レモネードちゃん

生きてて引っかかったこととかをすごい勢いで掘り下げてみたりするわりに、気が済んだら急に…

レモネードちゃん

生きてて引っかかったこととかをすごい勢いで掘り下げてみたりするわりに、気が済んだら急に匙を投げちゃうタイプ ラップもしてるよん

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最近の記事

そりゃ器用に生きたいけど

人間の好き嫌いが激しい人とそうじゃない人。はっきり物を言う人と溜め込む人。シニカルな笑いを好む人と平和でやさしい空間を好む人。並べてみると対になっているようにも見えるし、状況によっては「あのひとって性格いいよね/悪いよね」と判断するには十分な基準にも感じられる。 でも私はこういう感覚の違い(根拠のない差別・偏見は除いて)は基本的に「個性」の範疇にあり、どちらかがどちらかを牽制したり、軽蔑したり、矯正しようとするのは違くないか?と思うのです。そもそも性格良いとか悪いとかいう棲

    • 変に大人ぶるのはもうやめたズラ

      完全なるビジネスシーンだと流石に頑張ってスイッチ入れるけど、たとえばお店の予約を取るときの電話のやりとり、ジムとか美容院でのコミュニケーション、飲み屋で知らない人と話すとき。数年前までは、大人とはこういう声のトーン、こういう話し方で、当たり障りのない表現でその場をやり過ごすものだ、といういわば強迫観念のようなものが頭にあって(誰に言われたわけでもないのにね)、なんとか自分も大人の仲間入りをしたくて必死にまねっこしている自覚があった。子供のときに見た、職員室内で先生同士が話して

      • 「絶対に二日酔いになりたくないおれVS酒」対戦記録ノ〜ト②

        五月二十七日、朝九時。目覚めた瞬間にハッキリと感じる不快感とそれを遥かに凌駕する自分への失望感で、私はしばらく起き上がることが出来なかった。そんなはずはない、これはきっと夢だ、そう信じ込もうとしたが、胸あたりに感じるソレはあまりに現実味を帯びていて、悲しいかな二日酔いを受け入れざるを得なかった。目を覚ましたはいいものの、気持ち悪くて再び眠りにつくこともできないので、仕方なくベッドのなかで昨日のことを思い出す。中華屋で紹興酒をガブガブ飲んだところまでは順調だった。よいときOne

        • 「絶対に二日酔いになりたくないおれVS酒」対戦記録ノ〜ト①

          2年くらい前まで全知全能の二日酔い防止薬だと信じて疑わなかった「ミラグレーン」の効きを実感しづらくなってから、徐々に二日酔い対策を怠るようになってしまった私。爆飲みに二日酔いは付き物だとたかを括って、飲み会後半には翌日昼の予定を既に諦めるという始末に。そんな中、Amazonタイムセールで押し売りされていた「よいときOne」に出会ったことにより私の酒ライフは一変、革命が起きてしまったのです。あまりの翌日の残らなさに衝撃を受け、その開発背景の記事(アルコール分解酵素そのものをサプ

        そりゃ器用に生きたいけど

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        • 酒にまつわる話
          2本
        • ルッキズム考察
          2本

        記事

          「ひとりが好き」って言ってもいろいろありますわよね

          大人になってからわたしは、「ひとりでいることを心から楽しみ、愛している人」に、ほのかな憧れを抱いてきた、ような気がする。ような気がする、なんてハッキリしない理由は、精神的に自立しきってる感じがかっこいいと思う反面、人間味とか慈愛とか、そういうものとは少し離れたところにあるような感じもして、それはそれでちょっともの寂しさがありませんか、とか思ったりもしちゃうから。自分がこうなりたいとまでは言わないけど、そういう人っていいよねえ〜ぐらいの、他人事レベルの「憧れ」。この絶妙なライン

          「ひとりが好き」って言ってもいろいろありますわよね

          死について考える。

          よりも、やっぱり、生について考えたいなと思うこの頃です。死についてどれだけ考えたって、死ぬまで死について理解することはできないし、そもそも死んだら理解するとかしないとか無いし、死んだ人は生き返らないし、自分もいつか死ぬし。それならいま生きている同士で、愛を、思いを、交換し合うしか仕方がないよなと思う。とは言え、悲しいものは悲しい。だけど悲しみ切ることよりも、悲しいけど、どっかで諦めて、いま生きている大切な人たちに対して、わたしは何を伝えて何を与えていけるのか、そのことについて

          死について考える。

          「自己肯定感」の呪い

          「○日間で自己肯定感を上げる方法」 「私はこれで自己肯定感爆上がりしました」 「自己肯定感が高い人の特徴○選」 ここ数年で、「自己肯定感」という言葉が一人歩きしすぎた感じがする。結果的に、自己肯定とか自己評価とか自己受容とか自己愛とかがこんがらがってよくわかんないまま、「とりあえず自己肯定感上げなくちゃ!」みたいな思考にさせられている人、結構いるんじゃないかなーって思うんです、最近。私、現役大学生の弟がいるんですが、どうやら友達同士で集まったり飲み会に行ったりするとそういう

