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【フランス留学】ブルターニュへ#3

前回の続き。
ドミトリーのマダムに教えてもらったサン=マロへ行く。

朝は7時過ぎに起きた。
ドミトリーは全く混んでおらず、二段ベッドの一段目しか使われていない。

今回泊まったのはEDD Hostelというホステルなのだが、小綺麗でスタッフの方も優しく、良いステイだった。(モン・サン・ミシェルまでのアクセスは難ありだが…日曜は特に注意。)

宿で朝ごはんのクレープとコーヒーを頂き、出発。
電車が来るまでまだ時間があったので、まずは宿の近くにあったメンヒルと呼ばれる巨石を見にいく。

地上に出ている部分で9メートルほどあるそう。

これを見ると、夏休みに見た秋田県は鹿角市の大湯にある、大湯環状列石を思い出した。場所はとんでもなく離れているが、遺跡の様子が似通っているのが面白い。みんな同じ人間、ということなのだろう。

レンズが曇っていた。やらかした。
面白い葉の形。
ドル=ド=ブルターニュ駅。

駅の方へ戻ってきて、サン=マロ行きのRERに乗る。かなり空いていた。

虹を見つける。幸先が良い。
サン=マロ駅に到着。

駅に着くと、とりあえず写真で見た城壁の方へと歩いてみる。
15分ほどで城壁の門をくぐり、壁に囲まれた小さな町に入る。

そこで見つけた小さな水族館。壁の中(文字通り)にあることに惹かれ、入ってみることに。

何ヤツ!
ちょっと気味が悪い。

入ると、サンマロ周辺の魚や爬虫類の動物がずらっと展示されていた。
骸骨や不気味な人形ばかりで気味の悪い水族館だな、と思ったがハロウィンが近づいてきているせいだった。

最後にこの看板が壁に貼ってあった。

”サンマロの生き物を守るためにはまず色々な人に知られて、愛されなきゃいけない。”

そんな信念を持った人が作った場所だったのか。

日が登ってきたので壁の上をぐるぐると歩き回る。砂浜で何かを拾い集める人、犬の散歩をする人、なんとものどかな光景だ。

門のそばにある海鮮のお店。ブルターニュ地方は牡蠣が有名。
すぐ近くではボートレースの会場設営がされていた。
潮が引くと自然と現れるプール。中々寒かったが、飛び込みをする青年たち。
干潮時に渡っていける島、グラン・べ島。
こちらはプティ・ベ島。
海が透き通っていて、きれい。
町にあるサン=ヴァンサン大聖堂。ステンドグラスが圧巻。
またもや虹が現れる。

昼ごはんは町にあったパン屋さんでサンドウィッチとコーヒーを買って壁の上で食べた。風がとにかく強くて寒いけれど、眺めは最高。

ゆっくりしてから砂浜へと降りて行く。

犬と雲がシンクロ。
みんな散歩大好き。
こんな寒い中海に入れるの、凄い。

海沿いに歩いて行き、今度は街の中を通って壁のほうへと戻る。

日が暮れてきた。

相変わらず風は強いが、夕日を見ることができた。

波も激しい。

夜のサン=マロ。みんなレストランやバーでリラックス。
自分は節約旅なのでスーパーで買ったバナナで我慢。

ライトアップもされていて、昼よりも観光地らしく見える。
満足するまで街を観たので駅まで歩き、同じRERに乗ってホステルまで帰る。

次の日。

朝一番のバスに乗るため5時に起き、バスでドル=ド=ブルターニュからポントルソンへ、そこから乗り換えてモン=サン=ミシェルへいく。

ポントルソンへのバスは自分一人しか乗っていなかった。運転手さんは道中ノロノロ走っている前の車にずっとイラついていた。

ポントルソンに着くと大声で、「あのバスに乗れ!」と指を差して次に乗るバスを教えてくれた。本数が少ないから間に合うように急いでくれたのだと気づき、おっちゃんナイス、ありがとう!と伝えてバスを乗り換える。

見た目はとっても気難しそうな人ではあったけれど、自分が外国人だと気づいて英語を使ってくれたり、次のバスを教えてくれたりと、中身はとっても優しい人だった。こういう些細なことでもとても嬉しい気分になる。

バスの中から。朝霧が美しい。
バスを降りた。朝は人が少ない上に景色がとにかく綺麗。

気持ちよく散歩をして、昼前のバスでレンヌ駅に戻る。そこで昼ごはんにまたまたサンドイッチを食べ、時間はかかるがバスでパリまで戻った。パリからはいつも通りRERで3時間半かけてディジョンに帰る。

移動にかなり時間がかかるものの、ブルターニュ地方はまた行ってみたいと思える場所だった。

少し滑稽ではありますが昭和の旅番組風の動画も作ってみたのでよろしければ。笑

それでは。


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