自然の思い出

他人にとっては何でもないような花や草、生き物でも、その人にとってはとても大切な思い出の…

自然の思い出

他人にとっては何でもないような花や草、生き物でも、その人にとってはとても大切な思い出の一部… そんな「人と自然の思い出」について、書いていけたらと思ってnoteを始めました。 毎週金曜更新予定です。

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顕微鏡の世界

やっと夏休みが終わりましたね。心から嬉しいです。 コロナの影響もあり全然外へ行けない日々が続いた上半期でしたが、私の住んでいるところではやっとこさ落ちついてきてマスクをする、消毒をする以外は日常が戻ってきつつあります。 この出来事も数年たてば思い出になるのかな。 話は変わりますが、私は給付金で顕微鏡を買ったんです。 私が虫で一番好きなのはテントウムシなんですが、テントウムシってめっちゃ小さい種類が多くて…皆さんがよく目にするテントウムシって実はテントウムシ界(?)では

    • 好きなものは自由で良いのだ

      私は虫というか自然が全般好きだ。けどもちろん嫌いな虫もいるし苦手な動物だっているし好きになれない野菜だってある。 でもそれを好きな人ももちろんいるわけで、なるべくそういう人たちに対して批判的にならないようにしたいな、とは思っている。 中学生の時、下校中に生えていたムラサキシキブの実をつんで集めていたら同級生に「いつまでそんなことしてるの?」と言われた。 息も絶え絶えな夏の終わりのセミを、道路の端の木にとまらせたら「そんなことしなくてもいいのに、キモイじゃんセミ」と言われ

      • 一日が30時間あっても多分あと数時間欲しいとか言ってるだろうね

        みなさまお久しぶりです。どうにもこの頃忙しすぎて更新ができていませんでした。 子どもが夏休みで一日中家にいて、一日が終わるころにはこちらもぐったり…という日々です。 今ものすごく自分の人生に悩んでいて、やりたいことは沢山あるけどなにをどうしていいのかとか、その前に全然時間もないし、どうしたもんだかな~と思っています。 子どもが幼稚園から朝顔を持って帰ってきました。朝顔って小学校でも育てたりする身近な植物ですよね。そんな身近なものからでも新しい発見が沢山あったりして、子ど

        • 梅雨はいつあける?

          いやもう金曜更新って何だったの?ってくらいさぼってますやん。 …すいません!!ちょっと色々ありまして…というのはほとんど嘘で、実は最近顕微鏡を買ったんですよ。 それで虫ばっかり見ていたのですっかりnoteの存在を忘れていたわけです。 私が大好きなのはテントウムシ。テントウムシっていうとみんなナナホシテントウとか、ナミテントウとか、そんな感じですよね。 うちの子どももテントウムシ大好き。でも実はこのテントウムシってテントウムシの中では結構大きくて、2ミリとかの大きさのテ

        顕微鏡の世界

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          雨がすごい

          今年は雨がすごいですね。災害地域の一刻も早い復興をねがっております。 私はというと曇りの合間をぬって30分とかだけ虫取りに出かけたり、あんまりにも雨がすごいときはしかたがないので家の掃除をしたりしています。 私は少し前まで大阪に3年ほど住んでいました。 私の住んでいた所は繁華街が近かったこともあって、どんなときも大体少しくさい臭いがしていました。 ただ大きな雨が降った次の日だけは、そういうものもすべてきれいに流されてとても空気がきれいで、いつも以上に外が明るく見えまし

          テントウムシにアブラムシを食べてもらう

          小学校のとき、仲良しだった子とクラスが離れてしまった。 私はクラスが違ってもその子が一番の友達なんだと思っていて、いつもその子のクラスの帰りの会が終わって出てくるのを外の植え込みの石に座って待っていた。 ある日いつもみたいにその子を待っていたら、その子は別の子とおしゃべりをしながら歩いてきた。私は立ち上がってその子に手を振ったが、その子はチラリとこちらを見た後すぐに一緒に歩いてきた子のほうを向き、私の前を素通りして帰っていった。 一番の友達って、そんなに簡単に終わったり

          テントウムシにアブラムシを食べてもらう

          距離感

          小さいころ平気だったダンゴムシ。触れなくなったのはいつからだろう。 あの頃追い掛け回していたトンボやセミが、怖いと思うようになったのは…いつだっけ? 虫が苦手な人たちは、それを考えたこと、ありますか? こんなことを言うと驚かれるか、呆れられるかわからないんだけれど、実は私は虫があんまり触れないんです。平気だといえるのはテントウムシ、タマムシ、蝶くらいかな…。 今日見かけたアカホシテントウ 苦手な虫は沢山いて、Gは名前も出せない、家で出現したら大変なことだし、蛾も同じ

