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自然の思い出 について

皆さんはじめまして。自然の思い出 と申します。

私は小さな時から自然がとても好きで、とりわけ植物が大好きでした。春にタンポポが咲いていれば嬉しい気分になるし、家の近所が外来種の草ばかりになればそれを憂いていました。知らない虫を見つけては写真を撮り、家で調べ、生態に驚いたりしていました。


話は少し飛びますが、私は大学在学中に(約10年前です)原因不明の病気になりました。当時のことは今でも記憶に残っているほどつらい日々だったのですが、ずっと原因はわからず、医師によっては仮病だと私を罵りました。そんな私に去年やっと診断がつき、毎月出ていた40度近い熱もほぼでなくなりました。

私は農学部に入る位自然が好きで、それを病気によってダメにされてしまったという思いが心にあって、いつか元気になったら自然についての仕事や活動をしたいと思ってきました。今自分がやっとその状況に立つことができ、色々と何が自分にできるのだろうかと考えたときに、もともと志していた研究者という夢はなかなか難しい。子供も二人うまれ、私の内面も大きく変化しました。

ある日子供と外を散歩していた時に、道に咲く草花を見ながら実家のことを思い出しました。

その時自分の頭の中で、自然が好きということと、自然にものすごく詳しいということはイコールではないんだ!と妙に頭がすっきりしました。私は自然が大好きなんだけれど、専門家の方々みたいに何かに突出して詳しい分野があるわけでもない。でも確かに自然が好きなんです。自然という大きなくくりで、それそのものが私にとってとても大切なものなのだと気づきました。

そしてこのnoteを作るきっかけになった、「自然との思い出」のことを、自分のことだったり身近な人だったり、もしかしたらもっと知らない人のそういう記憶の中に残っているものを文にしたらとても面白いんじゃないかなと思ったのです。

私にとってはなんでもないような花が、もしかしたらすれ違ったあの人にとってはとても特別な思い出を持つものかもしれない…。

そんな記憶の日のことを書いていけたら、と思っています。


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