自分に向けられたことばで傷付いた日だった。悪意は無いのだろうが心がえぐられた。
思ったことが口に出ちゃう、と言い訳をされたけれど、ほんとうに恐ろしい。ことばは鋭い。自戒の念も込めて。

南仏・イタリア旅#1

去年の10月末のバカンス期間に南仏とイタリアへ旅行に行った。
少し時間が空いてしまったが、写真と一緒に文章を残しておこうと思う。

10月28日。一番安かったFlix Busでディジョンからマルセイユへ向かった。途中に5回ほどの休憩を挟んだ計8時間の道のり。寮で作って持ってきた簡単なサンドイッチを食べ、音楽を聴きながら延々とバスに揺られる。夜行バスは眠気も相まってあっという間に時間が過ぎるのだが、

コトシの、ハナシ。2022年。

フィルム一本分の話

オリンパスのPen-Dというハーフカメラ。元々機械好き、カメラ好きの父親が持っていたものを面白そう、というただそれだけの理由で使い始めた。フィルムで写真を撮るのは初めてで慎重になってしまい、結局一本撮り切るのに半年近くかかってしまった。

1月。このフィルムで一番はじめに撮った。柴犬のちゃた。9歳。台所でお昼ご飯を作る母を追い、飽きるとソファの上で寝てしまった。何度も何度も見たいつもの風景だけど、

【フランス留学】フランスの寮、トラディショナル。

フランスの留学生活も早4ヶ月目になり、秋セメスターが終わったので住んでいる寮について書こうと思う。

結論から書くと、大変快適に生活ができている。でも、そう感じる前に慣れが必要な部分がかなり多かった。

私が住んでいるのはCROUSという、フランスの公的機関が運営している学生寮。自分で他のアパートを探すよりも経済的で、家賃は250ユーロほど。私の場合は留学先の学校がCROUSと提携して留学生向けに

【フランス留学】ブルターニュへ#3

前回の続き。
ドミトリーのマダムに教えてもらったサン＝マロへ行く。

朝は7時過ぎに起きた。
ドミトリーは全く混んでおらず、二段ベッドの一段目しか使われていない。

今回泊まったのはEDD Hostelというホステルなのだが、小綺麗でスタッフの方も優しく、良いステイだった。（モン・サン・ミシェルまでのアクセスは難ありだが…日曜は特に注意。）

宿で朝ごはんのクレープとコーヒーを頂き、出発。
電車が

フランス、最近になって急に寒くなって来たなー、と思えば風邪を引いた。大袈裟ながら咳をしても一人を体現した11月の終わり。これからどのくらい寒くなるのか、雪がどのくらい降るのかも分からないので気をつけなければ。

【フランス留学】ブルターニュへ#2

 朝。宿泊したホステルを6時に出る。暗い道を歩いてメトロの駅へ向かう。
メトロを2本乗り継ぎ、モンパルナス駅に到着した。

クロワッサンを食べ終えると丁度よく乗車開始時間に。TGVのゲートを通って列車の二階席へ。2時間でレンヌ駅に到着して、そこからバスに乗り換えてモン・サン・ミシェル着。

【フランス留学】ブルターニュへ #1

フランスへ留学して2ヶ月が経ち、３週間の休みがやってきた。
これはフランス全体である２週間のバカンスに加えて、自分の通う学校の時間割の都合によるものだ。
私の通う日本の大学の夏休みは５週間程度であるので、この３週間のバカンスは自分にとってはかなりの長さ。

金曜日、休み前最後の授業でプレゼンを終わらせ、清々しい気持ちで家に帰る。

そんなことはさておき、まずはフランス北西にあるブルターニュ地方に行

何ともフランスらしく、3週間の休みができたのでリュック一つで街を転々と。今はフィレンツェ。

もちろん長い歴史も文化もあって素敵な所だが、正直なところ、もう来なくても良いやと思ってしまった。

ほとんど観光客のいない公園のベンチに座る。自分が将来住みたい街や暮らし方を考えつつ。

行け、サイトー

月曜日の昼前。フランス語の授業が終わって、学校から帰ってくる。

月曜の朝から疲れたなあ。日本でフランス語の文法はひととおり勉強していたものの、同じことを全てフランス語で説明されるとなかなか頭がついて行かないのである。それでもめげずに何かしらの発言をすると
「セビヤンサトル！アンタ、ヤレバデキルジャナイノ！」
などと褒めちぎってくれるマダム、ありがとう。
（マダムはフランス語しか話しません。）

【フランス留学】パリへ行く。#3

前回のつづき。
今回もほとんど写真で。

ルーブルを出て、そのまま北の方へ。

【フランス留学】パリへ行く。#2

前回の続き。

ルーブル美術館にやって来た。
ポンデザールから繋がっている門から入る。

このガラスのピラミッド。
ダンブラウンの「ダヴィンチ・コード」を読んでからずっと見てみたかった。

オンラインで予約をしている人はすぐに入館できるようだったが、私は何もしてなかったので予約なしの列に並ぶ。

待つこと20分程度でピラミッドの中へ入り、エスカレーターを降りて行く。
わくわくしながらロビーに到着。

【フランス留学】パリへ行く。#1

朝4時に目覚ましが鳴る。昨日は10時前に寝たはずだが、まだ寝足りないみたいだ。でも、遅れるわけにはいかない。朝ご飯にサンドイッチを作って食べ、コーヒーを飲んで身支度をする。今日はパリへ行く。

行きはDijonの駅から。TGVに乗ればパリまで１時間半で着くが値段は80ユーロ。代わりに、3時間かかるが18ユーロで乗れるRER（高速鉄道）を使う。

パリへ行こうと思い立ったのは昨日の夕方だった。先週は

【フランス留学】ゴリゴリの、その外へ。

フランスに到着して約3週間。
初めての海外、初めてのヨーロッパなもので、私は知らぬ土地に降り立った宇宙人状態。

言葉も、人も、食べ物もそうだけど、何より街の風景が日本とは全く違う。これになかなか慣れない。なぜか。

そう、何もかもがゴリゴリなのである。
ゴリゴリ、すなわち、石畳の道、ゴシック様式の建物、噴水に至るまで、「私たち（中世のオジサンたち）が作りました！」という感じがひしひしと伝わってく

ポートフォリオを作った。

ポートフォリオを作った。
というのも、今まで撮った写真はパソコンで現像して、書き出して、iPhoneにAirdropして、何枚かをインスタグラムに投稿して、少しまとまったらプリントして。というサイクルで、ほかの写真は日の目も見ずにハードディスクの中に眠ってしまっていたのをどうにかしたかったのである。（あいにく、プリントした写真もほとんど家に置いてきてしまった。）

もちろんインスタグラム自体もポー