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#詩歌

一行詩いちごつみ🍓「春の息吹」

一行詩いちごつみ🍓「春の息吹」

「一行詩いちごつみ🍓」をしよう!と呼びかけたところ、8名の方々にご参加頂きました。
前の参加者の詠んだ詩から一語を抜き取って自分の詩に入れて詠む、という連詩あそびです。
皆さまの作品をどうぞご覧ください!





〔1巡目〕

春雨にまぶたとじれば回転木馬(心琴)
花満開のものがたり木々の下(Kusabue)
儚さ覚えたのは花かんむりが枯れた日(ぺんぎん)
枯れてくれない影に跪く(れんと)

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【告知】一行詩いちごつみ🍓であそびませんか?

【告知】一行詩いちごつみ🍓であそびませんか?

第3回「一行詩いちごつみ🍓」を開催します

参加者を募って一行詩を詠み繋いでいく「あそび」です。参加資格はありません。毎回初心者の方のご参加もあり、楽しんで頂けているようです。
参加ご希望の方は本記事のコメント欄にて挙手をお願いします。参加者が集まり次第、開催いたします。

↓趣旨・ルールはコチラ↓

(例)
願わくは花のもとにて春死なむ(西くん)

願ったものはひとつの愛(みっちゃん)

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歌仙〜表六句「秋の声」

歌仙〜表六句「秋の声」

吉田翠さんにお声をかけて頂き「歌仙」というものに挑戦してみました。

本来は36句を詠み繋いでいくなかなか大変な文芸なのですが、今回は冒頭の6句「表六句」のみ。五七五と七七を交互に連ねていきます。

その中にも季節の流れ、詠まなくてはいけない内容、詠んではいけない内容、前句との関係、一句の格調・調べ・完成度、など様々な制約がついて回ります。

正直、始める前は「難しそう〜」以外の気持ちがなかったの

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教科書を捨てて知ること鴎外忌(第7回現代語俳句メール句会参加)

教科書を捨てて知ること鴎外忌(第7回現代語俳句メール句会参加)

7月の俳句です。最近は様々な俳人らの「名句集」を読んで、楽しみながら学んでいます。ただ成果が出るまではもう少し時間がかかりそうです(^▽^;)

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、句会の皆さま、
いつもありがとうございます!

ではまいる

七夕か荒ぶる利根は鳥も見ず◯

茗荷の子もしや奥歯はジャズ奏者◯

舞い降りた鷺が隠れて青田原◯

色落ちのあじさい落とす長雨よ◯

教科書を捨て

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春雷ぞ身にほとばしる志(第4回現代語俳句投句会参加)

春雷ぞ身にほとばしる志(第4回現代語俳句投句会参加)

4月も俳句を詠んでみました。閉塞感の募る毎日ですが、心に景を浮かべるだけで、少しばかり心が軽くなるようです。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回は六句です。気づけば「家の中・家の周りで感じられる春」がテーマになっています。やはり世相に引きずられてしまいますよね。
それでも、あれこれ試行錯誤しているのがバシッと型にハマったときには、言い知れぬ開放感が

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極楽か白衣はためく空うらら〔返句〕

極楽か白衣はためく空うらら〔返句〕

季語:うらら(三春)

白衣(びゃくえ)はお遍路を行く人の白装束です

↓こちらへの返句です↓

白れんの地球をつつむやさしさよ(第3回現代語俳句投句会参加)

白れんの地球をつつむやさしさよ(第3回現代語俳句投句会参加)

3月も俳句を詠んでみました。花の季節ですね。自宅の周りや、通勤路で出くわす花たちに「やぁ、また会ったね」と声をかけたくなります。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回も5句です。「余情」を意識しました。物質として無いもの、それどころかテクストにすら無いものを意識して生み出すのは本当に難しい。でもあれこれ試行錯誤するのも楽しく感じるようになってきました

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