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頭に浮かんだ言葉を綴ってます。書くトレーニングです。
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記事一覧

詩 檸檬

詩 檸檬

何もない?
まわりを眺めてみた
わたしを眺めてみた
すでに手の中にあった

なくしたものは
姿を変えて
いずれ戻ってくる

いま手にしてるものを
大切に
楽しく過ごす

詩 循環

詩 循環

あの時
なんとなく選んだ道が
まるで此処にたどり着くと決まっていたかのように

あの時
あきらめた希望が
いま
目の前にあらわれた

あの時
苦しさから逃れたいだけで
もし 誰かを傷つけることをやめなかったら
わたしはいまここに立っていられただろうか

あの時
誰かに託した願いが
何光年 旅をして
此処に帰ってきたのだろうか
光と影の強さに目を奪われて
ずっとそばにいた希望を見ようとしなかったのだ

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詩 砂漠からのお客さま

詩 砂漠からのお客さま

空や いつも遠くに見える山が
霞んで見えます
海を越えて はるか彼方
砂と風によって形を変える景色を想像すると
行ってみたいと思います

しかし どうも
毎年お迎えするたびに
わたしの目や鼻が

むずむず
むずむず

ハッ
ハッ クション !!!

ゴホゴホ
ゴホゴホ
ゴホンゴホン
ゴホンゴホン

お客さま
どこで 何を お連れになられたのです?
少しお時間を頂戴できますか
あちらのお部屋で
お調

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詩 起きようかな

詩 起きようかな

おはよう
朝のひかりで目がさめたのは
ひさしぶりかも

うわぁ
お花がきれい

寒い間、土の中にいた
となりのヤツは
いつの間にか
外に出たみたいだ

声かけてよぉ

そろそろ
土の上に出てみるか

いや、もうちょっと
あたたかくなった
土のふとんで寝ていたい

詩 空を眺めて

詩 空を眺めて

曇り空

雲の上には何がある?

移り変わる景色
受け入れる痛み

抑え切れなくなった雨が
心を満たす

春分

春分

闇と光
光と闇

出たくない 出られない
進まないといけないことはない
そのまま そこにいてもいい

あなたが過ごしたい場所を大切に
光は いつも 隣にいるよ

2/10のつぶやきを春分用にアレンジしました

あっちこっち

あっちこっち

サーバーダウン

ならば こっちのアカウントに行ってみよう
ありゃ ここもあいてない
では こっちはどうだ
むむ ここも入れない
では 離れてるけど そっちに行ってみよう
こんばんは やっと入れた
ああ おひさしぶりです
みなさんもここに来てましたか

あれ?
これ?
2件目のお店探しじゃなかったよね???

綺麗なお雛様
仕舞うのは名残惜しいけど
わたしたちのけがれを
流してくださいな
また来年も会いましょう

ひさしぶり
ミッドガルでこんにちは

モヤモヤやイライラも
後からまなびになるとはいえ
溜めたくないな
嗚呼今日もチョコ美味しい

ハムとチーズをのせて焼いたトーストをかじった瞬間のキュンとくる胸の高鳴りが私の恋だ

全部知らない人がすれ違う瞬間電話の向こうにいる誰かに話す声が耳に入る。今日は良い思い出の一日になった。よくわからないけど、おめでとうございます。

春が来たかと勘違いしそうな陽気から陽が沈むと一転真冬の空気が忘れんなよと冷たいアイスピックのように骨身に刺さる