小石川れい

書きたいのか書きたくないのか、ただ書けないだけなのか、わからない。から、とりあえず、某…

小石川れい

書きたいのか書きたくないのか、ただ書けないだけなのか、わからない。から、とりあえず、某SNSで書いてる日記を転載することにした。

マガジン

  • あした天気になぁ~れ!

    ただの日記。

最近の記事

240201-240213 たった2週間分の長大な日記の見出しだけ

・ブルース・リゥ/ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団/アンドレイ・ボレイコ  ショパンのピアノ協奏曲第2番  FAZIOLIでした。リゥはショパコンのファイナルで1番を弾き、圧倒的と言っていいパフォーマンスで1位になった。これまで2番で優勝した人は数えるほどしかいない。でも今回の来日で聴いた2番も素晴らしくて、この人はあのとき2番を弾いてもきっと優勝したんだろうと思った。 ・GHの新しいサビ管と夜勤の社員  なんだかなぁ…と思わされる人はどこにでもいる、といういつもの愚

    • 240131 ずぶ濡れ

       バイト先のGH(グループホーム)はオープンから1か月も経っていなくて、各シフトの役割分担はまだあいまいである。世話人の固定シフトも超流動的だ。朝、TARO先生(オーナーであるドクター)からLINE電話が入って、「あした日勤どうですか?」なんてことが起こる。掃除と洗濯ぐらいしかできないわたしにまで電話がかかってくるほどだから相当困っている。そしてわたしはそういう急な出動要請にはたいてい応じられない。世話人職で契約のある人全員に電話をかけて全員無理だと施設長が入ることになる。結

      • 240124 1月の次は2月

         ドラえもんとカピバラさんでしのぐつもりで向かったGH夕勤。なんと今回は一度もカピバラさんを描くチャンスを与えられず、新たな禅問答に頭をフル回転させられたのであった。 「もうすぐにがつ?」「そうだよ、もうすぐにがつ」 「あしたはにがつ?」「あしたはまだにがつじゃないよ」 「あしたはにがつ?」「あしたはまだいちがつだよ」 「あしたはいちがつ?」「そうだよ、あしたはいちがつだよ」 「あしたはいちがつ?」「そうだよ、あしたはいちがつだよ」 「やだ!」 と、ここで突然、大きな声が

        • 240121-240123 ドラえもんのかのじょ

           GH(グループホーム)のバイトが始まっていろいろ新しいことを経験していて面白いこともいっぱいあるんだけど、ここに書いてる暇がないぜ。残念だ。 「ドラえもんはなにいろ?」「あお」 「ドラミちゃんはなにいろ?」「きいろ」 「ドラえもんのはなはなにいろ?」「あか」 「どらやきはなにいろ?」「ちゃいろ」  「つぎ、なに?」って落ち着かなくなってきたら、これを質問する人と答える人を入れ替えたりしながら3回ぐらい繰り返す。ときどき変化球を投げられて焦る。 「ドラえもんのかのじょは

        240201-240213 たった2週間分の長大な日記の見出しだけ

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        • あした天気になぁ~れ!
          54本

        記事

          240117  Chandelier

           ダミアン・ライスの抽選先行に申し込み、食卓でも話題はダミアン・ライス。Echo ShowもSpotifyで「This is Damien Rice」。わりと最初のほうでChandelierがかかった。  母はこの曲が好きなのであると言ったら、3号が「元歌もいいんだよ、これ」と言うから、夕食後に探して聴いてみた。カバー曲だということは知っていながら、今まで元歌を聴こうとしていなかった不覚。  ああ、これか……これだったのか。  そう思って聴くと、ただの歌には聞こえない。

          240117  Chandelier

          240116 おかわり

           初めての入浴介助を無事果たすべく、着替えて臨むのか、脱いで臨むのか、わたしは前夜から悩みに悩んだ。天気予報によれば、めっちゃ寒いというのも悩みの深さに輪をかけた。  ただでさえ動作がとろい上に、段取りよくやらなければ利用者さんたちに迷惑をかけてしまう。のだから着替えて臨むのではなく脱いで臨むことにした。  ここまでは良い。問題は何を着ておけば下に何が着られるのか、である。   最初考えたのがスモックの下にロンT+ウールの厚手のスパッツという組み合わせだったのだが、それだと脱

          240116 おかわり

          240115 着替えるのか脱ぐのか

           20日締め切りの原稿依頼を夕方まで忘れていた。もしかすると少し無理をきいてくれるかもしれない人の存在を思い出し、急いでメールを書いた。何年ぶりかわからないぐらいずいぶん久しぶりのコンタクト。で、いきなりの原稿依頼。ひどいなぁ、ほんと恐縮。  速攻で電話がかかってきた。すごくいいネタを提供してくれた。けど、さまざまな事情を勘案し、またそのうち、あるいはいつか、っていう結論が早々に出て、そのあと20分以上、互いの近況報告をしながら大いに笑う。原稿は書いてもらえなくても、臆せず連

