やりたいことが制限されている今が辛い。
僕は一般的な大学2年生だ。キャンパスライフ2年目を楽しもうとしていたが、コロナウイルスによりそれは困難を極めた。大切な時間がだらだら、じりじりと溶けていく様子を目の当たりにして、絶望と共にふと思ったことがある。世界には、自分のやりたいことが出来ずにこの「時間が溶ける感覚」を常に味わっている人が存在するという事だ。
例えば、科学者になってノーベル賞を取りたいという夢を掲げた人が戦場地で生まれ育ち、兵士として若い時を過ごしているとする。人類の寿命はだいだい同じなのにもかかわらず