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大人になってから読んだ絵本4選と、京都の素敵な本屋さん
はじめまして。私事ですが、
大学時代は文学部で学んでいました。
そのわりに学生時代から社会人になるまで
ほとんど本を読むことがなく(むしろ苦手)、
読書の楽しさに気付いたのはつい最近でした。
そんな私でも、絵本はずっと好きでした。
最近は大人向け絵本という言葉も聞きますが、
大人向けなのか子ども向けなのかに拘らず
絵本って言葉が柔らかく、そして絵が優しくて
読むと温かい気持ちになれる気がします。
今回は私が大人になってから読んだ絵本を
4つ選んでまとめてみました。
また、私が絵本の良さに気付くきっかけとなった
京都の素敵な本屋さんもおまけに載せています。
◌大人になって読んだ絵本4選
『ことばのかたち』
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言葉に形があったら、と想像したお話です。
言葉は目には見えませんが、
相手を傷つけることもあれば
優しく包み込むこともある。
言葉の持つ力ってとても大きいと感じています。
目に見えないからこそ、一生懸命自分で想像して
言葉を選べるようになりたいです。
絵もすごく素敵です。
短い絵本ですが、ずっと手元に置いておいて
ときどき見返したいなと思います。
『翻訳できない 世界のことば』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134853730/picture_pc_73c209b9f3255700c13ad542c98a1af8.jpg?width=800)
他の言語では一言で言い表せないような、
その国固有の言葉を集めた本。
最近ではデンマーク語のヒュッゲという言葉が
よく知られるようになりましたが、
そこにしかない言葉からはその国の文化や
心のあり方などを感じ取れるように思います。
始まりは1つのブログ記事だった、というのも
この本の素敵なエピソードです。
先日、夫が大絶賛していた
PERFECT DAYSという映画を見たのですが
その中に“木漏れ日”という言葉が出てきて
ふとこの本を思い出しました。
PERFECT DAYSの監督は海外の方ですが、
日本の言葉を拾いあげてくださっていることに
なんとなく嬉しさを感じます。
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また同じ前田まゆみさんが翻訳された本に
『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』
というものもあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134669518/picture_pc_aa958db97391078e903f18f33c0af25d.png?width=800)
本の内容とは関係ありませんが
私は中学生の頃に絵本の翻訳家になりたいと
思っていた時期がありました。
その夢は自然と消えてしまいましたが、
今でも絵本に出てくるような温かい文章を
紡げるようになりたいなあと常々思っています。
『いろいろいろんなかぞくのほん』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134669566/picture_pc_fc7119d6fb70fef43c97f0e846c8278d.jpg?width=800)
たくさんの家族のかたちがある。
将来子どもに読み聞かせたい本です。
この本を知ったのはryuchellさんとpecoさんの
インタビュー記事がきっかけでした。
お二人はこの本をお子さんに見せながら
家族の形についてお話をしていたそうです。
同シリーズに『いろいろいろんなからだのほん』
というものもあります。
私もちょっと変な家族と生きてきたり
病気で身体に障害があったりしますが(参照)、
多様性ってまずは知ることだと思っています。
もし、将来私に子どもができたら
この本を一緒に読みたいです。
『ぼくのにゃんた』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134669602/picture_pc_06d724103a16d3731f982855eedebb42.png?width=800)
急に路線が変わりますが笑、
私は猫が好きです。
この本は意味があるようなないような?
不思議なお話で、読了の印象は「シュール」。
でも読むとなんだかほっこりします。
あと絵がゆるくて可愛い。
大人になってから読む本って
つい何か教訓を得ることを重視しがちですが、
別にそんな難しいことは置いておいて
ただ面白い話や可愛い絵に癒されるというのも
すごく大事な体験だなあと思います…!
大人っていろいろ疲れることもあるので。
以上、私が読んでよかった絵本でした!
最後に、私がこれらの絵本と出会った
京都の素敵な本屋さんを載せておきます。
おまけ…京都の素敵な本屋さん
•小さな絵本美術館カフェ 響き館
私が絵本って素敵だなあと思ったきっかけが
こちらのお店を訪れたことです。
※現在は残念ながら長期休館となっていますが
朗読イベントなどは開催されているようです。
店主さんの絵本に対する想いが溢れる空間で、
美味しいお菓子や飲み物をいただきながら
ゆったりと絵本を手に取ることができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134773008/picture_pc_a13f3d97bc316355e6dd3d34e9a32adb.png?width=800)
(今回ご紹介した『ことばのかたち』や
『翻訳できない世界のことば』なども
こちらで出会った本たちです。)
元々は長野にあった安曇野絵本館という場所が
モデルとなっているというお話を聞き、
私も思わず安曇野まで足を運びました。
安曇野絵本館はもう閉館してしまいましたが、
安曇野には他にも「ちひろ美術館」など
絵本に関わる場所を堪能できて良かったです。
•恵文社
京都では有名な本屋さんです。
先ほど紹介した『ぼくのにゃんた』も
こちらの恵文社さんで出会いました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134874548/picture_pc_fc575c44d74e66f35003d32e3980b09f.png?width=800)
恵文社さんが題材となった作品も読みました。
(『京都一乗寺 美しい書店のある街で』)
ミステリーですが温かいお話が多いです。
恵文社さんや京都の街を知っている上で読むと
さらに面白みが増すと思います。
おわりに
今回は大人になってから読んだ絵本4選と
京都の素敵な本屋さんを2つご紹介しました。
本当は京都にはもっともっとたくさん
素敵なお店やブックカフェがあるのですが
今回は紹介しきれませんでした、、!
また記事にまとめていきたいと思います。
余談ですが、先程の『ぼくのにゃんた』の中で
私は「ばにゃにゃ」が一番好きなのですが
Amazonのレビューにも全く同じ方がいて
なんだか嬉しかったです笑
読まれた方はぜひお気に入りのにゃんたを
探してみてください ◯
それでは、ここまで読んでいただき
ありがとうございました*
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