          240115 着替えるのか脱ぐのか

          240109-240114 がんばりましょう。

           先週、わたしは二人の男性から「がんばりましょう。」と言われたのである。一人は歯医者、一人は今月から始めたバイト先のグループホームのオーナーで精神科医である。  そうか、がんばらなければならないのか。そうだよな、がんばらなければならないよな……。  そんなことを思いながら武蔵野線に乗ったら、2つめの駅から乗ってきた若い女の子が隣に座るなり、パカっとMacbook Proを開けてなにやら入力を始めた。とても大きな文字だったのでチラッと目をやるだけで読めてしまった。 「岩本くん

          240109-240114 がんばりましょう。

          240108 トマトに追われる

           今回使い始めたポモドーロタイマーはこれ↓  https://pomodoro-tracker.com/  最初、iPhoneにTIDEっていう瞑想アプリを入れてそこにポモドーロタイマーが入ってるのでそれを使ってたんだけども、バッテリー消費が激しく、きっとブラウザで使えるのがあるはずと思って探して見つけた。タスクを入力すると自動で終了時刻を表示してくれて面倒な計算を自分でしなくていい。気に入りました。「forest」っていう音を流してる。鳥が啼いてる。  リクエストした平

          240108 トマトに追われる

          240107 声を聴く

           立岩さんつながりで昨年出会った友人2人と少し長い電話。立岩さんを喪った衝撃は皆すさまじく、いまだそれぞれにもがいている。声を聴いて、自分だけではないことを確かめ、こうした出会いがあったことに感謝する。  どうにもならんので、ポモドーロタイマーを数年ぶりに導入し、「長い休憩」の間にFB更新。タバコ吸いに行っちゃったから削られてしまってもう終わり。じゃあね。

          240107 声を聴く

          240106 底

           もろもろ進捗はかばかしくなく。Twitterのタイムラインは地震と松本人志と特捜で埋まっている。逃げるように、夜、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを観る。まったく心躍らず。  終日眠気は晴れず、ベッドで『犬橇事始』を開いたものの角幡唯介の自意識の強さにあてられ、ぐったり疲れて寝る。  こんな日もあるさ、と言う「こんな日」が続くとなかなか滅入る。脱け出すには手を動かすしかないと知っていながら、この手を動かし続けることができない。

          240105 魔の刻

          「オットウザイ週間」2週目突入。  と書き出した後、ぐちゃぐちゃ2000字ぐらい書いたのを全部消した。見出しの「魔の刻」とは午前10時30分ごろを指す。なぜその時刻が魔の刻なのかを延々と2000字も書いてしまったわけだ。    あとはメモ。  「100分de名著」の宗教論を観て、『予言がはずれるとき』と『深い河』と『沈黙』をevernoteにつくっている読みたい本リストに追加。遠藤周作は週刊文春か何かに連載していたエッセイと『海と毒薬』しか読んだことがない。加賀乙彦とセット

          240105 魔の刻

          240104 デレンコ・デレンコ

           行ったことのないところへバスで行き、初めての人たち10人で話した。お仲間の一人が帰りに鉄道の駅まで軽自動車で送ってくれて、そのあと3つ4つ先の駅まで行き、ぐるっと歩いてまた電車に乗って帰途についた。  もうその頃には日が暮れて、だんだん寒くなってきていて手袋を持たずに出たことをわたしは悔やんだ。家のドアを開けたらメガネがぼわっと曇り、何も見えず。  食卓に寄せ鍋。  「よくできたダンナ」と他人は言う。そんなものは、よく知らない人の一般的な解に過ぎない。わたしは鍋がそれほ

          240104 デレンコ・デレンコ

          240103 軟禁ホテル

           ウチら家族は、夫の父の母「おばあちゃん」がまだ存命だったころ、これから義母だけで介護するのは大変だろうからと、理由はそれだけでもなかったんだが、都内からこっちに引っ越してきた。そのおばあちゃんを93歳で看取り、また都内に戻りたいと思い始めたときには子どもらの転校がままならない状況が続いてそのまま住んで、当初2年ぐらいの予定が今や20年以上ここにいる。毎年年始に、作ったおせちのお重を持っておばあちゃんにお線香を上げに行くのが恒例になっていた。  いま、夫の父92歳、夫の母8

          240103 軟禁ホテル

          231129 『裁かれた命』

           成年後見制度の法改正に反対するさまざまなグループが集まって開いた院内集会をYouTubeで昼間2時間視聴。アタマにも入ってこないし心にもこないまま終了。そのあと鍵山優真くんのショートプログラムをNHK+で視聴。音楽がイマジン・ドラゴンズのBelieverだったので。それからOTTAVAの先週の林田さんを聴いた。最後のほうで二期会のオペラの話から三島の原作『午後の曳航』について熱く語っているのを聞いて、再読したくなった。  図書館で予約していた角幡さんの新刊『犬橇事始』の順

          231129 『裁かれた命』

          231127 移り、変わり

           たいしたことはしていないのにとても疲れる日があったり、いくつもメールを書いてなんか仕事をしたような気になって疲れてしまったり、どこかでいいものに触れて気持ちが高揚すれば後でどっと疲れてしまったり。どう過ごしても何をしても、ただ疲れるばかり。ぜぃぜぃと、まさに青息吐息で生きていて、こんな自分は身体のどこかが壊れているのではないかと思うほどなのだが、じゃ、健診か人間ドックか行くのかといったら、そんな建設的な行動を起こすような元気もない。行くと何か見つかるんじゃないかとうっすら不

          231127 移り、変わり