          新しい何かを始めるとき

          毎年家の外の花壇でテントウムシを見かけた。私は特になんの疑問も抱かずそれは「ナミテントウ」なのだと思っていた。 ナミテントウは模様がものすごくたくさんあって、200を超えるらしい。というから、その200のうちの一つだろうと思っていた。 私は虫の中でテントウムシが一番好きで、文一総合出版から「テントウムシハンドブック」が発売された時もすぐに買いに行った。テントウムシはかわいいなあ、なんて思いながら本棚に大切にしまっていた。 ある日ネットで「テントウムシの調べ方」という本が

          新しい何かを始めるとき

          植物と虫のこと

          ヘッダーはヒメカメノコテントウと多分ヒメムカシヨモギ。ヒメカメノコテントウを初めてみたときはとても嬉しかったな~。ちっさくてかわいいのよ 植物のことを調べていると、必ず虫という存在が無視できなくなる…なーんて 虫は食草が決まっているもの、肉食でもその食べる餌となる虫が食べている植物に集まったりするものが多いので、植物と昆虫とのつながりを知ることはとても重要になってきます。 有名なのは蝶ですよね。柑橘系にアゲハ、アブラナ科にモンシロチョウ、スミレ科にツマグロヒョウモン…

          植物と虫のこと

          憧れのラミーカミキリ

          去年の夏に家族で少し遠出をして、市営の森林公園へ行った。その日はとても暑くて汗をかきながら公園内を散歩していたのだが、ふと夫が明るい声で「この虫見てよ」と木の上を指さした。 青と黒と白のきれいな色合いの虫を見て、ラミーカミキリなのだと教えてくれた。私は虫の見た目のことはすっかり忘れてしまったが、夫が嬉しそうだったのだけはぼんやり覚えていた。 コロナの影響で子供の幼稚園が休園になっていたのだが、徐々に解除されることになり、バスなしの送り迎えで幼稚園が再開した。 私はコロ

          憧れのラミーカミキリ

          5.23-24 散歩

          ヘッダーはたまたま食事中だったミノムシ。 毎日のように子供と公園に遊びに行くのですが、子供以上に親が公園を楽しんでいます 子供と過ごす時間が増えて目線が低くなり、以前よりも花や虫を見つけられるようになった気がします。 しかしながら気になるものをバンバン写真に撮っているのに、体力が持たず写真を整理してnoteに投稿する前に力尽きて寝てしまう毎日…(笑) 書きたいことは沢山あるのにな~。一日があと3時間位長ければ…うーん、でも寝てるかもしれない。 キクノハアオイ薄いオレ

          散歩 5.22 岐阜

          岐阜での散歩道で気になった植物や生き物たち。撮影者が私の母のため、なかなかな出来栄えの写真が送られてきます。 ヘッダーは猛威を振るっているオオキンケイギク。 スズメガの卵ヤブガラシの葉にくっついているのでコスズメかセスジスズメか…(ブドウスズメの卵は透明のようなので除外してます)ヤブガラシはスズメガに人気の草ですね。ブドウの仲間の草ってあんまりないから…。 コスズメとセスジスズメは成虫も良く似ていてどちらも戦闘機のような見た目でとてもかっこいい! 幼虫はお尻にトゲみた

          散歩 5.22 岐阜

          公園の裏のイトトンボ

          私は小学校のころ外で遊ぶのが大好きだった。暑い日も寒い日も外にいて、探検ごっこと言って側溝の中を同級生のみんなと歩いたり、勝手に私有地に入って秘密基地を作り所有者に怒られたり、おさるごっこと言ってやたらと木の実を集めてウキウキ言ったり、そんなことばかりしていた。 私がよく遊びに行く公園に、土管の公園というところがあった。その公園は大きな土管が横向きに置いてあって、みんなで集まって土管の中でおやつを食べたり大声を出したり、時には上にのぼってみたり、ただの土管の割にはみんなから

          公園の裏のイトトンボ

          隣のおばあさんとヤグルマソウ

          私の家の隣には、一人で暮らしているおばあさんがいた。当時小学生だった私はそのおばあさんのことが大好きで、よく宿題をやりにいったり、理由もなく遊びに行っておばあさんと昼寝をしたりしていた。おばあさんはおばあさんだったので足が悪く、毎日の日課だった散歩も気づけばしなくなっていて、いつも家にいた。 家の近くにある土手は毎年色とりどりのヤグルマソウが咲いていて、私はその花が大好きだった。飼っている犬の散歩をするときはいつもその土手を歩くのだけれど、満開の時期はとてもきれいだった。私

          隣のおばあさんとヤグルマソウ

          自然の思い出 について

          皆さんはじめまして。自然の思い出 と申します。 私は小さな時から自然がとても好きで、とりわけ植物が大好きでした。春にタンポポが咲いていれば嬉しい気分になるし、家の近所が外来種の草ばかりになればそれを憂いていました。知らない虫を見つけては写真を撮り、家で調べ、生態に驚いたりしていました。 話は少し飛びますが、私は大学在学中に(約10年前です)原因不明の病気になりました。当時のことは今でも記憶に残っているほどつらい日々だったのですが、ずっと原因はわからず、医師によっては仮病だ

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