見出し画像

育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない。

おじさん感が滲み出る件について

 自分はよく、「大人っぽい」とか「落ち着いてるね」とか言われることが多くて、自分でもそんな気はしている。なんというかこう、おっさんくさい。興味があること、知っていること、些細な言葉のチョイスとかがおっさんくさい。きゅんでぇす!とか口が裂けても言えない。むず痒い。
 自分で意識しておじさんキャラで行こうと思ったことは一度もないのだが、身についてしまったものはしょうがない。というかそれがありのままの自分なわけでして。今までの人生で出会ってきた人に影響を受けながら育った結果なのでむしろ誇らしくもあるよね。
 じゃあなんで自分はこういう人間になったのだろう、なんて大きなテーマで考えてしまうとキリがないので、なぜ上の世代のものに興味を持つようになたんだろうかと考えていたら、今の自分の葛藤に辿り着いたよって話。あ、決して病んでるわけではないんです。こんな深いようで浅い独り言をアウトプットするのがnoteやってる理由。お気になさらず。

田舎育ちの、お山育ち

 やっぱり生まれ育った環境って大きいよね~。自分は俗に言う過疎集落で生まれ育ったので周りにいる友達の数より、おじいちゃんおばあちゃんの数のほうが圧倒的に多かった。自分の名前言うよりも、「〇〇(祖父母の名前)の孫です!」って言う方が圧倒的に話が通じる。(これわかってくれる人とは田舎あるあるで盛り上がれると思う)
 なので、触れるものが二世代前。カセットテープで八代亜紀聞いたり。いや、ちゃんとディズニーとかジブリも見てるけど。自分たちの流行りのものに加えて、副教材として二昔前の文化に触れる回数が多かったような気がする。その結果、理解できる文化の時代の幅が広がっていった。この点に関しては田舎で育ってよかった~と心から思ってる。だってある程度の小ネタがあるからいろんな年配の人と話す機会があっても盛り上がる引き出しがあるから。得した回数は数え切れず。意識せずとも知識の幅が広がったなあ~と。田舎育ちも悪くないもんです。

負けず嫌いと、好奇心

 あとは自分の性格。これは年々変わっていってるし自分のことなんて自分が一番わからないもんだと思ってるから大それたことは言えないけど。ただひとつはっきり言えるのは、幼少期の自分はかなりエッジの効いた負けず嫌いな子供だった。これは間違いなく言える。小学生までの自分を知っている人は分かると思う。鬼ごっこのじゃんけんで思い通りにならなかったら理不尽にキレて最終的に泣いてたと思う。まだ鬼ごっこ始まってなくて鬼決めのじゃんけんの段階なのに、思い通りにいかなかったらキレ散らかすってほんまに迷惑でしかないよなあ、、、みんなが友達を続けてくれたことに感謝してます。
 そんなクソガキなので、何事も思い通りにいかないと気が済まない。友達が知っている事を自分が知らないなんてありえない。当時の心境なんて詳細に覚えていないし思い出すだけ恥ずかしいけれど、とにかく分からないことは何でも誰かに聞いて、自分でも調べてたような気がする。かなり歪んだ好奇心だけど、これは今の自分にも通じる部分があると思う。なにか引っかかったらとにかく納得するまで掘り下げてみる。自分が気になるポイントが人とズレてるので、みんなが知らないようなことを知っていたりもする。(逆にみんなの常識を全く知らなかったりする。流行りのものとかね。)知らないことを知っている→物知り→大人っぽく見られることになったのかなあ。全然中身は大人になった自覚もなにもないけれど。自分が思っている以上に大人なイメージ持たれてて期待されてしまうのがちょっとしんどいときもあるよね!

憧れ的なもの

 「浅く広く」を裏テーマにして生きてきたこともあって、ある程度の会話の幅は作れるけどその先を掘り下げられるとあまり先がない。自信持って語れることってあるのかなあと最近考える。仕事でもプライベートでも、ネットでも自分が気になって見てしまうのは、一つのことに関しては天才的だけど、その他のことは致命的にダメな人。最近見た記事だと伊藤沙莉とか。

https://news.livedoor.com/article/detail/19184276/

 お芝居がないと、社会的生活からはみ出してしまいそうなほどの、ギリギリのバランスで成り立っている人に魅力を感じる。大学の恩師もそう。大学教授という職業がこの世に存在していなけりゃ生きているかどうかも危ういほど。仕事で関わる人にもいる。何か一つのことに打ち込みすぎて、他のことをすっぽかしてしまうけれど、その欠点をもカバーしてしまう魅力がある人。不安定なようで、ギリギリ立ってて強烈に輝く人を見ると、あこがれと同時に諦めも感じる。ずるい。
 自分もできるならそうなりたかった、、んー、そうなりたいと思うかどうかは微妙やし、なれるわけもないけど、すごく眩しく見える。
 
 ラジオも好きだけど、自分よりラジオ聞いてて詳しい人なんて腐るほどいる。

https://youtu.be/bu4XMm8xlvw
 
 この動画見て、自分も好きなラジオ番組の曲を探して、自分でプレイリスト作ろ!!って思って「ラジオ番組 テーマソング」って検索したら、1番組のOPからコーナー、EDの曲まで全部網羅した完璧なプレイリストがいくつもの番組ごとに転がってて一瞬でやる気なくしたよね。
 

許せるものと、許せないもの

 結局これに尽きると思う。あらゆるものに、自分にとって許せるラインと許せないラインがあって、その線引で興味関心や個性が生まれてくる。これがまた面白いもので、いろいろな人と話していく中で、それぞれのラインが見えてくる。そこの違いをいかに楽しめるかどうかが、自分の引き出しを増やせるかどうかかなのかなあ。アンバランスな人に憧れるけど、なれないとおもうし、なりたいとも思わない。でもそのアンバランスさを楽しんで、少しでも理解していくことで色々な生き方が見えてくるかもしれないし。

 価値観、生き方、捉え方。

 もともと何処吹く他人だから、価値観は否めない。

 こんな感じの行き場のない話をぐだぐだする飲み会がしたいので、落ち着いたらゆっくり募集したいなあ。  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?