          「自己肯定感」の呪い

          スナック就労体験記〈後編〉

          前編はここから❗️ でもそれは、必然と言えば必然で。というのも、インターネットで「女性募集」の求人を見つけて応募する、という流れを経て働きはじめるのが今までのセオリー。大々的に募集をかけることって、当たり前だけどお店側からしたらコストのかかることで、大抵のお店は、そこに結構な額を投資してまでも出来るだけ多くの(欲を言えば若くて容姿も良くてお酒も飲める)「女性」を採用したいという意向が、程度は違えどあるのではないかと思うのです。 そうなってくると、やはりお店側がスタッフに求め

          スナック就労体験記〈後編〉

          スナック就労体験記〈前編〉

          私、二十歳を越えたあたりから「スナック」という場所にずっと憧れを抱いてまして。 今思えば、憧れていたのは場所というより、スナックという概念だったのだと思う。常連同士のコミュニティ、懐の深いママ/マスター、渋くて華やかな内装、エコーのかかりすぎたカラオケ。どうやらそこには、バーや居酒屋にはない特別なカルチャーがあるらしい、といつからかどこからかそんなことを聞きつけた私。ネットに転がっている、所謂「スナックカルチャー」にまつわるサイトとか記事はだいたい読み漁ったし、スナックを題

          スナック就労体験記〈前編〉

          ルッキズムの話 その2

          少し前に、「俺は見た目に興味関心がない」という人に出会いまして。その人は、「自分の見た目にも、他人の見た目にも、本当に関心がない」って言うんですよ。正直、そんな人、本当にいるのかなあと半信半疑なところはあったんだけど、例えば同じ色のTシャツとかパンツを何枚も持っててそれだけを着回してるとか、髪の毛は邪魔だからスキンヘッドにしてるとか、女の子の顔面や体型にも本当に興味がない、可愛いかどうかじゃなく頭の良さで好きになる、とか、話を聞いていくうちに、ホントっぽいかもと思うポイントが

          ルッキズムの話 その2

          信じるってなぁに

          私のnote更新を待ち望んでいる女友達から、「信じることについて書いてみてくれ」とLINEが来ました。私もよく考えていることのひとつではありますが、なかなか着地点が見つからなくていつも途中で考えるのをやめてしまう。いい機会をもらったので、やや重い腰をあげて書いてみようと思います。さて、「信じる」って、なんなんでしょうか。 これは今の私の考え。例えば、大切な家族だったり友達が全く突拍子もないこと、極端な話、犯罪とか倫理的によくないこととかをしてしまったとして、それを知ったとき

          信じるってなぁに

          ダイエットと創作活動は似ている(1stソロアルバム『withpulp』をリリースしました)

          洗濯とか皿洗いってやらなきゃ生活に支障が出るから仕方なくやってますけど、別にやらなくても困らないものを続けるってなかなか出来ない。楽しいだけなら続くかもしれないけど、私の場合は集中力というか没入力みたいなものが欠如しているので大体のことにすぐ飽きちゃうし、しんどいことなら当然続かない。ある意味、諦める才能はあるなって思うことはよくありますが。 ダイエットと創作活動。楽しいだけじゃ全然無いし、別にやらなきゃやらないでも特に支障は出ない、のに、この二つは(ストイックとはかけ離れ

          ダイエットと創作活動は似ている(1stソロアルバム『withpulp』をリリースしました)

          ポジティブとかネガティブとか簡単に言いますけどね

          言葉の定義とか概念の話ってだいたい埒が明かないというか、言及しすぎんのも危険なのであまりしたくはないんですけど、最近突っかかってしょうがないから考えてみた、「ポジティブ」と「ネガティブ」という言葉についての考察。 「あの人ネガティブだよね」って言われて、「そうか?」と思ったりすることないですか。私、結構あるんですよ。むしろ「え、あの人ポジティブじゃない?」って思ったり。人によって真逆に感じることってこの世に多くはないはずなのに、この感じ方の違いは一体なんなんだ、どこに認識の

          ポジティブとかネガティブとか簡単に言いますけどね

          好きなタイプ

          好きなタイプは?って聞かれたときにサッと答えたい、という願望がなぜかあって(特に聞かれもしないのに)、たまに考える。ちなみにここでいう好きなタイプとは人間関係全般におけるタイプ、人格のことで恋愛のそれに限りませんということを前置きした上で、私は「テンションが一定」で、「ユーモアを忘れない」人がだいすき。別に明るくても暗くてもどっちでもいいんですけど、抑揚がないというか、起伏が少ないというか、そういう人間に惹かれがち。感情のコントロールが出来ない人はなぜかこっちが気を遣わなきゃ

          ルッキズム脱却への道

          「ルッキズムに囚われている自分、ヤダ!」ということで、なんとかしてルッキズム脱却に向かっていこう、と心に決めたのが4月1日。 一番のきっかけは、苦手だなーと思う男の人に、めちゃくちゃ可愛い彼女がいると知った時に異常に傷ついている自分に気づいて。心理的には、あんなどうしようもないやつに、あんな可愛い彼女がいるなんて許せない!ということなんだと思うんですけど、不思議と、男女逆のパターンにはなんの感情も湧かないんですよね。これってつまり、私がその男の人に対して、ずるい、とかそういう

          ルッキズム脱却への道