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頭に浮かんだ言葉を綴ってます。書くトレーニングです。
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#詩

詩 檸檬

詩 檸檬

何もない?
まわりを眺めてみた
わたしを眺めてみた
すでに手の中にあった

なくしたものは
姿を変えて
いずれ戻ってくる

いま手にしてるものを
大切に
楽しく過ごす

詩 循環

詩 循環

あの時
なんとなく選んだ道が
まるで此処にたどり着くと決まっていたかのように

あの時
あきらめた希望が
いま
目の前にあらわれた

あの時
苦しさから逃れたいだけで
もし 誰かを傷つけることをやめなかったら
わたしはいまここに立っていられただろうか

あの時
誰かに託した願いが
何光年 旅をして
此処に帰ってきたのだろうか
光と影の強さに目を奪われて
ずっとそばにいた希望を見ようとしなかったのだ

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詩 空を眺めて

詩 空を眺めて

曇り空

雲の上には何がある?

移り変わる景色
受け入れる痛み

抑え切れなくなった雨が
心を満たす

詩 Love is  ???

詩 Love is ???

愛する


思い浮かぶのは


愛し
合う
許し
合う

愛するとは

???

Happy Valentine's day

愛と感謝を贈ります

ご参加ありがとうございました!置きポエム・どどいつ展♪

ご参加ありがとうございました!置きポエム・どどいつ展♪

置きポエム・どどいつ展の参加者の皆様へ置きポエム・どどいつ展へのご応募ありがとうございました!

みなさまのおかげさまで、とてもたのしい時間を過ごすことができました。

展示会も予定しております。

どうもありがとうございます。

 ♪ 。 ♪ 。 ♪

受賞式・副賞授与式はこちらです ♪ 。 ♪ 。 ♪

展示会このように予定しています。

チラシの中身

 ♪ 。 ♪ 。 ♪

置きポエム賞・

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【置きポエム展】 シュガーポット

【置きポエム展】 シュガーポット

おはよねさんの素敵な企画を見つけましたので、参加します!

詩 シュガーポット

何かご用でございますか?
いや、いま目が合ったような気がして
えっ 合ってない?
あら、それは大変失礼いたしました

みなさん、ここに座られる方はたいてい
あたしの顔なんて見ない方がほとんどでね
いや、悪口じゃあないですよ
使ってもらって本当ありがたいと思ってんです

けどねぇ
砂糖は太るとか血糖値が…とか
使わない

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詩 足と脚

詩 足と脚

日が暮れると空気が冷たくなる
冷えるけど素足が気持ちいい
夜空の下、大地に寝そべって目を閉じる

ふわっと
少し骨張った力強い脚が
毛布みたいに被さってきた

4本になって
暖かい

詩 5分

詩 5分

ただそこにいるというだけで
5分後にこの身体を焼かれると予告されたら
わたしは、ぼくは、あなたに何ができるだろうか

手を取って走り出す
抱き合って祈りを捧げる
スマホでメッセージや声を届けようとする

離れていたら
祈り方がわからなくても
あなたのことを思い出す

灰にされても
目に見えるものが何も残らなくても
わたしたちの愛は消えない

ありがとう
好きだよ
愛してる

熱風と衝撃が身体を突き

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詩 まばゆい光~B面~

詩 まばゆい光~B面~

日が沈み 月が昇ってきた
満月か キレイだな
なんて眺めている時間はない
わたしはこれから出勤だ
これまで昼間に頑張ってみたけど、ぶつかってばかりで続かなかった
人が少ない夜が性に合っている
周りの目や噂話を気にしなくなり、気持ちがとても落ち着いた

わたしが出勤した時にすれ違うあの人
俯いたまま黙って頭を下げて帰る人
わからないけど、なんとなく気が合いそう
話してみたいな
挨拶だけでもいいから

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詩 まばゆい光

詩 まばゆい光

あぁ どうしてわたしはいつもこんななんだ
あの人にお疲れ様と声をかけるだけなのに
いつもうつむいたまま黙って頭を下げるだけ
顔を上げて目を見ようなんて
何億光年も人生やり直さないとできない至難の業
あの人が出勤した時は
そうやっていつもわたしは俯いたまま退勤する
今夜も顔を上げられなかった
信号で立ち止まり頭上の明るい光に気がついた
満月だ
眩しすぎて目を伏せる
今のわたしには月明かりにも情けない

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詩 ユアセルフ

詩 ユアセルフ

あなたと出会う
心に火が灯る

向かい合う
楽しい ありがとう
つながった
触れ合った

違和感 すれ違い
NOと言えなかった
飲み込んだ言葉
思っているのに

傷つけあった
溢れた涙
握りしめた悔しさ
心を覆った暗闇
背を向けた 遠く離れた
思い出した

心の火は消えていない
ありがとう

色や火は いずれ肉体から離れ 空へ昇る
太陽の光 月明かり 星の輝き

暗闇の中 一筋の光
光を辿って あ

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詩 非常停止

詩 非常停止

心で何かを感じている
だけど
言葉が出てこない

おーい
おーーーい

何回も頭の中や心に呼びかけた
SNSやYouTubeを開くように
私の奥深くにある扉に触れて開けてみた

真っ暗
或いは
真っ白

困った
昨日まで、そこにいたのに

どこ行った?

詩 ただいま

詩 ただいま

家に着いたらツクツクボウシが鳴き始めた
夏の終わりのはずだけど
地上はまだまだサウナだよ

ただいま、おかえり、と、
言い合うことが久しく無いせいか
タイミングよく鳴かれると
おかえりと言われたみたいで
ちょっと気恥ずかしい

すぐにどこかへ行くのかな
お願い、どこにも行かないで
一緒にいられる時間は限られてるけど
ぼくたち今日から友達だよ

詩 花火大会

詩 花火大会

騒音の隙間から聞こえる鈍い破裂音

夕飯を作りながら、破裂音に耳を傾ける
今年も無事に始まったようだ

外に出て音の方向を見上げてみた
夜空に浮かぶ雲に花火が反射している

同じ花火を見る人の頭や心の中にあることは、
集う人の数だけあるんだろうな

外から聞こえる破裂音に耳を傾けて
スマホの画面に映る花火を眺める
余計なことまで想像しながら
茹でた枝豆を食べている