりが大きかった1年だったように思う。 存在としては知っていた、今までの自分とは対極の場所と言っても大袈裟ではないくらい遠い存在だった福祉の世界。今までの自分の経験が全く無駄だったような、通用しない、出口の見えないトライアスロンを武器も持たずにひたすら走らされているような感覚に陥った。 制度も、病気への理解も、寄り添うための態度

          春、弥生、多忙にて。

          進々堂で、朝食を。

          京都の原宿こと、北山にて。  「ここが京都の原宿だぞ。」  そう言ってゼミの指導教員に連れてこられたのが、北山だった。奈良から近鉄京都線に乗り、竹田駅で乗り換え、地下鉄北山駅へ。京都府立植物園の最寄り駅でもあり、田舎生まれの自分でも分かる品のいい空気を感じたことを覚えている。原宿の事も東京の事も京都の事も詳しく知らないのに、関東の地名で例えられてもいまいちピンとこなかったのだが。  何かの調査があって京都を訪れたはずだったが、自分たちの足は進々堂北山店へ向かっていた。現地調

          進々堂で、朝食を。

          2年前の自分からは想像つかない自分になってるけど 窓から見える景色は一緒で、変わっていくのは自分で 変わりゆく自分を認めて、許せるようになりたい

          2年前の自分からは想像つかない自分になってるけど 窓から見える景色は一緒で、変わっていくのは自分で 変わりゆく自分を認めて、許せるようになりたい

          知りすぎないこと、Love it。

          幼い頃から寝付きも寝起きも良かったけど、最近の悩みは夜中に目覚めてしまうこと。クーラーで喉が乾燥したり、シャワーを浴びずに寝落ちした不快感で目覚めたり、歯医者さんで治療したはずなのに歯茎が腫れてて目覚めたり(これは根に持ってる)。大抵そういうときは一通り考え事をして、目を閉じて、眠くなれば寝る。朝が来れば仕事に行く、というのが普通だけれど、今日は朝が来ても土曜日。仕事はお休みなので、衝動的に筆を走らせているわけである。一度書き出すと1時間半くらいは止まらないし、いざ書いたとし

          知りすぎないこと、Love it。

          浅き夢見し、酔いもせず。

          ずっと、ぼんやりとした長い長い夢を見ているような気がする。 そんなことを思い始めたのはうっすら大学生になってからであって、細く長くその時間は今現在まで続いている。 変にオカルト的な話でもなく、本当にそう思う。ってそれが若干オカルト的な響きではあるけども。 自分の人生であることは間違いなくて、要所要所で分かれ道の選択をしてきた結果今の自分があるという事はわかっているのだけれど、どこかふわふわした感じで。誰かと会って話したり、喜んだり、失敗して落ち込んだりする自分を客観的に見て

          浅き夢見し、酔いもせず。

          三月の風、春うらら。

          今日は3月1日。県立高校の卒業式の日だった。 てかこれって全国共通なのかね。地元も和歌山も一緒なのね。 しかしまあ、今日の和歌山はいいお天気で。季節外れの暖かさで、穏やかな日差しが降り注いでいた。明日(3月2日)は雨で風強い予報だから本当に卒業式が今日で良かった。街を歩く学生は、制服のポケットに花の飾りを差していたり、抱えきれないほどのプレゼントを持っていたり。多幸感あふれる光景だった。 自分が高校を卒業してから、もう5年が経った。まだ5年しか経っていないのか、人によって感じ

          三月の風、春うらら。

          育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない。

          おじさん感が滲み出る件について 自分はよく、「大人っぽい」とか「落ち着いてるね」とか言われることが多くて、自分でもそんな気はしている。なんというかこう、おっさんくさい。興味があること、知っていること、些細な言葉のチョイスとかがおっさんくさい。きゅんでぇす!とか口が裂けても言えない。むず痒い。  自分で意識しておじさんキャラで行こうと思ったことは一度もないのだが、身についてしまったものはしょうがない。というかそれがありのままの自分なわけでして。今までの人生で出会ってきた人に影響

          育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない。

          星丘公園、交流棟の屋上にて。

          自分が住んでいる和歌山の最高気温が今日(9日)、30度を下回った。パッと調べたら7月27日に夏日を記録してから昨日までずっと最高気温が30度を超える日々が続いていたという事になる。そりゃそやろ、8月クソみたいに暑かったもん。じゃあ夏日の連続記録が終われば夏も終わりか、と言われると季節とはそう単純なものでもないのだろう。 季節感、を大事にするような環境で育ってきたように思う。実家の庭には桜の木があり、春には庭でお花見をした。夏はごく小さい集落のお祭りでも各集落がメンツを張り合

          星丘公園、交流棟の屋上にて。

          夜のお台場、オーベルジーヌ。

          思い立ってnoteというものを始めてみた。140字に収まらない考え事とか、思ったことをただただ書いていこうかなと。 先日、こんなニュース記事を見た。 ぶっちゃけ内容はどうでもいい。いや、どうでもよくはないけど、ある単語を見た瞬間に頭の中にあまりにも鮮明に思い浮かんだ景色、空間があった。その記憶はずっと頭に残って離れなかった。皆さんもそんなことありませんか。ある単語とか食べ物、匂い、音とかで条件反射のように、それでいて嫌になるくらい鮮明に思い出してしまう体験。ついでに言うと

          夜のお台場、オーベルジーヌ。