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ゲーミフィケーションを取り入れよう

ゲーミフィケーションとは

ゲーミフィケーション(Gamification)とは、ゲームの要素をゲーム以外の物事に応用する取り組みです。

勉強をするというと、やる気が起きないかもしれませんが、
クイズゲームをするいうことなら面白いと感じるのではないかと思います。

つまり、面白くないと思う作業でも、ゲーミフィケーションを取り入れることによって楽しく実施することができます。

ゲーミフィケーションの5つの要素

ゲーミフィケーションを取り入れるには、5つの要素を検討する必要があります。

1.目的
ゲームに参加する目的が重要です。参加する目的と、期待する行動を検討します。

2.クエスト(課題)
目的にたどり着くために、クエスト(課題)をクリアしていく必要があります。簡単なものから、時間がかかるもの、難易度の高いもの、低いもの様々なクエストを検討します。

3.報酬
クエストをクリアすると報酬がもらえるように検討する必要があります。客観的な基準を設定したり、クエストに対して報酬をつけることで、取り組む意欲がわきます。

4.可視化
クエストの達成状況を可視化することも、取り組むモチベーションになります。リアルタイムで状況を把握したり、ランキング形式で表示することで、競争意識が生まれるようになります。

5.交流
ゲームに参加した人通し、「交流」ができるように検討する必要があります。同じ目的に向かっている仲間がいることで、互いに成長したり、競争相手と切磋琢磨できます。また仲間意識も、モチベーションの向上につながります。

目的をもって集まった参加者が、クエストをクリアし報酬を受け取りながら、競争したり、仲間になったりして、楽しみながら成長していくことが重要です。

4つのユーザー分類

ゲーミフィケーションを取り入れるために、ゲームの中には4つのユーザーの分類があることを理解する必要があります。ポイントは、ゲームへの関心とプライヤーへの関心、単独行動か、集団行動で別れます。

1.アチーバー(ゲームへの関心、単独行動)
ゲームそのものと、レベルを上げたり、アイテムを獲得することに関心があります。

2.エクスプローラ(ゲームへの関心、集団行動)
ゲームへの関心に加えて、隠しアイテム、隠れキャラなどの探索に関心があります。

3.キラー(プレイヤーへの関心、単独行動)
ゲームの中で、他のプレイヤーよりも優れていることに満足感を得るタイプです。

4.ソーシャライザー(プレイヤーへの関心、集団行動)
他のプレイヤーとの交流や、頼られること
に満足するタイプです。

ゲーミフィケーション4つユーザ分類

ゲーミフィケーションを取り入れよう

ゲーミフィケーションについて説明しました。

ゲームの要素を取り入れることで、日常生活や仕事など、面白くないと感じるものも、楽しめるようになります。

例えば、ちょっとした仕事をすると、「ありがとう」という感謝ポイントとして可視化する仕組みが導入されている企業は多いのではないでしょうか?

つまらないと思う仕事もでも、ゲーミフィケーションを取り入れることで、「ありがとう」送りまくる人や、集めるのがうまい人、月々10件「ありがとう」を送る人が現われて、賞賛され、楽しめるのが現代の職場です。

同じ目的をもって集まった人が、クエストをクリアし報酬を受け取り、様々なプレイヤーと交流し、成長することが、楽しめるポイントです。
普段、つまらないと感じる作業も、ゲーミフィケーションを取り入れて楽しくしてみましょう!!

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